四国地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒冷前線の接近により、西部から雲が広がってきて、夕方からは小雨になった。今日の気温は7度から18度、湿度は65%から42%と乾燥気味。風は2mから3mの南の風が少し。明日の18日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、昼前から雨の降る所があるらしい。
午前中は秋晴れの心地よい気候になったもので、お布団を干した。お布団を干すのは、主夫になりきっているわたしの役目である。
で、ついでに窓を開け放して二階の大掃除もやっておく。わたしはこの掃除機が大嫌いで、いつもはほうきで掃除をするのだが、奥方はこれが気に入らない。埃が舞い上がるだけだ・・と叱られる。だが、掃除機のあの騒音がたまらない。
でも、ほうきで掃除をすると、けっこうな量のわたぼこりや虫の死骸や髪の毛の抜け毛などが集められる。掃除機だとその成果がわからない。
で、ようやくにおこたを出してきた。これで冬になっても安心だ。
あたりはすっかりと晩秋の風情から初冬への模様替え。空気も空の色にも太陽の光にも初冬という雰囲気が感じられる。
今日は町内にある「そらいけ」という一般店でのお昼になった。「そらいけ」というのは、この店主のおうちの「屋号」なんだそうだ。
で、今日は冬らしく「しっぽくうどん」の小というか「並」で、380円だったか・・・。ここの麺はしっかりとしているなぁと思う、ゆで不足じゃないのか・・と思うような食感。ごつごつとして硬い感じ・・・。
午後からは、ホームページの更新作業。11月分、12月分の行事予定の更新と、早くも来年1月の行事予定表の作成。早くも来年の準備とは・・・。
http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/sub1.html
今日、娘から、娘家族と一緒に、年末に鹿児島から屋久島に行く旅のプランが届いた。12月の22日から28日まで、およそ1週間の旅・・・。ということは、12月の一週間を繰り上げないと慌ただしい。年賀状とか、本山へのレポート提出とか、レキ墓研究会の資料作成とか・・・。そういうものを早めに消化しておかないと間に合わない・・・。
のんびりと遊んでいるように見える野猿の一団だが、彼らだって、迫ってくる冬に向かっての準備は怠りなくやっているはず。そうでないと、鍋釜持たない生活だから、それだし、預金もカードも持っていないのだから、厳しい冬支度も大変だと思うのだが・・・。
そんなこんなで、秋の日はバタバタと暮れてしまうのだった・・・。
今日の掲示板はこれ。この時期には決まって出てくる言葉。「裏をみせ おもてをみせて 散るもみじ」という良寛さんの言葉とされている。良寛の晩年の楽しみは、彼を師と慕う貞心尼との歌のやりとりだったという。良寛危篤の知らせを受けた貞心尼は急ぎ駆けつける。臨終までの一週間、心を尽くして良寛の世話をした。その間、二人は歌を詠み交わした。
良寛は自分の作ではないが今の心境をあらわしているとして句を詠んだものがこれ。自分をひらひらと裏も表も見せて散っていく紅葉に例えている。死に行く自分のことでもあり、「裏を見せ表を見せ」というのは四十歳年下の貞心尼に自分の裏も表も何一つ隠さず見せてきたことをいっているのであろう。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。