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Channel: まほろば自然博物館
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立春に立たぬ玉子を立ててみる

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 4日のさぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は2.5度から10.1度、湿度は74%から42%、風は1mから5mの西の風が一時は強かった。乾燥注意報が発令中。明日の5日のさぬき市地方は、寒気や湿った空気の影響で概ね曇り、朝晩は雪の降る所があるらしい。

 

 収縮期109mmhg、拡張期68mmhg、脈拍80bpm、体温36.5c/酸素濃度99%/体重65.1Kg 室内気温21.1c/室内湿度26%/気圧1020hPa 体調に変化はない。今日の日の出は06:59分、日の入りは17:36分 月齢は2.9の中潮。

 

 今日は暦の上での「立春」。冬が極まり春の気配が立ち始める日。『暦便覧』には「春の気立つを以って也」と記されている。冬至と春分の中間に当たり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から立夏の前日までが春となる。九州など暖かい地方では梅が咲き始める。二十四節気ができた中国内陸部は大陸性気候のためこの頃には暖かくなり始めるが、海に囲まれた日本列島は、立春を過ぎても寒さや荒天が続く。だから、いくら立春だからと言って「春だ」「春だ」と喜んではいられない。

 

 物理学者の中谷宇吉郎が著作した随筆「立春の卵(1947年)」立春の日に、卵の尻を割らずにそのまま立たせてみせる、という実験を衆目の前で行ったことが書かれた随筆を読み、興味を持ってやってみたが、どんくさいせいか卵は立たなかった。

 

 でも、今日は珍しく暖かくて穏やかな、まるで春が来たような天候になっていた。でもまたすぐに寒い日々が続くことになるらしい。

 

 さて、話は脈絡もなく始まるが、私の若い頃の詩集が見つかった。台風で流されなかった若い頃の詩集や文集である。小学生や中学生の頃はノートに書き連ねていたが、会社に入ってからはコピー機を使えるようになったので、原紙に鉛筆書きで書いて、それを複写機でコピーして本を作った。

 

 こういう青臭い詩集だった。でも、自分の書いたものが本になると言うことが楽しかった。

 

 子どもの頃には本など売るお店も無かったし、本を買うと言うことも知らなかったので、自分で本を作るのが楽しみだったし、それが趣味みたいになっていた。

 

 こういう写真が添付されているのだからして、30才くらいの昭和50年代のものだろうか。

 

 それがワープロになり、パソコンになって文章がきれいな文字になってくるのが嬉しかった。さらにはプリンターも進化してきて文字や画像が美しく印字されるようなってくると、本物の本のようになってきた。これらは昨年一年間の作品である。

 

 多くが観光ガイド用のマニュアル本だったし、それらが一段落すると、

 

 こうした自分史だったり家庭史だったり地域史だったりするようになってきた。

 

 こういうことができるようになったのも、プリンターの進化によるものである。少し前だとインクの顔料が裏面にまで染み出してきたない紙面になったものだった。

 

 今日のお昼はこれ。「タラコ入り梅玉子かけご飯」である。お醤油も「玉子かけご飯用」のお醤油で、ゆず胡椒入りである。奥方が横で眼を丸くしていた。

 

 今日の掲示板は、いつもの赤松先生のお寺にあった掲示板。「自分に都合の悪いことを様々な鬼に仕立て上げる私」というもの。「あれは、誰だれさんのせいだ・・」、「あれは、Bさんがやれというからやったまでだ」、「あのことは、Cさんが勧めたからこうなったんだ・・」と、自分の都合の悪さを他人様に転嫁していくことが多い私たち。私の心がたくさんの鬼を作り出している現実・・・。誰でも自分がかわいいものだし、自分は正しいと信じているから、自分の都合の悪いことは他人に転嫁してしまおうとするもの。とは云うても、隣の人を悪人にはできないから、鬼のせいにしてしまう。鬼という言葉は的確ではないかもしれないが、「あの人」を鬼にしてみたり、「あんな人」という鬼を作ってしまったりして・・・。今はやりの「自粛警察」「マスク警察」も似たようなものか。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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