さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は14度から26.7度、湿度は96%から36%、風は0mから1mの東の風が少しばかり。明日の12日は引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みなのだとか。
129/86/60 36.4c-98% 62.2Kg 1000hPa,25c,38% 体調に変化はないがおなかが張る感じが残る。水分摂取量が多くなっているのかも知れない。こればかりは計りようがない。
少しばかり腹ごなしにでもと、「へんろ資料展示室」へお邪魔してきた。今日も何人かの歩き遍路の方が休憩されていたし、一般の見学者も数名ほどお見かけをした。
ご婦人何人かには、「捨て往来手形」なんぞのお話をしてさしあげた。
これは、おへんろには関係ないと思うが、「一枚起請文」である。浄土宗のお勤めの後で唱和される御文章みたいなものである。
浄土宗の安心起行この一紙に至極せり、源空が所存、このほかに全く別儀を存ぜず、滅後の邪義をふせがんために所存をしるし畢んぬ。神戸の義父がよくお唱えしていたなぁと眺めていた。
これは「真言八祖」というもの。空海さん(右下)が八代目ということである。五祖まではインドのお坊さんだから、袈裟に模様があって左手でお袈裟がほどけないように握っている。四祖の不空三蔵は中国の人だからお袈裟が違う。暑いインドでは薄い七条袈裟だが、中国では寒くてそれだけではたまらない。
これは日本鳥瞰中国四国大図絵である。「大阪毎日新聞大正十六年元旦付録」とあり、吉田初三郎の「日本鳥瞰 中国四国大図絵」である。下には大正十六年一月一日とはっきり書かれているが、この日付が使われることはなく、幻の年号になった。大正天皇崩御のため、大正は15年12月25日で終わり、26日から31日までの6日しか昭和元年はなかった。だから、この年の元旦は昭和二年一月一日になってしまった。大図絵とあるように、高さ273㎜、幅1067㎜の大きさがあって、中国四国を中心に東は京都、奈良まで、西は長崎、大分までが描かれているが、その先にはなんと北海道、樺太までと台湾、朝鮮までが描かれている。
あと、このあたりに伝わる民話なんぞの取材とか・・・、
こういう写真をプリンターで出力し。それをスキャナーで読み込んだりもする。
道標についての取材をやっておいた。これらをガイドブックに反映させるためである。
若い頃には食べたくないものだったが、最近は冷たい物ばかりが欲しくなる。それでまた、水分過多になっておなかが張るのである。ま、トイレに行ければ、なんとかなるものである。
今日の掲示板はこれ。「病気を治すのがお念仏の御利益ではない どんな病気をもむだにしない心がお念仏の御利益である」という太田祖電のことばから。お念仏とは「おまじない」や「呪文」ではない。お念仏を称えても病気を治したりお金持ちになったりはしない。どんな病気になっても、生かされているこの私の生き方を、無駄にしないことこそがお念仏のありがたいこころなのである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。