さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は10度から21度、湿度は86%から53%。風は3mから2mの北北東の風が少し。明日の26日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。
初夏らしいハナミズキが満開状態。朝の間は、昨日の続きの草刈りをやっておく。うちの奥方のけいこばぁはバラの花が好きだもので、あちらこちらにバラの木を植えてある。バラには強烈なトゲがあって、これが服や帽子に引っかかる。一ヶ所にまとめて植えればいいのに、あちらこちらに裏から表から、東から西から・・・。
昨日の芝生広場。草刈り機で芝を刈ったところを「ガンジキ:熊手」でかき集めて片づけた。バーベキューコンロ周りの芝生も刈った。
田植えの準備用に県営ダムの放流が行われ始めた。朝は静かだったのに、9時からはゴウゴウと水音を立てて流れるようになった。これ幸いと、水中ポンプで野菜畑用の水をタンク一杯くみ上げておいた。
このあたりでは、この連休中に田植えをするところが多い。で、8月中に収穫すると台風に遭わないということで、この週末あたりから水田に水を引き入れて準備をして、5月の連休に一気に田植えをしてしまう。サラリーマン主体の兼業農家がほとんどだから、連休は大忙しになる。
時期になったら、律儀にこういうものも顔を見せる。みんな季節の移ろいを知っているのだ。
そして早くもアヤメも顔を見せてくれている。毎年毎年、いずれがアヤメかカキツバタ。花菖蒲にアイリス・・・の区別がつかずに混乱する。で、ようやく調べて納得するが、一年も経てば、元の木阿弥。
近年、あちらこちらで、おひなさんをまとめて展示する風潮にあるが、鯉のぼりも各家庭や村中、町中から集められた鯉のぼりをこのようにして展示するようになった。ということは、昔はこんなにたくさんの鯉のぼりを揚げていたってことだ。近年は団地サイズとかベランダサイズとか小さくなって、こんなに大きいものは滅多に見ない。
香川県西部とか徳島あたりでは、こんな鯉のぼりもある。これだと「のぼり竿」が高くなくてもたくさんの鯉のぼりを揚げられる。
今日は車に乗っているとエアコンが欲しいほどになった。すっかりと夏の気温になってきた。
藤の花もそろそろと花を開き始めてきている。いよいよ来週からは5月。世の中は大型連休だとにぎやかなのだけれど・・・。
今日の掲示板はこれ。「かけがえのない自分の人生を そのまま受け取れない自分がいる」と云うもの。二階堂行邦(にかいどう ゆきくに)さんのことばから。人はこの世に生まれた限りは、必ず死を迎える時が来る。誰一人として死を避けることはできないし、人生に代理人はあり得ない。しかし、私自身そうした人生の無常性を感じながらも、どこかで自分だけは特別であり、例外であると思っている。いつも死を日常から遠ざけて、生に執着し続けている。代わってもらうことができない人生であるにもかかわらず、欲求ばかりが先行し、自分自身をそのままを引き受けることができずにいる。まさに「わかったつもり」でいることの無明性から抜け出せない私がいるのである。私が「いつ死んでもよい」と覚悟をきめるものでもなく、思案をつけるのでもなく、かけがえのない人生にたいするまことの目覚めを持たない、あくまでそのような私のためにこそ思案をつけてくださった仏さまのお手回しにうなずき、ただおまかせしていくほかないと気づかされるのである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。