東かがわ市地方は、南の高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で雲の広がっている所があったし、小雨が降ったり、弱雨のところもあった。気温は23度から29度、湿度は96%から74%。風は4mから2mの東北東の風が少し。明日の26日は、湿った空気や前線の通過で雲が広がり、雨や雷雨となる見込みらしい。
今朝も3時と5時にトイレタイムで起きただけでぐっすりと寝ていたが、寝過ぎたのかもしれなくてまぶたが重たかった。だから、5時には起きることにした。早く起きても意味はないのだが、それから寝ても意味がない。
昨夜からご飯は「軟飯(なんぱん)」に変えてもらった。柔らかいご飯だが、おかゆではない。味噌汁に含め煮、かつお味噌+牛乳という献立。「軟飯」に変えてもらったら胃の調子は良くなった。やはり、ご飯が少し硬かったのかもしれない。
今日は月曜日ということで、看護師さん総出で温タオルによる身体の清拭。寝間着の交換、シーツの交換があった。金曜・土曜・日曜と風呂に入っていないので汗臭い。これで少しはさっぱりしたような気がする。これでも、朝夕には温タオルで身体は拭いている。そうでないと身体がべとべとになる。
ま、毎度のことの入院だから「隠密」というか「内密」というか、隠れ家みたいなもの。天気のいい日に、こうしてカーテンで仕切ってひっそりと暮らしている。隣の市だからと言って、誰に会うかもしれないのだから。会えば「どうしたんならぁ」とかなんとかと事情説明やら家族構成やら・・・・と邪魔くさい。
高校野球も大詰めだということで、久々に「夏休み子ども科学電話相談」があった。それをノートPCの「らじる★らじる」というアプリで聞いていた。
ここは「心臓病センター」ということで、ここに来ると「コードだらけ」になっている。「赤・黄・緑」のコードは「テレメトリー式心電送信機」。これで入院患者の心電図をナースセンターで監視している。黒いコードはテレビの音声用レシーバ用。テレビの音声はスピーカーからは流れないようになっている。白いチューブが点滴用のホース。その上に、パソコンからのイヤホンが片耳に入ると「人造人間キカイダー」みたいになってしまう。
呼吸困難や手足のむくみがなくなったことから、今日から「利尿剤」の投与がなくなったし、点滴の溶液も変わったみたい。点滴用ハンプからブドウ糖注射液に変わっている。
この調子だと、意外と早くに帰れるのかなぁとも思ってみたり。その間に、薬剤師さんや管理栄養士さんが訪問してくる。この人たちも電子カルテを共有しているようで、この前はいつ入院して、どんな薬に変更したとか、どのような手術をしたか・・・みたいなことをしっかりと把握している。
今日のお昼はこれ。ご飯の代わりに「たまごとじうどん」+そぼろあんかけ+コールスローサラダ+オレンジという献立。うどんだけで充分なんだけれど・・・と言いつつ、全部を食べてしまった。おなかの調子も元通りになってきたのかも知れない。
で、外来の患者さんが減ってきた夕方になって、ようやくレントゲン室からお呼びが掛かった。胸の写真を撮って肺の様子を確認するのだそうだ。でも、5Lもの尿が出たのだから、もう、大丈夫だろう。
レントゲン室では、このアームバンドを差し出せば、このバーコードを読み取って電子受付処理される。
なんだのかんだのやっている間に、夏の高校野球は終わってしまっていた。高校野球が終われば甲子園球場にはあきあかねが飛び交って秋が始まる。私も今週中にはここを出て帰りたいものだ。
16時過ぎに担当のドクターがやってきて簡単な経過説明をしてくれた。病状は大きく改善されているので、明日からは点滴の量を半分にして状況を見るらしい。ということは、予定通りの29日退院になるのか・・・。
今日の掲示板はこれ。「がまんがまん ここはがまんだ どんななが雨も いつかやむ」という荒了寛さんの言葉から。まさに今は「がまんがまん。ここはがまんだ」の心境。急いで帰ってもすることはない。せめてシャワーだけでも使わせてもらえばいいのだけれど、点滴チューブだの心電図計のコードが外れなければ。
じゃぁ、また、明日、会えればいいね。