さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は10.5度から19.1度、湿度は84%から40%、風は1mから3mの東北東の風が気持ちよかった。明日の21日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
128/86/59 36.4c-98% 62.2Kg 1016hPa,18c,62% 体調に変化はない。
統一地方選挙の投票所の関係で、いつもの前山公民館ではなく、さぬき市寒川町にある「春日温泉」大広間で、観光ガイド「おへんろつかさの会」年度総会が行われるというのでやってきた。
私はもっぱら駐車場係である。こういう案内も渡邊会長手作りで、自分で貼り付けるのだから手作り感いっぱい。
こういう大広間での総会らしい。私は役員ではないので運営とか設営とかにはノータッチ。トイレを借りるためにここを下見した。
定刻になったので総会の頭取り。今日は選挙期間中のためか、場所が変更になったためか、60名程度の参加者だった。
昨日、恵比寿さん役をやっていた長尾町の長尾さんが寒川町でも司会進行役だった。この方、お坊さんでもないのにいつも作務衣姿である。
定刻の9時半から総会は始まり、渡邊会長の挨拶で今年度の活動概要などが述べられた。
続いて、大山・さぬき市長から、おへんろつかさの会ができたきっかけとか、その意味などを話されていた。ま、まちおこしの一環で、さぬき市観光発展のための云々・・・みたいなお話だった。
あと、商工観光課の三宅課長からの祝辞などがあり、永年、当会の顧問を勤められた藤井洋一先生が特別表彰されて、議事進行となった。ま、いずれも同じの昨年度の活動報告と収支決算書、今年度の活動予定と予算書の審議など。
総会後には、特別講演会ということで、香川県文化振興課副主幹の松岡明子先生による、「志度寺縁起絵について」というお話だった。
志度寺(さぬき市)の本尊十一面観音の由来や当寺建立・再興のいきさつなどを描いた志度寺縁起絵(志度寺蔵)は、貴重な中世の縁起絵として知られ、重要文化財に指定されている(指定名称は「絹本著色志度寺縁起」明治34年3月27日指定)。この絵図六幅を、県立ミュージアムの展覧会ではその修理完成を記念して、志度寺縁起絵を付属文書などの関連資料とともに特別公開する。志度寺縁起絵6幅すべてを鑑賞できる絶好の機会であり、修理過程で判明した新知見なども紹介するそうだ。
それに併せて、志度寺では、能「海人」の一部が装束付き舞囃子(まいばやし)で特別上演される。日時は5月3日(金曜日・祝日)14:00開演、17:30開演、5月4日(土曜日・祝日)14:00開演。場所は志度寺書院で、無染庭奥に舞台を特設する。公演は3回公演で(各回80名)。入場料1,000円(前売りチケット制)。お問い合わせ先:さぬき市教育委員会 生涯学習課(TEL 0879-42-3107)
今日の掲示板はこれ。「金ためて何をするぞと思いしに 煩悩ふやすことばかり」というもの。どこのどなたの言葉かはわからないが、お金を貯めたことのない私には、お金を貯めれば煩悩が増えるのかどうか分からないが、お金がなくても煩悩は増えて増えて困るのだけれど。蓮如上人の時代、大阪の堺に日向屋という商人がいたという。日向屋は強欲のあまり財産を守ることに終始し、とうとう蔵で孤独死したという。彼の死の報に接した蓮如上人は、「堺の日向屋は、三十万貫持ちたれども、死にたるが仏にはなり候うまじ」と言われたという。人生の目標が経済すべてであるとするならば、これほど人として生まれたことを無駄にしていることはない。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。