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Channel: まほろば自然博物館
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青ガエル飛べないままに日が落ちる

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 19日のさぬき市は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後からは湿った空気や日射の影響で雨や雷雨となる所があるらしい。明日の20日は、梅雨前線や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 まず、この10日のドタバタ劇を振り返ってみようか。ことの起こりは8日の早朝にやけに頭の中で鐘がなるなぁと思って脈拍数を図ったことからである。普段はペースメーカー設定で脈拍は80固定のはず。それがいきなりの「158」とかの倍数近くになっている。「これはタイヘン、大変だぁ・・」となるではないか。

 

 心室細動とは、不整脈の一種で、1分間に300回以上、不規則に心室がブルブルと震える状態を指すらしい。この状態になると心室が正常に機能しなくなり、全身に血液供給を行えなくなるという。全身への血液供給がおこなえなくなると、いわゆる心停止と呼ばれる状態となる。数分で呼吸は止まり、血流がないため脳、腎臓、肝臓など重要臓器に障害をきたしてくる。できる限り速やかに治療を行わなければ短時間のうちに危険な状態に陥ることもあり、心臓が原因で突然死する病気のなかでは多い疾患として知られているそうな。

 

 そこで最近有名になった「AED」。病院ではもっと大掛かりな「電気除細動器」いわゆる「電気ショック」である。これで一旦、心臓の脈を止める。池の波を一旦はなくしてしまう。その後、ショックを与えると水面にきれいな波が起こってくるという寸法らしい。私は知らんけど。

 

 それを過去にも一回、8日に1回、9日に2回、10日にも2回やったそうな。つまり、6度死んで7回目で生き返ったものの不正脈は収まらず、香川医大付属病院へ救急搬送されたわけだ。医大病院ではペースメーカー設定器で、脈拍を固定にして不正脈は収まったのになんだかんだと返してくれない。そこで強引に「自宅で看取ってほしい」ということでなんとか脱出したわけだ。

 

 で、今度は「医療保険チーム」が動き出して、訪問看護の看護師がきたので、「尿が出ない」と訴えて、「導尿」とかの処理をやってくれ、さらに明日の朝いちばんに泌尿器科」で診察を受ける手はずもつけてくれた。明日の診察で答えは見つかると思うのだ。

  

 きょうのお昼はまたしても「富山の氷見うどん」である。オカベの麺は太くても、しょせん「そうめん」であり、細くても氷見うどんはおうどんである。

 

 今夜も夕方には「訪問看護の看護師」が来る。明日は病院での泌尿器科の診察、21日は病院からの訪問看護、22日は安静日で、23日はケアマネの来宅会議、24日はまたしても訪問看護の日。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんとかなる なるようになる なるようにしかならない 心配するな」というもの。一休和尚が弟子たちに残したとされる遺言が『大丈夫、心配するな、何とかなる』というものだった。トンチで有名な一休禅師のお話。 一休禅師が亡くなる直前に弟子たちに、「この先、私が亡くなった後、本当に困り果てた時、これを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」と巻物を遺して亡くなった。何年か後に、寺に大問題が持ち上がり、寺の存亡の一大事になった。弟子たちは、知恵の限りを尽くしたけれど、妙案を思いつかず、どうしようもなくなった。そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物のことを思い出して、恐る恐る紐解いてみると、その巻物にはこう書かれていた。『大丈夫、心配するな、何とかなる』。それを見た弟子たちは、あっけにとられ笑い出した。ほどなく、一休禅師がまるで見透かしていたかのように、どうしようもないと思われていた寺の問題は、見事に解決してしまったと言う。ただ、医学では、そういうことは理解されない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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