さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で雨の降っている所があった。気温は4.5度から11.5度、湿度は70%から46%、風は1mから6mの西の風が少しばかり。明日の16日のさぬき市は、気圧の谷や寒気の影響で昼前まで曇り、朝までは雨や雪の降る所があるらしい。雷を伴う所がある見込みで、昼過ぎからは高気圧に覆われて晴れる予想らしい。
98/54/78 36.8c-96% 63.6Kg 朝の6時半といえば晴れだか曇りだかわからないようなぼんやりとした朝。
うちの集落の「地神さん」である。その掃除を朝の7時からと決めてあるのに、なぜか30分前の6時半あたりから始まってしまう。
このあたりの、どの集落にも、こうした「地神宮」があって、「山の神」と「地の神」は大切にされてきた。私もここは新参者で13年目か14年目かだが、秋と春の二回の「例祭」、いわゆるおまつりが行われてきた。昔は、この前にムシロを何枚も敷いて、子供らが集まってお下がりのお菓子をいただくのを楽しみにしていたそうだ。
今は子供の姿なぞどこにもなくて、高齢者ばかりのおまつりになった。数年前までは、夕方になると自治会館に集まっておまつりらしいこともやっていたのだが、それもやまってしまった。今はおそうじだけになってしまった。
起源は徳島の蜂須賀公が始めたという説もあるが、各集落ごとに、こうした五角形の石柱を立てて、そこに五柱の神様の名前を刻んである。そうして、地の神、田の神、畑の神さんに五穀豊穣を祈願したものだろう。歴史的な講演会も聞いたことがあるが、すっかりと過去の話だ。
で、こういう五色ののぼり旗は、この集落だけのもので、他の集落では一色のみだという。たまに他の集落のものを見ることがあるが、白色が多い。
掃除が終われば、最後にのぼり旗を立てる。これは夕方にまた当番さんが片付けに来る。
で、最後に、全員で「二礼二拍手一礼」して、御神酒さんをいただいておしまいとなる。
これで、今年度の行事はすべて完了。あとは今月末の自治会総会があって、今年度が終わることになる。
お昼には、娘家族全員(四人)がやってきて、にぎやかな昼食会になった。世の中はなんだかんだと賑やかだが、それでも時間は刻々と流れすぎていって、新しい年度がやってくる。私も少しは元気を出さねばなぁと思ったことだった。
今日の掲示板はこれ。「どんなおとなたちも、一度は子どもだった。でもそのことを覚えている大人はほとんどいない。」というもの。サン:テグジュベリの「星の王子様」からの引用である。ああ。こんな当たり前のことを忘れてしまっていたなんて、、、。ものすごく考えさせられる一文である。仕事や家事に追われる毎日の中で大切なことを忘れてしまっている私がいる。自信や過信で埋もれてしまっていた瞬間があった。純粋だった子供の頃を忘れてはいけないのだけれど、仕事や暮らしぶりにかまけてしまって覚えてなんかいない私がいる。最近の自分は想像力がなくなったのかもしれないなぁ。よく感じることがある。絵を描く場合、自由に思いっきりかけない自分がいる。失敗したくないからだろうか?。下手だと思われたら恥ずかしいから?。子供の頃ってこんなにも周りの目なんて気にしていなかったのに。あの頃にあったエネルギーを復活させるためにも、星の王子さまに出てくる一言一言を心の片隅に置いておくことにしたいものである。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。