さぬき市地方は梅雨前線や気圧の谷の影響で雲が広がっていたし、時たま弱雨も感じられたが、おおむね曇りの一日になった。気温は20度から24度と涼しかったが、湿度が94%から70%と、やや、蒸し暑かったか。風は0mから3mと北北東の風。
昨夜が「スーパームーン」だということは聴いていたのだけれど、夕方からの小雨・・・。「これじゃダメだわ・・・」と、あきらめていたのだが、「八重の桜」という大河ドラマが終わってトイレに立ったら・・・、外が明るくなっている。思わずに一眼デジカメを抱えて飛び出して・・・。それから、約・・・一時間・・・。晴れたり曇ったりを繰り返して・・・。
これぞ・・・「スーパームーン」・・・・・。
今日から六月最終週だというので、事務作業を片付けておく。しわく広島の自治会長さんところで、「英国士官レキの墓・調査研究報告書」を二部、送付しておく。一部は、岡良伯さんのご子孫の方へ。もう一冊は、「レキ墓研究会」の会長さん用に・・・。
その後、私の国民保険証書の手続きに・・・。65歳になったら、介護保険とかのからみななのか、保険証書が新しく送られてきた。それに伴って・・・なんたらかんたら・・・。
その後・・・話はずっと、飛んで・・・。高松市丸亀町の「セルフうどん・明石屋」というお店に入った。
これが・・フリートッピングの「薬味処」。スプーンが小さいのが気になった。
今日も清楚に「ひやかけ小」の200円。冷たい麺に冷たいかけ出しが載っている。でも、今日みたいな日には冷たくてさわやかでまろやかでおいしかった・・・。
今日は、ここ。高松市御坊町にある「真宗高松興正寺別院」で行われた「東讃教区 布教研修会」に行ってきた。今年はいっぱい、お勉強してるね。
こちらが正門。普段は近くにありながら、なかなかにやってこられない建物。今年からは足繁く通う事になるのかも・・・。
今日の研修は、「差別と表現」ということで、法話や日常の会話で「不適切発言」によって、聴衆や来場者に不快な言葉を用いていないか・・・みたいな講演だった。「父兄会」とか「婦人会」という何げない言葉でも、「性差別」ということで使わないようにしよう・・・とか、「誰それ君」という事はやめて、「なにそれさん」にするほうがいいとか・・。日本文化の総整理・・・・みたいな講義だった。
私たちの会話や意識の中に、「本音」と「建前」があって、なにかの弾みに、心の中に眠っている本音が飛び出すことがある。「不適切発言」と、「不用意発言」。無意識に出てしまう言葉というものはこころのひだの中に隠れていて、走り回る子供に向かって、つい、「クソ坊主!」と叫んだ一言が、そこを通りかかった僧侶の怒りを買うとか・・・。身内の病気が治らないときにいらだって、ついつい、「あの、ヤブ医者めが!・・」とつぶやいてしまったり・・・。
でも、最近はなんでもかんでも、「個人情報」とか「個人主義」とかと、個人ばかりが尊重されて、人間関係が寸断されていくような気分にはなってしまう。確かに人権は守られなければならいのだけれども、防災情報とか自治会連絡網なんかにも「個人の情報」は公開されないらしい。どういう日本になっていくのかなぁと思ったことだった。
今日の掲示板はこれ。「正しいことを言うときには少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」というもの。
たぶん皆さんもいろんなところで聞いたことがある言葉だと思うのだが、吉野弘さんの「祝婚歌」。とてもとても素敵で大事な詩なので、ここに全文を引用させていただくことにした。
吉野弘 「祝婚歌」
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
じゃぁ、また、明日、合えるといいね。