Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

舞い落ちる落葉そのままなすがまま

$
0
0

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていた。昼過ぎからは気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜は雨の降る所がある見込みだとか。気温は11.0度から18.1度、湿度は84%から58%、風は1mから4mの西南西の風が少しばかり。明日の28日のさぬき市地方は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込み。

 

 118/63/79 36.4c-93% 62.8Kg 18.6c-55%-1023hPa 体調は安定している。島の家では腕の痛みなどで熟睡できなかったせいなのか、昨夜はぐっすりと寝て、夜中のトイレも午前4時の一回のみ。で、午前7時まで寝てしまっていた。今朝も朝食はない。

 

 今日は安静日、休養日と決めていたのでぐうたらをするつもり。この一週間分の買い物のレシートから家計簿への記入をやっておく。これも枚数が多くなると面倒になるからだ。

 

 アプリは「ウキウキ家計簿」というのだが、そんなにウキウキとはやってられない。とにかく奥方の買い物は品数が多いから面倒くさい。

 

 そうそう、さぬきには「くわる」という言葉がある。「腹がくわる」とか「腕がくわる」とかと使うのだが、「痛い」という意味である。島の家の庭木の剪定をやったから、肩や腕が「くわる」のが辛い。ところが、「頭がくわる」とか「歯がくわる」とは言わないのだ。ここらへんが不思議なところだ。「胃がくわる」とか「ヘソがくわる」というのも聞かない。

 

 で、島の軽トラのタイヤだが、こんな風になると「パンクをした」と言うはずで、これを車屋さんに持って行こうとして、「ちょっとお待ちよ車屋さん・・」と思考停止。確かにこの車に乗って港から島の家までやってきた。その時にはパンクなぞしていなかったのだ。

 

 そこで、今度の愛車「タント」の「タイヤパンク応急修理キット」というものを取り出してきた。これを使うのは初めてだ。

 

 裏側に電源コードやタイヤ用のチューブが入っている。これを組み立てると・・・。

 

 こんな具合になる。で、太い方をタイヤに接続してネジをしっかりと締めておく。もう一方はアクセサリー電源(昔のシガーライター)に差し込む。

 

 こんな具合になる。で、キーを差し込んでエンジンを始動してから、このコンプレッサーの電源を入れる。

 

 すると、タイヤはパンパンに空気で膨れ上がった。

 

 ゲージで確認しておく。これで様子を見て、明日になって再度空気圧を確認すると、パンクかどうかは確認できる。多分大丈夫なような気がする。問題は、あの島の自転車用の空気入れだと思う。あれで空気を入れようとするとぺっちゃんこになってしまったのだから。

 

 もし、空気圧が下がれば、空気漏れの箇所を探してパンク修理キットで穴をふさげばいいし、大丈夫ならば、そのまま、島の家に持って行けばいい。それだし、このコンプレッサーを持って行けば、島の軽トラも動くに違いない。このコンプレッサーは小さくて軽いのに十分な働きをすることがわかった。ちなみに、私の車に応急用のテンポラリータイヤや予備タイヤはついていない。

 

 今日の掲示板はこれ。「毎日履いても落ち葉が溜まる。これが取りも直さず人生である」という小説家・田山花袋(たやま・かたい)の言葉からである。この時期、庭にはいろいろな樹木や草花が元気よく成長している。庭には常緑樹もあり、一年中、緑の葉を楽しませてくれている。一年中、青々としているといっても永久に葉が散らないということではない。季節により多かれ少なかれ葉は落ちる。庭の掃除だって休むわけにはいかない。昔は「どこまで続く ぬかるみぞ」という歌謡曲もあったが、何事についても終わりが知れないというものは辛いものがある。鬱に陥った方の無間地獄のような苦しみは想像するに余りあるものだろう。田山さんの言葉のように「取りも直さずこれが人生である」と悟れれば良いのだけれど。ただただ、その日一日を耐えるだけの日々。一緒に枯葉を掃いてあげよう、という無条件のやさしさが必要なのかも。時間はかかるけれど。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

Trending Articles