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Channel: まほろば自然博物館
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立冬にバラ売り娘の熱い声

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 7日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、夕方からは湿った空気の影響で曇ってきた。気温は13度から20.6度、湿度は58%から74%、風は1mから3mの東南東の風が少しばかり。明日の8日のさぬき市地方は、湿った空気や前線の影響で曇り、夜遅くには雨や雷雨となる見込み。

 

 108/61/78 36.4c-98%-61.4Kg 16.9c-55%-1022hPa 体調に変化はないが、昨夜は30分ごとにトイレに起きた。だから完全な寝不足気味。で、あれだけ尿を出したのだから軽くなったはずなのに500gしか体重は減らなかった。

 

 今日は娘夫婦のお誘いで、「ニュー・レオマ・ワールド」というテーマパークにやってきた。ニューレオマワールドは丸亀市にある。

 

 宣言が解除されたからか、若い家族連れが大勢やってきていた。ま、こういう施設は若者や若い家族連れが多いもんだ。私らのようなおじいちゃんは、どうにもこういう流れについていけそうもない。

 

 で、今回の目的はこれ。「大バラまつり」というイベントである。奥方が大のバラ好きで我が家にも「バラ園」を作ろうと計画中。

 

 誰が誘ったのか知らないけれど、こうしてレオマワールドまでやってきたという訳である。

 

 バラまつりの前には「菊展」もやっているが、菊花展みたいには種類も数もない。このあたりだけ。

 

 アンコール王朝の寺院「プラサット・ヒン・アルン」を模した建物の周辺に6万本の「大バラ庭園」があるのだが、時期が早かったのか遅かったのか、感動するようなバラ園ではないように感じた(*個人的な感想)。

 

 それでも奥方は大興奮。花の匂いをかいだり花に触れたりと、まるでこどもがおもちゃ園に迷い込んだような喜びぶり。で、1本1,000円のバラの苗を6本も買ってしまった。

 

 娘夫婦はこちらがメイン。バイキングランチである。御覧のように若いカップルや子ども連れの若者がほとんど。たまに迷い込んだように私たちみたいな年寄りが何人か・・・。本当に何人か・・・。

 

 ま、私はこのくらいしか食べられない。お肉はだめ、固いものはだめ、油っこいものはだめ・・・・となると、食べるものは少しばかり。

 

 若い家族連れを見ていると、ひっきりなしにお料理を持ってくる。そんなには入らないやろ・・・と思ってもすぐまた、新しい料理を持ってくる。若さというものはすごいなぁと呆然とするばかり。

 

 同じ県内にありながら、こういう場所には用事がない私。どうにも人混みや行列は大の苦手。こんな緑の山ならば我が家にもたんとあるのになぁと思うばかりだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「迷惑をかけるなと教えるのは倫理道徳 迷惑かけて生きていると教えるのが宗教」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。人間は、親のもとにオギャーと生まれ、母乳をもらい、おむつを替えてもらうなどの世話を受けながら育ってきた。自分では何もできず、夜泣きで親は眠れないなど、それこそ迷惑をかけてばかりだった。やがて立って歩き、言葉を覚え、大きくなってきたが、親にとっては、夜泣きで眠れなかった夜までもが大切な思い出となった筈。大きくなる過程で、時には親に反発したり、親とケンカしたこともあっただろう。嬉しいこと、楽しいこと、悲しいことなど、その人の生きてきた人生は、親や兄弟、親戚と培ってきた何ものにも代えがたい年月であり、たくさんの人びとの思い出が詰まっている宝箱だったはず。人間は、広いつながりの世界で支え合って生きている。そうである限りは、家族という小さな社会においてさえ、誰にも迷惑をかけずに生きていくことは根本的に不可能なのだ。もし、心から周囲に迷惑をかけて申し訳なかったと思うのであれば、その気持ちを率直に表現すればよいだけのこと。家族の世話にならないといけないとしたら、「ありがとう」と素直に言って世話になる。感謝の気持ちを表すことで、周りの方と新たな何かが生まれてくるに違いない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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