さぬき市地方は四国付近にある低気圧の影響で、東部では雨や雷雨となっている所があった。おまけに南南東の風が吹き荒れて嵐のような時間帯もあった。気温は7度から15度と暖かめ。湿度は91%から83%と高かった。風は1mから7mの強風が吹き荒れた。明日の28日は、気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がる見込みらしい。
朝方は雨が吹き荒れているものだから、本山からのレポートの「歎異抄」や「本山史」の準備をやっていた。この二本はおよそ1000字だから、原稿用紙二枚半程度の長さになる。それ見合いの文章にするにはどうしたらいいのか・・・みたいな計算。
歎異抄の最初の1〜5章から一つを取り上げて内容を説明して、その感想を自由に述べよ・・・というもの。
本山史は「興正寺の案内文を作りなさい」というもの。あまり予備知識を持たないご門徒さん用のパンフレットみたいなものか・・・。こういうのは、ついつい、眠たくなってきてしまう。
そこで、今日から始まった「引田ひなまつり」をのぞいて来ることにした。しかしのかかし、この頃が嵐のピーク状態。雨は横殴りに吹き付けてきて、傘を全く使えなくしてしまうことも・・・。
こんな風に、それぞれのおうちに雛飾りが飾られていて、自由に見ることができるようになっている。このお雛さんの横に立っているお人形さんを「市松人形」と云い、このあたりでは「いちまさん」と云う。今年はその「市松人形」にスポットを当てて、「H(ひけた)I(いちまつ)N(にんぎょう)48」の総選挙を行って、三月三日にはセンター(会場)でお披露目が行われることになっている・・・らしい。
だから、今年はこちらが主役になっている。
ここのおうちの場合には、24番、25番のお二人と「研究生」の三人がいた・・・。
今年は洋装も何体かあった。
しかしのかかし・・・。雨のせいか、風のせいなのか、誰もいない・・・。見学者は私ら数人だけ・・・。ひな人形展は最近では各地で行われるようになったし、ここも12回目ともなるとマンネリ化してきたし、お店も大型商業施設の影響で閉店や廃業するお店も増えてきたし。
ここにエントリーしているおうちは79軒。歩き疲れて、今日のお昼はこのおうどんになった。かけうどんは300円。この小さな薄い油揚げが入ると350円。思わぬ出費になった。しまった、しまった、島倉千代子。
で、私が投票したのはこの45番の子。今にも踊り出しそうな雰囲気が出ているなぁと思った。
この週末、三月の1日・2日には大勢のお客さんが来ればいいのだけれど・・・。
今日の掲示板はこれ。「ふりつもる み雪にたへて いろかえぬ 松ぞををしき 人もかくあれ」という昭和天皇の御製である。昭和天皇が終戦の翌年、昭和21年(1946年)の歌会始(うたかいはじめ)で詠(よ)まれた歌である。この歌の意味は、こんなもの。「松は、自身に雪が降り積もっても、色を変えずに雄々しくそびえている。人間も困難に出会っても、こうあって欲しい。」「降り積もる深雪」は終戦後の混乱を指したものだろう。そのうえで、国民に、この混乱、困難に立ち向かっていこうではないか、と言う気持ちが込められた歌である。この歌は、時々私が困難にあった時に思い出す、応援歌でもある。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。