今日の京都も曇ったまんま・・・。昨夜はなんともなく眠れた。それも、アルコールなしで・・・。ま、医者から「休肝日を作りなさい」と言われて居たのでちょうどいいか・・・。
みんなが寝ているし、外出禁止でもあるので、仕方なく・・・6時半まで寝ていた。7時に起床。7時15分からお堂のお掃除・・・。これも単位の中にあるらしく出欠を記録されるのでさぼれない。
阿弥陀堂・御影堂と、その渡り廊下を全員で掃除・・・・。その後、着替えて、阿弥陀堂へ集合。午前八時から「じんじょう:あおさじ:朝のお勤めに出勤。その後、御影堂へ移動してお勤め。これもれっきとしたお仕事兼試験の一つ。僧侶は仏事に出勤してこそ僧侶。
8時半からが朝食。朝だけは普通のご飯が出る。内陣のお供え用の「ご仏飯」のおすそわけ・・・。
たった、これだけだが、みんなと食べるとなぜかおいしい。短い法話のあと、「一粒一滴、みなご恩、不足を言ってはもったない。感謝でおいしくいただきましょう。」「いただきます!」と言う食前の言葉と、食後の言葉が当番制。
9時半からが講義。あたまがじんじんとするような授業・・・。そして実技指導に、実技試験。
今回の研修は11名。みんな、お寺の方ばかり。私だけが一般家庭出身。やはり、立ち振る舞い、ことば、お作法が違う・・・。プレッシャーばかりがのしかかる。
お昼のお弁当はさすがに胃に重く感じられるようになった。でも「不足を言ってはもったない」と・・完食を目指す・・・。お寺の生活もたいへんだ。お仏飯を残すとはなにごとか・・・と。
お食事もお作法の勉強の一つ。
これが夕食・・・。頭には専門用語がぎんぎんに詰め込まれ、こころには、試験の準備がのしかかり、胃にはご飯がつぎつぎと送り込まれ・・・・。お風呂に入ったら・・・寝込んでしまいそう。何人かはまだ、自習室で明日の試験のリハーサルやらシナリオ作成中・・・。
私もこんなことはしていられないのだけれど、これまた、私の日課だし・・・。
今日の掲示板はこれ。「何がおこるかわからないのが世の中 何をしですかわからないのが自分」というもの。今日の仲間の法話にもあったが、「縁がなければごきぶり一匹殺せないが、宿縁によって、人は何百人も殺してしまう事もある・・・云々」。最近のニュースを聞いていたら、まさに何がおこるかわからない世の中、なにをしでかすかわからない自分・・」ということを強く感じた。
じゃぁ、明日、また、会えるといいね。