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Channel: まほろば自然博物館
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凧もなく羽子板もない今朝の空

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 1日のさぬき市地方は寒気の影響で概ね曇っていた。気温は4.0度から7.5度、湿度は70%から54%、風は5mから1mの西の風が少しばかり。明日の2日のさぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る予報。

 

 収縮期107mmhg、拡張期66mmhg、脈拍78bpm、体温36.2c/酸素濃度98%/体重63.8Kg 室内気温21.1c/室内湿度31%/気圧1028hPa 体調に変化はない。今日の日の出は07:10分、日の入りは17:05分 月齢は27.8の中潮。

 

  今年の年賀状である。

  

 玄関を入ったところの「立華」である。奥方は今日も「早出」で6:00前に出勤していった。

 

 昨夜はセオリー通りに「年越しうどん」ならぬ「年越しそば」になった。となりにあるのは「タケノコ」の煮付けだが、冷凍した物はおいしくなかった。私が昨年に掘ったタケノコだというのだが、繊維ばかりが残っていてタケノコらしさは残っていなかった。

 

 うどん県にいるからか、おそばの味がどうなんだかよくわからない。これが「おそばだ」と言われたらそんなものか・・・と思ってしまう。ま、大晦日の風習らしいということでごちそうさま。

 

 昨夜から奥方が私の部屋に「居候:いそうろう」している。お正月の期間中は来客のためにスペースをあけるために一時避難してきているのだが、寝入りばなの22時前に、私の名前を呼んでいる。私が生きているのかの確認かと思えば、「足がつって痛いのよ~・・・」と、うめいている。そこで、この「68番:芍薬甘草湯」を飲ませるとウソのように治ってしまったという。ちょうど、私の部屋に来ていて良かったなぁということだった。これが一階だと、その声は聞こえない。

 

 で、今日からはダイアリーが新しくなった。いつもは「ブラック」なんだけれども、ちょうど、在庫切れだかで「ブルー」になったが、中身は全く同じもの。こういうときに、「ああ、年が変わるんだなぁ」とは思うが、昨日と今日が違ったような生活や環境に変わる訳でもないので、単に駅を通過したみたいなもんだと思っている。

 

 午前8:00になったので、お佛飯をお供えして「讃佛偈」のおつとめ。今日は喉の調子もいい。

 

 今日のお荘厳である。「帰命尽十方無礙光如来」「南無不可思議光如来」。

 

 「お正月の元日の日は家から出てはいけない」という我が家のマニュアル通りに、1日はステイホームの日。「どこのどなたが【ほとけさんまいり】に来るかも知れないから、お仏壇を荘厳しておくこと」という祖母の言いつけ通りに過ごしている。でも、昔のように「お年賀」に来られる親戚はなくなった。でも、長男は待っていないといけないのだときつく言われたものだった。

 

 「お正月の祝い膳よ。食べておいてね」と奥方に言われたが、たった一人で祝い膳というのもさみしいものがある。

 

 そこで、相変わらずの「ところてん」と「梅がゆ」のお昼にした。別に、お正月だと嬉しい年頃は済んだ。

 

 お昼過ぎに年賀状が届いた。毎度のことだが出した枚数の半分ほどしか来なかった。これも時代の流れなんだろう。クシの歯が欠けるように親戚が減っていき、先輩がいなくなり、友人がいなくなってしまうお年頃でもある。

 

 今日の掲示板はこれ。一休さん(一休宗純)の歌「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」 この歌は骸骨の付いた杖をつきながら詠んだものらしい。一休の道歌-蜷川親当(にながわ・ちかまさ)との道歌問答-に「門松は冥途の旅の一里塚、馬駕籠もなく泊りやもなし」というのが、のちに「正月は(元旦や)冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」といわれるようになった、とある。「めでたいのう、めでたいのう。あの世にまた一歩近づいたのだから、めでたいのう。正月に飾られるの門松は、まるで冥土へと向かう道に築かれた一里塚みたいなものじゃ」。このような意味の一句を詠みながら、一休禅師は年が明けたばかりの正月ムードの京の町を練り歩いたという。しかも、手には竹竿を持ち、その竿の先に人間の髑髏(しゃれこうべ)を刺していたというのだから驚愕である。現代でこれをやったら、すぐさま通報されて逮捕されるに違いない。でもだ、誰もはっきりと自覚したいとは思っていないだろうが、正月を迎えることは、それだけ死が近づいたということを意味している。死というものが大袈裟で実感が湧かないというのなら、「老い」に置き換えてみてもいい。誕生日を迎えるということは、一つ老いたということ。「誕生日 ケーキに差された ロウソクは あの世に向かう 一里塚 めでたいことだが めでたくはなし。」

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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