丸亀市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の9日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雲が広がりやすい見込みらしい。気温は12度から22度。湿度は68%から48%とやや乾燥気味。風は1mから3mの西北西の風が少し・・・。
もう、冬に入ったはずなのに、なぜか夏の花が・・・。まだまだ、気分的には温かいさぬき路である。ということで、今日は朝から丸亀に向かった。
丸亀市港町、丸亀市魚市場構内にある「喰うかい」というセミセルフのうどん屋さん。ここは魚市場構内だけに、朝の5時から14時近くまでやっているというお店。
ここのおすすめは「牛すじうどん」小の一玉で380円。ごつごつしたような牛肉だけれど、そんなには硬くはない。これを食べて、近くのスーパーで食材を買って・・・。
丸亀港にやってきた。ここに飾り付けられていた瀬戸芸の大きな垂れ幕も横断幕もきれいに撤去されていて、ありきたりの普通の待合所に戻っていた。あの喧噪がうそのような静けさだ。
で、11時10分の高速艇で丸亀港を出港してしわく広島に向かう。海上およそ15分。11時半近くに広島の江の浦港に着いた。
これが「しわく富士」と呼んでいる「王頭山」。ぐるりと島を一周してきたが、特筆するような物は何一つない。この島だけの人口は315人の193世帯。手島・小手島をふくめても404人の244世帯。私がこの島にやってきた20年前の半分になっている。
今日は予定がないので、庭木の剪定をやってみた。放っておくと伸び放題の林になってしまいそう。だから、毎年、秋にはこうして剪定をやってさっぱりとしておくのだが、かえって樹木は大きく伸びるような気がする。
そこへ自治会長さんがやってきて、「福武財団の報告を事務局長のセンター長に話してほしい」というので、それもそうかなぁということで、コミュニセンターに行ってきた。
で、先日に小豆島での福武財団の報告会の様子をお話してきた。これからの助成のあり方とか、研究精度の高め方とか、活動する姿勢の問題とか・・・。
そこで、またまた、お仕事を何点かいただいてきた。
今、島ではこの「つわぶき:石蕗」の花が満開。島はまだまだ、温かそう・・・。
今日の掲示板はこれ。「相手を鬼と見る人は 自分もまた鬼である」という曽我量深先生の言葉。自分にとって不利益な相手を「鬼」と見てしまった途端、私はその人を「人」と見なしていないのだと思う。それだから、その不利益な相手を「退治」し「成敗」しても良いこととしてしまいがちになってしまう。そう思った瞬間に、心の行いとしての(意業)では、私は恐ろしい形相でその相手を八つ裂きにしてしまうことだろう。もう、それは「鬼」そのものに違いありない。では反対に、相手を「ほとけ」と見たのならどうなるのだろうか。「相手を仏と見る人は 自分もまた仏である」。これが、私が唯一救われてゆく道筋なのだろうけれど、果たして、そう、うまくゆくものだろうか・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。