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Channel: まほろば自然博物館
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笹の霜忘れた過去をひねり出す

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.5度から9.5度、湿度は76%から56%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の22日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

 

 本日のバイタルサインは、血圧119/69、脈拍78、体温36.0c、サチュレーション(SPO2)98%、体重63.2Kg、意識清明、尿量やや多し、呼吸数22、室温21.8c、湿度36%、気圧1028hPa 体調に異常はないが内臓脂肪がやや気に掛かる。

 

 正月用品を探していたらば、ポトンと落ちていた写真集をスキャンしてみた。これはいつ頃のものだろうか。母もまだ若く見えるのだが。場所は小豆島の岬の分校らしいのだが。

 

 これは神戸市垂水区にある「五色塚古墳」らしい。この日付が正しいのならば1991年(平成3年)11月のものになる。だったら43才という計算になる。多分、奥方の親父さんが写した写真だと思われる。

 

 さて、FBで、どなたかが正月飾りを作っていたが、我が家にも正月飾りを飾ってみた。

 

 玄関の植木や、

 

 サボテンの植木鉢にも、

 

 ホウキにも正月飾りをつけてみた。

 

 これは玄関飾りである。みんな、百円ショップで買ったものである。ま、単なるお飾りである。

 

 このタコは一年中ここにある。奥方がどこかでいただいてきたものである。

 

 今日は奥方がお休みだから、一階のリビングにおこたを出していた。本来ならば、ここに私の介護ベッドがある筈なのだが、なんとなく元気になって元の二階へ移動したからおこたが置けた。手前はこの和室にあがるための手すりである。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない」という、ハイデッガーの言葉から。「ハイデッガー【Martin Heidegger】」[1889~1976]はドイツの哲学者。キルケゴール、ディルタイの解釈学の影響のもとに、フッサールの現象学を発展させた。哲学の対象である存在は、実存を通してのみ理解可能であるとする、基礎的存在論としての実在哲学を形成した。その後、1930年代以後の思索は、存在そのものの解明に向かった。著「存在と時間」「形而上学とは何か」など。

 

 仏教の教えの一つである「生死一如」という言葉がある。「生死一如」とは、私たちが「生きる」ということは、「死のある生」を生きているというあるがままの姿を教える言葉である。「生死一如」すなわち、「生きることと死ぬことは絶対に分けられない」という意味である。私たちは、「誰もが必ずいつかは死ぬ」ということを知っているはず。それなのに、死ぬことを恐れて、見ないようにして「死の無い生」、自分は死なない蚊のような気持ちで生きている。しかし、「生きること」だけを見ているから、見間違ってしまうのだ。死ぬことを受け入れることは、生きることを受け入れること。死ぬことを考えることは、生きることを考えることでもあることを覚えておきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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