神戸市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、雨の降っているところがあった。気温は22度から27度、湿度は82%から96%。風は2mから4mの南南西の風だった。明日の神戸市地方は、梅雨前線が西日本に停滞するため雲が広がり、明け方にかけて雨の降るところがあるらしい。
今日はいかにも梅雨らしいお天気になった。雨の音も久々だなぁと思ったのだが、すぐにやんでしまった。おかげで午後からは蒸し暑くなった。
ここ、奥方の実家は浄土宗で、ずっと尼寺さんのお世話になっているとのこと。この尼さんも若い頃には剃髪姿だったのだが、しばらく見ないうちに髪を長くしてしまっている。庵主さんも介護施設にお世話になっているとか云うてはった。
この人のお作法を見ていて、一つ、気づいたことがある。讃岐だけかも知れないのだけれど、「おりんを張る」という言葉がある。全国的に云うのかも知れないが、真宗では使わないと思うのだが、余宗が使うものだから「習慣上」使うのかも知れない・・・。
この「おりん」の七時の位置を、「下から上」に「張り上げる」動作をする。そうすれば、音が下から上へ・・・「かぁぁぁ・・ん」とわき上がる音になる。これを「おりんを張り上げる」と云うのだそうだ。真宗ではそのような「きん」を打つ所作はみたことがない。
今日は午前中は雨だったもので、今日はお出かけはなし。明日からの本山での研修のために、今日はしっかりとお勉強の予定であったのだが、なんとはなしにぐうたらな日になった。
これが神戸市の雨水用マンホールのフタ。神戸港とポートタワー、風見鶏、市章山と錨山がデザインされている。それにカモメも。
これは新しい神戸の汚水用マンホールのフタ。ポートアイランドと六甲山の市章山、錨山がデザインされている。
こちらは神戸市の消火栓のハンドホールのフタ。これも神戸港と風見鶏と旧居留地あたりの風景をデザインしたものらしい。
これは神戸市内で見かけた「唐獅子」で、中華料理店の店先においてあるタイプ。左右、同じタイプで狛犬のように「あうん」にはなっていない。原型は中国の「紫禁城」にある「天子諌言の唐獅子」である。決して「狛犬」と混同してはいけない。ルーツは同じだが、こちらは「正統派」である。
梅雨時だからと、部屋に籠もってばかりもいられない。少しばかり散歩をしてきたが、このあたりは住宅地なので、しばらく歩かないとお店らしきものも見当たらない。
で、おそば屋さんに入ってビールをお願いしたら、缶ビールしかないと云う。それじゃぁダメじゃん、春風亭昇太。缶ビールだけを頂くことにした。どうにもおそばは食べる勇気がない。
公園の木下でこんなものを見つけたが、これは「事故死」なんだろうか・まだ、セミが啼くような時期ではないし、蝉の声も聞いたことがない。啼く前に、寒さか何かで絶命して落下したのかも知れない。
こちらはちゃんと脱皮をして飛び立ったようだが、姿は見えなし、鳴き声も聞こえない。
今日の掲示板はこれ。「人生における幸せは 成功ではなく成長にある」と云うもの。佐藤剛史著 「夢と希望の人生学」より を、みやざき中央新聞スタッフ、刀根淑子が描いた書である。「変わることがなければ成長することもない。 成長することがなければ真に生きていない」(ビル・ゲイツ)。成長と変化は同義語だ。変化したからといって成功するとは限らないが、変化せずして成功した人がいないのも事実だ。チャールズ・ダーウィンの言葉のように、『最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残る のは、変化できる者である』 のごとく、だ。たとえどんな小さな努力であろうと、それを日々継続し、変化し続けることができるかどうか。人生の本質的なゴールは「成功」ではなく、自己の魂の「成長」。成功ではなく、成長を目指したいものである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。