Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

お遍路の 背にもみじ葉は 遠慮無く 

$
0
0

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で次第に雲が広がり、夕方から雨が降るらしい。気温は5度から16度、湿度は66%から46%。風は1mから4mの南風。明日の28日は、冬型の気圧配置となるため雲が広がり、雨や雪の降る所がある見込みとか。だんだんと冬めいてくる。

 

 朝方はよく晴れていたので、洗濯物を干したり、紅葉見物に行って来た。連日、マシン室というか事務所にいると目がチカチカするし、肩も凝る。それに運動不足にもなっているし。

 

 昨日のことだ。足のつま先の爪を切ろうとしたけれど、大きなおなかが邪魔をして爪が切れない。「それじゃ、ダメじゃん。春風亭昇太」ということで、少しばかり運動をするようにした。寒い時期でもあるし、無理して肺炎にでもなったら大変だ。少しずつ、少しずつ。

 

 まさに・・・燃えるような赤だ。四国霊場88番札所大窪寺の境内は、このようなかえでが真っ赤になっている。

 

 今日は平日ともあってか、カメラマンの数は多くなかった。お遍路さんなのか、観光客なのか、マイクロバス数台を連ねてやってきていた。もちろん、時期がいいからお遍路さんも多い。この「おへんろさん」というのは、四国だけの言葉で、ほかの札所や霊場では「巡礼」とか「巡拝」さんというらしい。

 

 お遍路をしたいとか、遍路道を歩いてみたいとかということはないのだけれど、四国にいると、これはもう、「文化」なんだなぁと思っている。「お遍路文化」「お接待文化」というものは、文化遺産として残して欲しいとは思っている。「おへんろみちを、世界文化遺産に」という運動もあるらしいけれど、そんな立派な物でなくとも、何かわたしも、その一助になればいいなぁとは思っている。

 

 で、ここでお昼のおうどんを食べようかとも思ったけれど、ここの「打ち込みうどん」は850円もする。だから町に出て、普通のおうどんを食べる事にした。それだし、時間的にお店はいっぱいだったし・・・。

 

 で、下界に降りてきて、さぬき市長尾西にある「おかだ食堂」に入った。ここも一般店である。一応、「おかだ食堂」とはいうものの、れっきとしたおうどん屋さんだ。

 

 お店は若夫婦とおかあさんがやっているように見えた。まるきりの他人なのかも知れないけれど。そこまでの詮索はしない。

 

 で、最近のというか、これからのマイブームにる予定の「しっぽくうどん」小で450円だった。ここのお肉が硬かったのが印象的だった。あれも鶏肉だったんだろうか・・・。野菜はどれもまろやかでおいしくいただいた。

 

 しかしのかかし、四百字詰めの原稿用紙を8枚ほど書いただけで、両方の肩がきんきんに肩こりになった。文字を書いていない証拠だし、文字を知らない証拠だなぁと反省した。明日はファッションショーの映写会だし、その後、しわく広島入りする。そういうことで来週の月曜日までは論文書きというか文字書きは休憩することにした。

 

 午後からは、29日の講演会の資料作成・印刷などをやっていた。今週いっぱいの行事が終われば、本山へのレポート提出、年末準備などの時期に入る。いよいよ、年末モードに突入だな。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に確かなことなんてない。それだけが確かなことなんだ」というもの。映画「ビューティフル・マインド」の中の台詞らしい。これだけのことばで、とやかく言える筋合いではないのだけれど、「これが正解」「これが真実」「これこそほんもの」というようなものは存在しないんだなぁということはわかる。最近の「産地偽装」とか「食品偽装」とかのように、確かだと思っていても内実は違う。私たちの人生も、確かな物の筈の歩みだけれど、終わってみたら、そうではないのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

Trending Articles