昨日の続編、後半部分である。
弟と私の二人だけでは、それらしいお料理も作れないからと、市内にある「新鮮市場きむら」というお店で、いろいろな食材を買ってきて、それを二人でならべるだけにした。それまでは、「男料理」のレシピを何枚も調べて集めたのだけれど、当日になると時間的に無理だなぁと思ったからだ。
テーブルクロスも桜色のお花見用のクロスに替えてみた。お皿もお花見用のプレートにしてみた。で、五人用の食卓を作り上げた。
この大きな巻き寿司は奥方作である。お料理に「ユキヤナギ」やオリーブ、すみれなんぞを飾ってもおいた。飲み物は缶ビールやらノンアルコールビールやらワインやらノンアルコールワインやら、日本酒やらノンアルコール日本酒とさまざま。
で、19時過ぎになって、娘らもやってきて「宴たけなわ」。花束贈呈も、バースデーケーキもささやかだが格好にはなった。
これがケーキである。町内の和菓子屋さんのケーキだからセンスが無いなぁと思ったのだけれど、孫のなぎちゃんは、おいしいおいしいと食べてくれた。ああ、やっぱり、おいしいのか。
そうそう、くす玉割りもなんとか形になった。
私がお肉を食べられないからと、ほとんどがお肉なしの食材になっている。
バラの花束も、こうやって花瓶にさせば、なかなかのバラの花束である。さすがプロだなぁと納得した。
すると、娘から、こんなプレゼントがあった。先月に娘らと一緒に行った小豆島での金婚式祝賀会のアルバムである。アルバムだけれど、これが製本されて「本」になっている。
こうして、プロの手にかかると、なんだか「有名人」になった気分。
これは私らにとってはすばらしい思い出になった。
本の最後は、こんな風にまとめられていた。
こうして、時間差があって、盛り上がりにはイマイチ欠けたけれど、奥方は大満足した様子。私が一週間をかけてプランを練り、準備したお誕生会はあっという間に終わってしまい、娘らは用事があるからと帰宅してしまい、奥方もお仕事があるからと早くに寝てしまい、残った弟と私も21時には寝てしまうことになった。気分的には85%の満足かなぁと思った。