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Channel: まほろば自然博物館
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雲もなく青空ばかりに百日紅

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は27.5度から今期最高の37.4度、湿度は92%から48%、風は1mから5mの西南西の風が少しばかり。明日の17日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 96/44/80% 36.4c-95% 61.8Kg 30.3c-71%-1008hPa 昨日は久々に生ビールを何杯も飲み、40度の焼酎や缶ビールなどを飲み続けに飲んだし、食べ続けに食べた。でも、いつも通りに寝て起きて歩いている。痛みやおなかの張りもない。

 

 弟二人や甥のけいご君も起きると早々に帰っていったが、ご婦人連中は日曜日だということでゆっくりとしていた。奥方はみんなの朝食の準備をすると、いつものように出勤して行った。

 

 さて、私のポータルサイトが更新されていないのだが、今度の二階の端末にはホームページを更新するアプリがない。アプリはすぐにどこからでもインストールできるのだが、肝心のサーバーへアクセスする設定用データがない。

 

 いろいろと端末を探し回っていると、この左端のノートPCにそれらしいデータがあったので、それを正面のメイン端末にコピーして運用ができるようにし、サーバーから更新用データをダウンロードして更新可能にするなど、雑多な作業をやっていた。

 

 どうでもいいといえばどうでもいい作業だが、人生なんてそんなものだ。これはお仕事で大切なのだと力説しても、他人さんが見れば、「そんなこと、どうでもいいことじゃないか・・・」と思えるものなのである。でも、当人は「俺がやらないと社会は回っていかないのだ!」と思い込んでいるだけのこと。

 

 女性のお客さんらが帰ってしまうと私一人だけになる。早速にお盆灯籠を片付け、お仏壇を通常のお荘厳に戻してしまう。お供えは、皆さんにお下げして配ってしまった。

 

 祖母や母たちは、こういうイベントが終わるとお仏壇の扉は閉めてしまうことにしていた。で、朝になるとお扉を開けてお仏飯をお供えし、おつとめしてまたお扉を閉めた。夜になると、お扉を開け、おつとめしてお仏飯をお下げした。それからお扉を閉じて寝た。でも、私はいつでもお仏壇は開けたまんまにしている。ご本山の須弥壇やお内陣にお扉なんてないのだから。

 

 リビングや台所も普通の我が家に戻してしまった。コップやお皿やお箸なども、みな片付けてしまって、私たち二人分の食器しか表には出してない。これからまた、ありふれた、当たり前の普通の日々が続くのだ。

 

 その後、銀行に行って年金の振り込みなどの記帳をやっておいてから、真ん中の弟、「よっくん」の建てたという登山道を示す案内板を見てきた。他人さんのやることに文句はつけないが、いささか、「・・・・・」という感じ。だからと言って、私がどうこうできる訳でもない。

 

 ついでに我が家のお墓にも寄ってきた。弟や娘たちがお花をお供えしてあった。私は、そういう人たちの都合を考えて、樒を少しばかり先に差しておいた。私は、この真石(心柱ともいう)を「南無阿弥陀仏」に替えたいと思いつつ、周囲の反対があって、とうとう、そのままになってきた。

 

 帰ると早速に会計帳簿に記載をしておく。先週末には年金の振り込みがあったからである。その年金分は振り込み詐欺用に、そのほとんどを「裏口座」に移し替える作業もやっておいた。「俺たちに明日はない。キャッシュカードにも残はない」状態にしておくのである。

 

 今日のお昼は、昨夜の残りの富山の氷見うどんである。それにそのあたりの野菜を適当に乗せてみた。でも、ぶどうは余分で邪魔になるだけだった。

 

 こうしてみるとなんでもないおうどんだが、実際はおそうめんみたいな細いおうどんなのである。

 

 今日の掲示板はこれ。「教えてくれなきゃできないと言ってる人間には教えたってできない」という、一龍斎貞水さんの言葉から。「“貞水さんはあまり後輩にものを教えませんね”って言われるけど、僕らは教えるんじゃなくて伝える役なんです。伝えるということは、それを受け取ろう、自分の身に先人の技を刻み込もうとするから伝わっていくもの。教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできませんよ。」貞水さんも若い頃、師匠に言われたという。「おまえたちは、日頃いかにも弟子だという顔をして俺の身の回りの世話をしているくせに、俺が高座に上がっている時、それを聴こう、盗もうって気がちっともない。ホッとして遊んでる。俺が高座に上がっている時は、どんなに体がきつかろうと、お金を払って見に来てくださっているお客様のために命懸けでしゃべってるんだ。その一番肝心な時に、聴いて自分から習おう、盗もうって気がないからうまくならないんだ」

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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