さぬき市地方は晴れている所もあったようだが、気圧の谷の影響で雲が一日中広がっていた。気温は12度から14度と暖かい一日になった。湿度も84%から60%。風は3mから2mの北東の風。明日の3月1日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夜遅くには雨が降る見込みらしい。
「イギリス士官レキ研究会」の」事務局から、パワーポイント版の発表用原稿をイギリスへメール送信したいので、三月頭の週までに送るように云われて大慌てで最終調整・・・。内容も簡単にして重複する部分を省いてと、大幅にスリムにはしたのだけれど・・・。やはり大き過ぎて送れない。
で、今日も気分転換に「ひけた・ひなまつり」を覗いてきた。さほど、珍しいものがあるわけではないのだけれど。
今日は雨も降らないし、風も強くないので多くの人出が見られた。でも、おひなさんよりもお買い物とか食べ物のほうに興味があるみたい。お土産は海産物とか、おひなさん用のお寿司とかお菓子とかも人気みたい。
このひなまつりは今年で12回目ということで、第一回から見てきたが、そんなに新しいおひなさんが並ぶわけでもないので、少し配置が換わったりする程度。というか、お店が廃業しておひなさんが消えた・・・というところもあったりして。
これがおひなさん用のかざりもの。緑色のモノは「わけぎ」というネギの一種。子孫繁栄の意味があるらしい。白いものが立っているが、白ネギの部分を逆さにして、上部を十字に裂いてある。こうしておくと花びらのように開いてくる。下の貝はハマグリ。夫婦仲良くとか・・・という意味があるらしい。
で、今日のお昼はその引田(ひけた)の町にある「かめびし屋」というもろみ屋さんがやっているうどん屋さん。一般店でもあるようで、セルフのお店でもあって、自動券売機で食券を買って、カウンターに持って行くとおうどんを渡してくれる。好きな席について、ネギや天かすなどはフリートッピング。食べ終わったら、食器を返却所で置いておしまい・・・。
で、今日は「もろみうどん小」で400円。おうどんの上にもろみが乗っている。その上にネギが少しばかり。このもろみをお出汁で溶きながらおうどんを食べると、もろみのかおりが漂ってきて、おうどんがまろやかになる。最初は少し辛いかなぁ・・と思うけれど、最後にはおつゆまで飲んでしまっている。
かめびし屋さんはこうじ屋さんだから、おうちに入った瞬間にもろみの香りが漂っている。
さて、このひなまつりの時期に、いつもたくさんの「ふきのとう」をお友達にプレゼントしていたのになぁ・・と、午後からは山の旧宅に行ってみた。
今年はまだ、ふきのとうを取ったことがないなぁ・・と思っていたのだけれど、探してみればあるわ、あるわ・・・。
それもすっかりと伸びてしまっていて。雪だ・寒いわ・・と云うている間に、こんなに大きく伸びている。
これの「荒皮:あらかわ」という黒い外側の葉っぱを捨てて、きれいな部分だけに掃除をする。
これだけあれば、天ぷらにもフキ味噌にもできそう。しかしのかかし、すっかりと季節のうつろいにも鈍感になってしまったことよ。二・三年前には、毎日毎日、フキを探して走り回っていたのに・・・。
今日の掲示板はこれ。「人生が行き詰まるのではない 自分の思いが行き詰まるのだ」という安田理深さんの言葉である。人生を行き詰まらせる事が外にあるのではない、困るような自分がいるのだという事に気がつけば、日々の忙しさに流されそうな日々の暮らしの中にも、更(あらた)めて人生の大事を憶わしめられることである。 人生が上手くいっているときは、自分が目印にしているものが不確かなどと思いもしない。しかし、どうすることもできない状況に出会ったとき、自分が人生の目印にしていたものは、何と儚いものだったかを思い知らされ、絶望と空しさで、どう生きていいか分からず迷う。そして、人間はそれを繰り返すのである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。