さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14.5度から18.5度、湿度は78%から48%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の3日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。
118/68/69 36.5c-92% 65.1Kg 986hPa,23c,55% 思ったよりは体調は良くならない。やはり依然として身体が重たいがおなかの張りはない。
昨日、お昼前にドクターが尿管を引き抜いた。今回の尿管は太かったようで、仮のおしめは血まみれになっていた。それだし、尿道がちくちくと痛い・・・。その1時間後くらいには250cc、その1時間後にも225ccの血尿が出たが、その後が大変だった。
日勤の看護師さん達が帰った後、尿意を催してトイレに座る前に血尿が走ってしまう。おもらしである。だから下着も病衣もピンクに染まる・・・。それが何度でも何度でも。着替えても汚れるだけだからと、そのままにしておくのもみっともない。
そこで、今夜のお泊まりの看護師さんに相談するが、「そんな話は聞いたことがないし、お薬はドクターから聞いていません」と、つれない返事。「それでは、今夜も寝られないじゃないか」というと、「我慢するか、慣れるかしかないです」と愛想も責任も関心もないようなお返事。たまりかねて、「紙おむつを貸してください」と頼み込んで、ようやくに紙おむつを用意してくれた。
すると、どうだ。ベッドに入っても、横になっているせいか、尿意は全くないし、痛みもない。20時過ぎからぐっすりと寝て、朝の5時半まではトイレタイムはなし・・・。おむつのせいか、暖かさのせいか、安心感のせいか・・・。全く、不思議なことだ。
でも、朝になって立ち上がれば、昨夜とおんなじ・・・。10分おきにトイレに走るが出る量はわずかなもの。ほとほと、精神的に参ってしまう今回の一件。
とりあえず、朝食を食べ終わったら帰ってよろしい・・・と言われていたので、8時からの朝食を事務的に機械的に食べて終わる。食欲もなにもない。
スタッフステーションに行って、担当看護師さんに部屋の確認をしてもらって、忘れ物もないということで退院になった。今日は土曜日で会計はお休みだから、入院費は後日、お好きなときにどうぞ・・・という。私は何のために、一泊を追加されたんだろうか。
ともかく、術後観察・・・みたいなことだったような気がするが、ともかく、なんとなくなんとなくの退院になった。今度はこの18日に予約診察がある。それまでに、どうなるのかが問題ではある。
我が家に帰っても誰もいない。いないが、持って行った着替えや薬やらコップやらお箸やらをそれぞれに片付けていく。洗濯物は洗濯機に投げ入れておく。持って行ったPCや周辺機器もそれぞれに結線していく。そうして、普通の私の生活に戻る。戻れないのが10分おきのトイレタイムだ。こればかりはどうにもならん。
お昼を食べてから、大窪寺へ行ってみた。明日の「さぬき市へんろ88ウォーク」の現場である。こういうとき、車の中では全く平気。尿意を催せば林の中で「立ちション」をすれば、ピンクのシャワーが輝いてきれいだ。それも普通に出る。全く、私の身体は不思議ばかりだ。
この仁王門前に、さぬき市がテントを用意してくれる筈。そこが、私たちの観光ガイド案内所になる。今はまだ、何の用意も無い。ただ、しかしだ。病院ではスイスイと歩いていたのに、この石段が上れない。明日までにどうにかなるじゃろうか。
一行は、ベテラン組のさぬき市役所発と、中級者用の前山活性化センター発と、全く初心者用の旧多和小学校発の三ランクになっているそうな。だから、私たちは10時半過ぎから14時過ぎまでに到着した人たち相手にガイドをするお役目である。
今日の掲示板はこれ。「生きることに満足せずして 何に満足するのか」というもの。人間の根本的なことは「生きる」ということ。それには「食べる」ということが必要になり、「生き抜く」という力が求められ、そこから更に「学習」だの「経済」だの「文化」だの」「宗教」だのが求められる。この地上にあるすべての生き物は、「生きる」と言うことに「満足しなくては」次のステップが踏み出せない。
じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。