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緋の紅葉映して手にする杓の水

 8日のさぬき市地方は前線や湿った空気の影響で曇り、夜は雨や雷雨となる見込み。気温は18度から22.5度、湿度は82%から62%、風は2mから6mの東南東の風が一時は強かった。明日の9日のさぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で明け方まで雨や雷雨となる見込み。その後は、寒気の影響で概ね曇るらしい。

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 109/58/79 36.2c-98%-62.4Kg 18.5c-57%-1021hPa 体調に変化はない。

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 今日は久々の観光ガイドのお仕事が入ったので、なんとなく昨日からソワソワとしていた。一時間という持ち時間にどこどこを案内して何々をしゃべろうかと考えると夜も寝むれない(夜は寝たけれど)。

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 でも、9時過ぎには晴れてきて青空も見えてきて「ラッキー」と洗濯をして洗ったものを干してきた。

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 ところがやまでらさんは県境の山あいにあるせいか、雨は降る、風は嵐のように吹き荒れる・・・。「どないしよう・・・」と思うばかり。

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 でも、「やまぬ雨はない」「やまぬ風もない」と、いつもの野田屋さんに入ったが、月曜日だというのに行列である。もっとも、八十八庵さんはもっともっとの長蛇の列である。おうどん6、紅葉3、お参り1くらいかなぁと思うほど。(*個人的な感想)

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 すると先ほどの雨がウソのように上がって陽もさしてきた。山の天気は変わりやすいというがまさに猫の目のようにコロコロと変わる。

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 で、野田屋さん名物の「たらいうどん」で温まったことだった。

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 今日のゲストさんは高松からの五名さま。約束の時間になると、おうどんを食べ終わって、ようやくに五名さまがそろった。13時から14時までのガイド開始である。担当するガイドは私と水口女史。真宗坊主と真言宗の大黒さん(お寺の奥様)のふたりである。ま、妙な取り合わせではあることだ。

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 雨は降ったりやんだりを繰り返している。こういう紅葉狩りの方たちは雨を全く感じない様子で被写体に向き合っている。私たちも傘をさしたり、お堂や建物の庇の下からガイドする。

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 大窪寺の大イチョウも、軒下からのガイドになる。もう、このあたりで30分を過ぎている。

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 せっかくの大窪寺の保存木、大イチョウである。傘のおかげで全体像が見えてこない。

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 これからは大慌てで本堂やら大師堂のガイドを済ませ、仁王門のガイドでちょうど一時間のガイドを終えた。

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 でも、一年半のブランクがあると、あれもこれもと話したいことはいくらもあったのだけれど、あっという間の一時間になって、話し足りないことがいくらも残ってしまった。

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 今日の掲示板はこれ。「生きているということは 死ぬいのちをかかえているということ」というもので、「東井義雄」先生のことばである。いつ訪れるかわからない「死ぬいのち」をかかえて生きているということは、「生」そのものが当たり前でない、ただごとではないということを知ることで、初めてうなずくことが出来る言葉である。そしてそれは、「死ぬいのち」があるからこそうなずくことが出来るのではないだろうか。あの、3月11日の東日本大震災では、一瞬にして多くの方々のいのちが失われた。そして、今でも厳しい現実に身を置かれている方々が沢山いらっしゃる。しかし、さまざまな情報が流れ、さまざまな問題が浮上してきている中で、情報だけに振り回されている私たちがいるように思う。今回の掲示板の言葉は、では、私は今何をすべきなのか、何を考えるべきなのかを問われているような気がするのである。

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じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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