さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は5度から12度、湿度は80%から60%、風は2mから9mの西の風が一時は強かった。明日の17日は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、気圧の谷が通過する昼前は雨が降る見込みらしい。
113/63/59 36.4c-93% 61.4Kg 1012hPa,12c,546% 体調は安定しているし、おなかの張りもなくどこにも痛みはない。
午前中は銀行に行ったり郵便局に行ったり、ビールを買いに行ったりとしていた。
で、昼からはまた、集落内散歩をやってみた。今回は約4Kmの60分コース。少しずつ歩く練習と少しずつの運動と。午前中は西風がきつくて歩く元気はなかったのだ。
さて、昨年の今日は、ペースメーカーの植え込み手術の行われた日。ペーシングシステムはペースメーカと、リード(導線)で構成されている。本体には、電池と電気回路が内蔵され、その上部にはリードをつなぐための部分がある。重さは20gほど。リードは、先端部分に電極があり、その部分が心臓の筋肉に接して、電気刺激を伝える。ペースメーカ本体とリードは、手術により体内に完全に植込まれる。
最もよく用いられるのは、鎖骨の下を通る静脈にリードを挿入して、心臓の中に到達させる方法である。ペースメーカ本体は胸部(鎖骨より下の皮下)にポケットを作って植込まれる。手術にかかる時間は1~2時間ぐらいで、局所麻酔が使用される。だから痛みはないが、心臓をつつかれる感覚は気持ちいいものではない。
すでにご案内したように、入院中に二回も心臓停止が起こったことから、正常な興奮信号がつくられなくなる「洞不全症候群」と、その伝導が悪くなる「伝導障害」が主な適応になる。いずれも脈拍数の上昇が不十分となるので、労作時の息切れ、全身倦怠感などが生じる。私の場合は、心拍数が59以下になると、これが起動する。徐脈が長時間続くと心不全の症状(足がはれる、肺に水がたまるなど)が出現する。今もこれが続いている。もし、心臓が5秒以上止まると、失神することもあるが、夜中など睡眠中にしか徐脈が発生しない患者では、症状にまったく気づかない場合もあるという。一回目がそうだった。
植え込みが終わると、左手を動かさないようにと腕をしばられている。腕を動かすと位置がずれるとか移動するからだと聞いた。
その日の食事は串刺しで、右腕だけで食べられるようになっていた。
ということで、常にこの「手帳」を持ち歩かなければならないと厳命されている。ここには、私のペースメーカーの設定値や細かな情報が記載されていて、これがないと、蘇生できないことがあるという。心臓以外の疾患や不慮の事故、または旅行などで普段フォローアップしている医療施設ではない施設にかかる際に、事前にこの手帳を見せると検査や治療がスムーズになり、とても役立つ。また、空港の入り口などに設置されている金属探知器でのセキュリティチェックを受ける際は、係員に提示していただきペースメーカを植込んでいることを伝えること。万一、意識がなくなるような病気や外傷、意思を伝達できない状態になったことを考えて、常にペースメーカ手帳を携行するようにも言われている。
でもまぁ、どうにか一年が過ぎた。電子レンジやパソコンの前でも誤動作が起きたことはない。スマホやタブレットにはなるべく触れないようにしているし、電磁波の出る盗難防止装置(図書館やスーパーなどにある装置)も短時間で通り過ぎるようにしている。ま、今のところ、日常生活において問題も痛みも無い。
今日の掲示板はこれ。「人の世話にならず 自分の力だけでやれた事が一つでもあるか」というもの。これは「荒了寛」という禅僧のことばで、カレンダーになっているもの。これも、そのまんまでいただくほうがいいというもの。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。