さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、雨の降っている所があったが、夕方からは次第に晴れる見込とか。気温は15度から20度、湿度は96%から78%。風は1mから3mほどの南西の風が少し。明日の16日は、東シナ海に中心を持つ高気圧に覆われて晴れる見込みなんだとか。
先月の28日に心臓エコー検査をした結果を受けて、次のステップのために、今日は心電図検査の日。朝の間は曇っていて肌寒い朝になった。今の時期に・・・と思ったけれど薄手のセーターを着ていった。
私の場合、30歳代半ば過ぎから、「不整脈(心房細動)」が出ているということで、高松日赤とかNTT高松病院などで薬による治療を行ってきた。だから、30年余、こうした検査を受け続けている訳だ。
その結果、約10日後の26日に「電気的除細動治療」というものを受けることにした。いわゆる「電気ショック治療」。ドクターによると、心房細動の場合の電気ショックは一応の麻酔操作を行ってからのショック治療で、電流量は少ないものだそうだ。これによって、心房細動を停止させて心臓のリズムを正常化させることができれば、その後はリズムを維持するための治療に入ることになる。
心房細動はよくみられる頻度の高い不整脈で、自覚的な症状はないとのことだが、血栓ができやすいので、脳梗塞を心配しなければならないとのこと。リズムが正常化すれば、その心配は遠のくことになるが、そうはならないこともあるらしい。ただし、リズムが正常化しなければ、抗凝血薬を長い期間、飲み続ける必要がある。
ま、この前の「天皇の執刀医・天野篤医師」ほどではないが、立派なドクターらしいので「命を預ける」ことにした。奥方は「やめておいたら・・・」という心配性なんだが、患者は医師を信頼するしかない。いざとなったら、外科の医師もスタンバイしているので大丈夫。
ということで、病院を出たのが11時半。微妙な時間だったのだが、久々にここに寄ってみた。同じ町内にある「手打ちセルフ・**」というお店。お昼前の微妙な時間帯に車が数台しかいない・・・というのは不吉な予感。
で、さりとて食欲もなかったのだが、とりあえず・・ということで「わかめうどん小」をお願いした。これで330円というのは少しお値段するなぁと思った。鳴門わかめがこれでもか!と入っていたが、麺もお出汁も・・・・味がわからない。すっかりと「うどん音痴」になってしまった。まだ、風邪が治りきっていないのかも。
こんなことを云うと失礼なんだが、12時前に店内がこんな状態・・・というのはやや不安な気がする。普通の食堂やレストランでも、こんなお店は見たことがない。ということで、半分も食べられなかったが、「せっかく330円も払ったのに・・」と思う気持ちで、なんとかおうどんだけは喉に流し込んだ。おうどんのせいか、私の体調が悪いのか・・・。
その頃から雨が降り出してきた。大きな雨にはならないで、やわらかな雨が霞のように降ってくる。
そうそう、心臓の電気ショックの件だけれども、その治療の説明書には、「電気的除細動治療」と書いてあって、静脈麻酔で鎮静を行い、体外から電気ショックを与えて心房細動(不整脈)を停止させる。ということは「AED」みたいなものらしい。らしいが、あちらは「心室細動」、つまり心不全を除細動させるものらしい。
で、このまま放置しておくと、動悸・呼吸苦・倦怠感が持続し、不整脈により、脳梗塞・心筋梗塞や心不全・意識消失・突然死を発症することがある・・・とのこと。そこまで云われると「やるしかない」と思ったわけだ。ま、効果は高い治療だけれども、それで完全に「不整脈」が停止させることができる訳ではないし、再び、不整脈が戻る場合もあるらしい・・・。
ということで、その26日は一泊のお泊まりにしていただいた。安全なところで一泊してから帰ったほうが安心かなぁと思って・・・。
今日の掲示板はこれ。「人生は曲がりなりに折れながらだが まっすぐにひたすらに」という荒了寛さんの言葉から。荒了寛さんの明るくて温かい仏画と一緒に読んでいると、じんわり心が癒される気がしてくるもの。誰だって辛くてたまらない時はあるのだけれど、自分だけが苦しんでいるのではない、皆も同じように苦しんでいるんだと思えるようになってくる。「人間の迷いは尽きることはない。人生はウェアから内ことばかりだ」というわけだ。さらに「生きるとはそういうものだ」と納得するところから前が開けて来ると云うのである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。