今日、6月20日は私の74回目の誕生日である。その瞬間(20日の午前0時)をトイレの中で迎えた。
そんな、とんでもハップンな誕生日になった。本当ならば優雅な料亭なんぞで迎えたい時間だったが、よりによってトイレの中だったとは。 それが私らしい人生なのかもだ。
で、今日はお坊さんらしく頭をさっぱりとしてもらい、伸び放題だったヒゲも剃ってもらった。いや、別に納棺の準備やないで、病院へ行くためである。県立病院でも香川医大でも、心臓の話しかしないので、業を煮やした私目は、訪問看護の看護師さんの口づてで泌尿器科の診察を受けるためである。
この足のむくみも尋常ではない。この分だけの水分がたまっているのである。それが体重で言うと、約10リットルという計算である。
でもだ、泌尿器科のドクターは、
「おしっこはたまっていません」というばかり。で、「おしっこを作れていないのですよ」という。腎臓が悪くなって体液からおしっこにできないのだという。それでは困るのことよ。
で、「導尿」の次の段階で、カテーテルの挿入になった。詳しくは自分で調べてくださいな。でも、これが痛いのだ。でも、少しずつは体液が抜けてきている。
今日の掲示板はこれ。「あなたでなければできない仕事があるのです」というもの。これまた、誰の言葉かはわからない。それはそれとして、世の中にはいろんな人がいるもの。自分とは意見の合わない人、そもそも価値観の違う人、その逆に、とても気の合う人…。しかし、それは所詮「自分」という色メガネでもって分類しただけのことなのだ。「その人にはその人にしかできないその時の役割がある」。自分や相手が位置するポジションには必然や偶然もあることだろう。代わりの人だっていくらでも居るかもしれない。でもその役割は、その人でなければなし得なかった…。そういう時と場合がある。人生は、そういうことの積み上げであるし、その繰り返しであろうと思った。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。