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Channel: まほろば自然博物館
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暑いぞと 風が震える 防空壕

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 朝夕はしのぎやすくなってきた。それだし午前中は涼しかったもので、今日もおでかけになった。

 

 で、どこに向かったかというと・・・浦島伝説の残る荘内半島・・・。三豊市詫間町という町で、香川県の西の方にある港町。

 

 それだから、町中に浦島太郎にちなむものが幾つもある。たとえば・・・橋。橋の四隅にある親柱には亀に乗った浦島太郎が乗っている・・・。

 

 マンホールも浦島太郎・・・。

 

 トイレは竜宮城・・・・。

 

 郵便局にも・・・。

 

 それはおいといて・・・。
 久々にここにやってきた・・・。

 

 この荘内半島の海岸地帯に海軍の航空基地があったことは知られていない。当時は軍事機密であったし、敗戦色が濃くなっていたこともあって厳しい箝口令が敷かれていたこともあった。

 

 これが沖縄に向かう「二式大艇」と、それを見送る人たち・・・。この海軍航空隊は滑走路を持たず、海から出撃していった。

 

 今もわずかに「すべり」というレールが残されている。

 

 これを使って海上から格納庫へ引き揚げて収容し、また、格納庫から海上へ降下して出撃した。

 

 これは今も残る防空壕跡・・・。ここには最後の激戦地沖縄に向かって飛び立った若者の軌跡が残る・・・。

 

 この建物が旧の航空隊基地。戦後、この建物は「詫間電波高専」となって、各地に優秀な通信技術者を送り出した。

 

 で、今日のお昼はここになった。詫間町詫間にある「手打ちうどん・にしの」といううどん屋さん。ここはレストラン風の建物でうどん屋らしくはないが、ちゃんとしたおうどん屋である。元がレストランだったのかも。

 

 で、野菜の天ぷらの入った「うらしまうどん」というものを注文した。ここは一般店。これで630円だった・・・。ま、いろんな野菜や味がまざっておいしいおうどんだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「伏せた茶碗じゃご飯はつげぬ。閉じた心じゃ話にならぬ」。「伏せた茶碗にお酒はつげぬ。こころ開いてまず一献」という歌を聞いたことがある。まずは茶碗を興さねばならん、まずは笑顔で呼びかけねばならん。閉じた心を開かにゃならん・・・。話はそれからじゃ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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