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Channel: まほろば自然博物館
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山桜思い思いの時が行く

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから曇ってきた。気温は6.5度から17.4度、湿度は92%から60%、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の27日のさぬき市は、前線や湿った空気の影響で曇り、断続的に雨が降るらしい。また、昼前から雷を伴う所がある見込みなのだとか。

 

 96/48/78 36.3c-96% 58.2Kg 昨日の体重が底だったのかも知れない。あれだけ、内科のドクターに58Kgまで落とすように言われていたのが何十年もかかって、ようやく達成できたみたい。リバウンドが怖いのだけれど。

 

 今朝の朝食も質素なもの。これがスタンダードなんだろうか。あっという間に食べて終わった。

 

 遠くの山の山桜が咲き始めている。この山桜を眺めていたら、散歩途中のおじいさんが、「山桜と言えば、こんな歌があってな・・・。【もろともに あはれと思へ山桜 花より他に知る人もなし】・・・」という。「おじいさんの歌ですか」と聞くと、「そんなことも知らんのか、百人一首じゃよ」という。

 

 前(さきの)大僧正「行尊」という方の歌であるという。「一緒にしみじみと愛おしいと感じておくれよ山桜や。おまえの他に私の心をわかってくれる人はここにはいないのだから・・・」という歌らしい。あのおじいさんの思いはどんなんだろうかと考えさせられたことだった。

 

 午前中に尿管も抜かれ、すべての点滴も外されて全くのフリーになった。あとはおしっこがちゃんと出るかが問題になった。

 

 今日の昼食である。このメインのお魚の煮物の上側に、

 

 と、わざわざ張り紙がしてある。「赤魚」と書いてある。私がカレイの煮物を食べてアレルギーで呼吸困難になった経緯があるかららしい。細かなことまで気を遣うようだ。私はカレイのタマゴの煮物を食べて湿疹がでたのだけれど、そこまでの記述はない。

 

 お昼過ぎ、無事におしっこも出て検査OKになった。まだ、③の赤さの血尿が見られた。でも、明日の昼食後、14時の退院となった。

 

 これが尿の計量器である。ここに尿を入れるといくらいくらの量だと計測するのだけれど、新しく入院されたらしいご婦人が、「これは乾燥機ですか、使い方を教えて欲しいの・・」と言うので気をとられて計量数値を見逃してしまった。280ccくらいだったかしらん。

 

 今日の掲示板はこれ。「きのうという日は二度とかえらぬ日 明日という日はまだ見ぬ未来 今日という日を大切に生きる」という、山本富士子さんの言葉から。

 「一夜賢者経」と名づけられたお経がある。

過ぎ去れるを追うことなかれ
いまだ来たらざるを念うことなかれ
過去、そはすでに捨てられたり
未来、そはいまだ到らざるなり
されば、ただ現在するところのものを
そのところにおいてよく観察すべし
揺ぐことなく、動ずることなく
そを見きわめ、そを実践すべし
ただ今日まさに作すべきことを熱心になせ
たれか明日死のあることを知らんや
まことに、かの死の大軍と
逢わずいうは、あることなし
よくかくのごとく見きわめたるものは
心をこめ、昼夜おこたることなく実践せん
かくのごときを、一夜賢者といい
また、心しずまれる者とはいうなり
             (増谷文雄訳『阿含経典第五巻』)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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