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Channel: まほろば自然博物館
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乗り越える 壁がないのか 赤トンボ

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 さぬき市地方は湿った空気の影響で概ね曇り、夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。気温は27度から31.6度、湿度は88%から78%、風は2mから5mの東南東の風が少しばかり。明日の8日は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、午後は大気の状態が不安定となるため雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 116/78/59 36.4c-96% 64.8Kg 1009hPa,24c,82% 少しばかり身体が重たいが重症ではない。

 

 朝の間の涼しいうちにと、香川県立図書館にやってきた。ここもずいぶんと久しぶりのような気がする。ここのクマゼミは元気に「シャカシャカ・・・」と啼いている。

 

 ここにつくと、まずはトイレに駆け込む。ここまでは約40分だから、30分ごとのトイレでは厳しいものがあった。

 

 とりあえず、これを借りた。前にも借りたはずなのだが複製もコピーもない。これは、明治の20年代に華岡大仙という興正派篤学のお坊さんが書いたものを版木にして印刷を重ねたが、その版木を子供の土居さんという方に保管をされていたものを、故安本一正師らが発見して謄写し、それを写真製版したものである。

 

 こういうものであるが、後半には活字の現代語訳や安本師の解読なんぞが付録として付いている。

 

 これが、初期の「庄松ありのまま記」である。つまり、庄松同行が命じ四年に亡くなり、その十三回忌に発行されたものらしいが、最初は活版印刷だったが、あっという間に在庫がなくなり、この本が発行されたらしい。この版のものは幾つか見かける事が出来る。

 

 こういう形式の版であった。

 

 表紙裏には、このような写真が付いているところが昭和の44年版らしい。

 

 おお、懐かしい先生である。この人のお説教を聞いて育ったみたいものである。

 

 そうこうしていると、観光ガイドの事務局から、「さぬき市の広報の原稿がまだ届いていません」とのショートメールが入った。そういう原稿の依頼は届いていないので、「会長に送信したので確認願う」と返事をしながら、昨年の原稿を探すが、どこにもない。

 

 なにせ、PCが八台もあって、HDDやらメモリースティックやらが乱雑な事務所だから、焦れば焦るほどわからない。今度は、そこへ、「何しよんな!。今日は定例会で。すぐ来ぃまい!」と、これまた、お叱りの電話。

 

 今日は第二水曜日ではないのになぁと考えながら準備をすると、来週はお盆だから、今月だけは繰り上げになっていた。

 

 今日の掲示板はこれ。「大切なことは 何年生きてきたかではなく 何をして生きてきたかということです」という荒了寛さんのことばからである。人生に意味があるかどうかを考えればさまざまな考えに出会うのだけれど、その意味も考えることなく、ただ、漫然と年齢を重ねるだけの人生ではなく、この私が何を成し、何を発言し、どのように生きたのかが大切であるよ、と、言うている。先日の「余生」という言葉にも関連するけれど、「静かな余生」も、それは それなりの生き方だから尊いのだけれども、「私が生まれてこなければ、この世に生まれなかったものもある」という生き方もまた、尊いだと思うのである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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