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Channel: まほろば自然博物館
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山茶花に荷物下ろせぬ配達夫

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.5度から11.5度、湿度は72%から56%、風は1mから5mの西の風が少しばかり。明日の23日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 114/69/79 36.3c-96% 62.4Kg 17.7c-40%-1028hPa 体調に変化はない。

 

 今朝は霜の朝になった。今年の霜は少しばかり遅いような気がする。ま、それでどうしたこうしたという話はない。

 

 でも、こうした霜を見ると冬らしくなったなぁとは思うのだ。粉雪は見たが、まだ本物の雪は今年はまだ見ない。

 

 今朝も7時前まで寝てしまっていた。夏場は4時半過ぎから起きたのに、これも冬のせいだろうか。で、朝ドラが終わればスーパーへ買い物に出た。年末年始の飲み物を補充するためだった。

 

 で、1万数千円の買い物をしたので、このクーポン券を出したらば、「お客様、これは明日からでございます」と言われてへこんだ。ああ、今日はまだ22日であったのか・・・。

 

 気分直しに旧宅方面に走って、お正月用の松の穂を探してみた。母や祖母が居た頃からの習慣で、年末にはこれが苦労の種だった。

 

 いいなぁ・・と思ったら枝が高くて届かない。これはいいぞと思えば、道路から離れていて手が届かない。毎年、そういう思いがしたものだった。

 

 で、久々に、こんなものを見つけた。子どもの頃には「松根油を取るためだ」と聞かされたように思うが、松根油は文字通り松の木の根っこから取るもので、これは「松ヤニ」を採取するものだった。戦争末期、航空機の燃料不足から、苦肉の策として松根油や松ヤニが採取されたが、これがその採取の傷跡。

 

 でも、松根油や松ヤニからは効率が悪くて航空機の燃料にはならなかったが、松ヤニはロジンとなって、野球の投手のロージンバッグとなって滑り止めや楽器の弦の補強材、弓道の弦の補強材なんぞに使われている。

 

 昼からは大窪寺を散策して、「あなたの知らない大窪寺編」のネタ探しをしてみるが、見慣れた風景だから大窪寺の謎は見つからない。

 

 この山門の上にある「龍」の彫り物。正式には何と言うのだろうか。片方は口を空けているが、左側の龍は口を閉じて「玉」を掴んでいるように見える。これの出拠はどこにあるのか。

 

 どういうお話から、こういう玉を持つようになったのか。これは少しばかり調べてみないとわからない。

 

 結局の薬局で、松の木も南天もいいものが見つけられずに終わったし、大窪寺の謎も見つからないままに日が暮れた。

 

 今日の成果は、我が家に入っている通信用の光ケーブルに接触していた雑木の枝を切り落としたことだけだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦労を ただ愚痴の種にするか 苦労を人生の師と考えるか それを決めるのは自分」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板にあったことばである。これには解説も注釈も不要だと思う。でも、なかなかに、苦労を人生の先生だと考えるって言うのは難しい。ついつい、愚痴が出てしまうのが凡夫の私たちである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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