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母偲びにおいほのかな盆灯籠

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 12日のさぬき市地方は、湿った空気や前線の影響で雨が降り、雷を伴う雨が降ったりやんだりを繰り返している。気温は24度から25.9度、湿度は92%から82%、風は1mから2mの東の風が少しばかり。明日の13日のさぬき市地方は、湿った空気や前線の影響で雨が降り、雷を伴う所がある見込みで、明け方から朝にかけて激しく降る所があるらしい。

 

 96/56/81 36.1c-96%-62.2Kg 27.3c76%-1013hPa 体調的には問題ないが体重がやや微増している。最近はよく食べるからか、水分量が多いのか・・・。

 

 「血圧が低いのですが・・・」とDrに言うと、「そりゃぁ、心臓が悪いのですから血圧も上がらんでしょ」といつもの冷淡なお言葉。これが130にもなったら一大事ということになるそうな。

 

 さて、今日は朝から雨である。まるで梅雨に戻ったかのような雨である。細かな雨がしとしとと降っている。これではお墓掃除もできないではないか。ということで、旧遍路道探訪記をさらに三部、増刷をしてみた。どうせ、希望者はいないと思うが、一人が手を上げたら、私も、私もと全員の手が上がる。人間とはそういう生き物である。特攻隊の志願者も最初は手が上がらないが、一人が手を上げたら全員が手を上げてしまった。

 

 で、「一冊、千円です」と言ったら全員の手がなくなってしまう。人間とはそういう生き物である。「お金を出してまで・・・」という意識が強くなる年代でもある。

 

 「今年は、もう、よかろうわい」と思っていた盆灯籠。雨で暇だから出してみた。することもないから組み立ててみた。

 

 こういうものは、三回忌か七回忌が終われば捨てるものなのだろうが、捨てる場所もないので置いたまんま。別に深い意味はない。単なるアクセサリーである。

 

 ところが、長い年月を経てくると、この電球、白熱灯が灯らなくなる。いわゆる「玉切れ」である。ところが、もう、「白熱灯」というものは販売されていない。製造されないのだから販売できない。で、あり合わせのLED電球に交換すると明るすぎる。ワット数は同じなのに異様に明るいし、電球が熱を持たないから回り提灯なのに絵柄が回らない・・・。

 

 どうせ、お参りのお客さんも来ないのだから、このままで行こう・・と、そのまま飾ってみたが、どうにも片方が明るすぎる。

 

 さて、お墓用のお花を買いに出たら、町の信号機が珍しく止まっている。田舎の交差点だから、右見て左見てゴーで、渡ってきた。不思議なこともあるものだなぁと帰ってきたら、我が家の電灯がつかない、テレビが映らない、冷蔵庫が真っ暗け。

 

 台風でもないし、どこかで事故があったという情報もないし、突然の停電らしい。でも、隣町のスーパーはちゃんと営業していて問題はなかったが・・・。

 

 で、薄暗い台所の食事は味気ない。そこで明るい窓際でぶっかけうどんの温いんを食べてみた。でも、いかにもまずそうな気がしておいしくない。このくらいならば平気だと思ったが、昼間の停電だけでも生活がおかしくなるって不思議なことだ。今日はまだ、水もガスもあったからおうどんが食べられたけれど、毎日の当たり前の一つが欠けただけでも動揺してしまうのはどうよ~。

 

 青森でも大雨、九州でも大雨らしいが、四国地方にも雨雲がやってくるのだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「昨日はすでに終わった 明日はまだ来ない 今こそ生きている一日一生」という言葉である。これまた、どこの誰の言葉かわからない。トーマス・カーライル(英国ヴィクトリア朝を代表する言論人)はこう言っている。「遠くのはっきり見えないものを見るな。目の前の明白なことをやれ」と。この言葉に救われたのはジョンズ・ホプキンス医科大学を設立したサー・ウィリアム・オスラー。彼は人生を大型客船の船旅に例えてこう語っている。「”今日だけを見て生きる”ため、人生を安全に航海するため、人生のコントロール法を学んでください。過ぎ去った昨日という過去と、まだ生まれぬ明日を、鉄のドアで遮断するのです。それで君たちは心安らかでいられます。今日という日を安心して生きられるのです。」と。明日と昨日の重荷が今日にのしかかれば、誰でもよろめいてしまうもの。未来とは今日のことなので、明日などあり得ない。「船首と船尾の隔壁を下ろし、”今日だけを見て生きる”習慣を育んでください。」これは、明日のことを考えないでいいという事ではない。この後、「今日やるべきことにすべての知性と情熱を注ぐこと、それが明日に備える最高の方法である。」とも言っている。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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