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Channel: まほろば自然博物館
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咲いてきた サクラの土手を 何度でも

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6度から20度、湿度は88%から52%。風は1mから3mの東の風。まるで初夏のような気候になったが、明日の29日は、気圧の谷の接近で雲が広がり、夜は雨となる見込なのであるらしい・・・。

 

 こういう日には散歩だな・・・と言うことで、我が家の上流にある県営大川ダム周回2時間コースを歩いてみた。と言うのも、先日(3/24)の予約診察で、体重が70Kgにもなっていたのでびっくり仰天。私の体重最高値。我が家で計ったら・・・66Kgしかなかったのだけれど。たぶん、携帯電話とか冬物の重い服とか硬貨ばかりのお財布がはいっていたせいかもしれない。

 

 青い?の横から下(南)に下がって、大川ダムを一周して、さらに北上して、鮎帰り橋から引き返して我が家に戻るという2時間コース。9時半に我が家を出て、戻って来たのは11時半だった。

 

 こういう階段を昇ってダムの堰堤上に登る。つまり、ダムの下部から上端部への階段というわけだ。この階段に限って、「立ち入り禁止」とか鎖とかがなくて、自由に登ることができる。

 

 そこから先は「保守用道路」ということで、こういう舗装された道路があって、一部、土砂崩れとか竹が倒れていたりするが、歩く分には問題ない。軽トラ以上はおそらく無理かも。

 

 時期的に、こういう「ヘラブナ釣り」のおじさんたちがいる。釣れるのかどうかは知らない。見ている間に魚は釣れなかったが、じっと我慢の釣り人だった。私なら、イライラして30分でやめてしまうことだろう・・・。

 

 そうそう、散歩の間にこんなものを見つけた。「山つつじ」というものだろう。「あ、つつじだ・・・」と思った。この・・・紫色がたまらない・・・。それに、萌え出たばかりのあざやかな黄緑いろの若芽。

 

 なんだかんだのと言いながら、植物たちはけなげだ。ちゃんと、時期を見極めて、自分の仕事をきちんとこなしている。サボっているのは私たち人間だけだ・・・。

 

 我が家のチューリップがようやくに咲いた。咲いたがとても小さい。10センチ、あるかないかのミニサイズ。聞けば、チューリップは花を咲かせるたんびに小さくなるのだとか。オランダあたりでは花を咲かせずに球根だけを太らせて出荷するのだとか・・・。へぇ〜、そういうものなのか。

 

 自然界にあって、自然の中で育つものはしっかりと大きく育ってゆくものなのに・・・。人工的に育てられたものは、それ以上には大きくなれないというか、体力がないのかも知れないな。

 

 この子たちはたくましい。つい先日まで子猫みたいにおかあさんの背中に乗っていたのに、今ではすっかりと大きくなって我が物顔でふんぞり返っている。コンビニも食堂もないのに、よくそれだけ大きく育つものだ。人間の若者に講演会でもやってもらいたいものだ。

 

 先日の自治会総会で、「資源ゴミ回収置き場のネットが破れている」と指摘されたので、このネットを張り替えることにした。プラスチックゴミの日は、カラスとかネコとかサルとかがゴミを荒らすので、私がこのカバーを作ったのだが、8年もすれば、網戸を張り替えたゴミ用のネットを活用しているのだけれど、いかんせん、年月が過ぎれば壊れてしまう。

 

 私が作ったものだからと、右半分の網戸を張り替えておいた。当分、これで役立つことだろうと思う。お金を出せばいくらでもいいものはある。安い防護用の網もある。でも、限界集落に近い小さな集落なのだから、できることからこつこつと・・・。

 

 今日も我が家は「独居老人」。自由で気楽な「華金」。「飲み放題」の「食べ放題」の夜が来る。

 

 今日の掲示板はこれ。「冬があり夏があり 昼と夜があり 晴れた日と雨があって 一つの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく」という、星野富弘さんの言葉。桜の木は花が咲いてこそ桜らしくなるものだが、それには桜にふさわしいだけの雨や厳しい冬が必要だという。私たちの人生にも、私が私らしくなるために春を待ちながら耐える冬があるのだと思う。一輪の小さな花が咲くために、昼と夜が必要なように、寒さも暖かさも必要なように、自然は時を定め、良き計らいを立てて、私たちの人生に必要なすべてを備えてくださっているのである。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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