丸亀市地方は、西日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、雨や雷雨となっており、激しく降っている所もあったらしい。明日も似たようなお天気らしい。気温は23度から27度、湿度は85%から87%。それでもずいぶんとしのぎやすくなった。風は1mから2m。
今日は久々の県立病院の定期「予約診察日」。ま、一ヶ月ごとの定期検診というわけ。ところが、今日の予定では11時から11時45分の予約になっている。あいにくと、13時半に丸亀市での打ち合わせが入ったので、はてさて、どうしたらええもんだべだか。
ま、とりあえず病院に行って受付をして、担当の事務員さんに相談して・・。予約の間に挟んでくれたらラッキィ〜だし、再度、予約を取り直しても良い・・・。私は自由勤務の毎日が日曜日だから・・・。
やさしい担当のドクターは三番目に診察してくれて9時半には病院を出る事ができた。で、一目さんに丸亀を目指して走った。「走れ、まほろば」、「走れ、メロス」だ。
途中にあった、綾歌郡綾川町羽床にある「手打ちうどん・はゆか」に寄った。ここも県外ナンバーの車が良く立ち寄るお店で、一応はセルフのお店。
実にあっさりとしたおうどんだが、「ぶっかけうどん小の冷や・濃い出汁」で260円。ここはお出汁を薄い出汁か、濃い出汁かを指定できる。麺が冷たいし、そのままだし、お出汁も冷やだから・・・麺は硬い・・・。ごわごわした感じ。温めたほうが良かったかなぁと思うような胃の重さ・・・。
丸亀港には11時過ぎについたのだけれど、それでは早すぎる。そこで、近くのスーパーで食材の仕入れ。会議というか打ち合わせは13時半だから時間はたっぷりある。食材を買ったり、缶ビールを買ったり、本屋さんで文庫本を買ったりして時間をつぶす・・・。
丸亀城近くの施設で打ち合わせ。例の・・・というても、今回は「英国士官レキの墓」についての打ち合わせ。英国から255ページもの英文の論文を送られてきても、私には珍文英文(ちんぷんかんぷんの語呂合わせ)で全くの意味不明・・。それを解読してもらった報告をば・・・。
レキさんの乗った船はほぼ解明できたが断定ではない。レキさんの死因は不明だが「突然の死」だった・・。レキさんの子孫は「絶家」で子孫はいない・・・ということで、私たちには絶望的な内容・・・。岡良伯さんの記録も絶たれたし、レキさんの子孫も絶たれた。目の前が暗くなるばかりだ・・・。
私は3時10分発の「しわく丸」に乗って、しわく広島に帰った。まだ、小雨が降り続いていた。
頭の中を、英国士官レキの墓、法然上人讃岐の足跡、中井初次郎福田説、おへんろつかさの会・・・などが渦巻いて巻き上がってくる。まるで・・・今日の竜巻のように・・・。
島の家に帰ったのは16時前。早速に水道の元栓を調節して洗濯機の漏水状況を確認するが、なかなかには改善されない。水圧を弱くすると漏水は減るが洗濯時間が長くなる。その微調整がむつかしい・・・。
今日の掲示板はこれ。「偶然の出会い 必然の別れ その中に人間は生きている」というもの。 人はその生涯において数えきれないほどの別れを体験する。記憶の中に薄れていく別れもあるが、生涯、心に刻まれて忘れることのできない別れもある。偶然の出会い、必然の別れ。その中に人間は生きている。だからこそ、人は出会いを大切にしなければならないのではなかろうか。別れが必然だから、人はかろうじて優しくなれるのかもしれない。必然の別れ。そこに目を引き据えるとき、生きることにおいて、なにが一番大切か、少しは見えてきはしないだろうか。