「香川県では、急な強い雨や落雷に注意してください。」という予報の割に、一粒の雨も雷鳴もない昨日・今日・・・。相変わらずの夏の一日。雨はどこに行ってしまったのか・・。
気温は朝から26度から35度。湿度は80%から60%。風は1mから3m。それでも、朝夕はしのぎやすくなったと思う。昼間は相変わらずの猛暑日なんだけれど。
朝の間は、「法然上人・讃岐の足跡」シリーズの編集段階に入った。編集たって、ワード上(文書作成ソフト上)に、画像や記事を張り込んで行く、「デスクトップ・パブリッシング」。ようやくに、岡山県の誕生寺と、塩飽本島(「ほんじま)の「専称寺」を片付けたところ。原稿も、編集シートも用意せずに、「行き当たりばったりの思いつき」で記事を作るものだから、時間も手間もかかる。だから、6ページも入力すれば「疲労困憊」。でも、この数ページさえできあがれば、あとは・・・「コピペ=コピー&ペースト」で作業が転開して行く。最初のひな形さえできあがれば・・・だ。
と、いうことで、気分転換の意味を込めて、ここに来た。さぬき市大川町田面にできたセルフのお店の「若潮」。以前の「まなぶや」だったというお店。
今日は珍しく・・・「わかめうどん+野菜かきあげ天」で、320円+100円で420円。これは少しばかりお値段が張ったなぁと思った。でも、麺が多いかなぁと思った。気分的なものかも知れないけれど。
ここは、あいかわらず、メニューが少ない。でも、あれこれ、趣向を凝らすよりも、好きな麺をこだわって出すのもいいものかなぁと思ったりはしたが・・・。
「法然上人讃岐の足跡」の調査ヶ所は約50ヶ所。そのうちの2ヶ所が終わったばかり。前途は多難だけれど、来月中にはほぼ完成しそう・・・。あくまで希望的観測だけれども。
今日は、この集落の「地蔵盆」。昔は、このお地蔵さんの前で、こどもたちが群がってお参りし、ここで盆踊りまでやっていたらしい・・・。医者や薬の少ない時代に、神さまや仏様におすがりした時代があったんだろうなぁと思う反面、娯楽らしい娯楽もない時代の、良き風習だったのかも知れないなぁと思ったことだった。
今はこんなもので、おばちゃんたちが世間話をする程度の形ばかりの地蔵盆。ほぼ1時間の懇談会で会は終わる。ま、話題は・・・ウリボウのことからアシナガバチに刺された話、犬にかまれたという話からネコに引っかかれた話など・・・。平和と言えば平和な集落だ。
夕方からは雲も出てきて風も出てきたが、雨になる気配はいささかもない。東北あたりでは相当に雨が降っているらしいのだけれど、その幾分かのお裾分けでも欲しい気分の讃岐の天候である。
それでも、このあたりの農家では、「明日あたりが雨になりそうな物で・・」と、さかんに稲刈りが急ピッチ。稲の青いもの(未熟なもの)はOKなんだそうだが、乾燥しすぎて、白く変色したり、米粒が割れたものは買い入れにはならないそうだ。だから・・・あちらこちらで稲刈りが忙しいらしい。
きょうの掲示板はこれ。「墓参り 合掌した手で 蚊をたたく」というもの。何年か前には「墓参り 合わせたその手が 蚊を叩く」というようなことばだったかも・・・。いずれにせよ、私たちは矛盾を抱えて生きている。片方ではいのちを大切にし、片方では多くのいのちを食べて生きている・・・。それをやめるわけにはゆかない私。その」矛盾とともに生きて行かねばならないこの私・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。