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Channel: まほろば自然博物館
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窓越しに ヤモリの逢瀬 皿洗う

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は22度から27度、湿度は84%から71%。風は2mから1mの南南西の風が少し。明日の30日は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降る所がある見込みらしい。

 

 ようやくに、午後3時(15:00)に、さぬき市の山の家に戻ってきた。八日振りになる。だからと言って世の中が大きく変わっている訳でもない。

 

 ともかく、朝夕は涼しくなった。夜は20時過ぎには消灯して寝てしまうので、朝方はなぜか、みんな5時起きになる。お年寄りが多いせいもあるのだろうが、とにかく朝早くから廊下をパタパタと歩く音で起こされる。で、5時半には早くも看護師さんが検温にやって来る。血圧測定と胸の聴診ほか。

 

 今日の朝ご飯はこれ。軟飯ご飯・味噌汁・ほうれん草の和え物・低塩のり佃煮・牛乳という献立。少しばかりおかずが少ないと思った。味噌汁をご飯にかけての「ねこまんま」にもなりそうもなかった。

 

 今回の入院騒動を冷静に振り返ってみたらば、とにかく、この両足がパンパンに腫れたこと。今まで、こんなことになったことがないから大慌て。靴下が入らない。靴にも足が入らない。階段を上がれない・・・。太ももまでパンパンに腫れ上がってしまっていたもの。

 

 それに、おなかもパンパンになってきて、食事も食べられない。うつむけない。トイレに行けない。動くと呼吸が苦しくなる・・・。それで仕方なく病院に行ったのだけれど。病院では「肺炎の手前ですね」と言われたのだけれど、今日の診断書には「鬱血(うっけつ)性心不全」と書いてあった。私は「肝機能不全による腹水充満」、「アルブミン低下による下肢のむくみ」だと言うたのだけれど。

 

 結局の薬局は、「利尿剤」で、尿を5リットル余りを排出しておしまい。あとの点滴は体力を維持するためのもの。で、残りの一週間は「経過観察」。なんだか、もったいない一週間になった。これで、86,000だから、一日1万円。年金生活者にはもったない金額。

 

 ともかく、ドクターにはドクターの考えがあるのだろうから、その支持に従って、今日は胸部レントゲン撮影。肺の部分の白い影が消えたかどうかの確認作業。今日も看護師さんが車いすで三階の病室から一階のレントゲン室までを送迎してくれる。これまた、何の意味があるのだろうか・・・。足のむくみはすっかりと治っているのだけれど。

 

 ま、結果は腹水が除去されたために、肺にかかる白い影はきれいに消えていた。これで「帰ってもいいよ」にはなったのだけれど。「どうせ、急がないんでしょ、今夜も泊まって行ってよ」と言われても・・。「とにかく、風呂に入りたいので、今回は帰りますわ〜」と言うたのだが、「夕食も食べて帰ってよ」と言われても、そんなに病院が好きな訳じゃないので、夕食は辞退させていただい。

 

 今日のお昼はこんなもの。軟飯ごはん・鶏肉のおろししょうゆ焼き・白菜の卵とじ煮・山芋の梅肉和え・バナナヨーグルトという献立。おいしくはないが食べ残すのもシャクなので完食した。

 

 空は曇ったまんま。昼食を食べ終わると、病室の名札が外され、腕のIDバンドも切断された。尿の検査機械の名札も容器も撤去された。会計処理が終わるまでは帰ってはならないと言われて待つこと2時間。ようやくに14時過ぎに請求書が回ってきた。8日間で86,492円。命の重さを考えれば高くはないが、なんとなくもったいない一週間だったなぁとは思ったりする。

 

 今度は来週の9月3日の予約診察日。さて、担当の日浦ドクターはどんなことを仰るのやら。

 

 今日の掲示板はこれ。「他人が辛かろう さびしかろうと言っても いや、自分は幸せですと言う人には 誰も勝てない」という西端春枝さんのことばから。西端春枝さんは真宗大谷派淨信寺副住職さん。幸せは 人が決めるのではなくて自分の心が感じるもの。ひとさまにとやかく言われるものではないのである。今日も幸せを感じて、楽しく過ごせればそれでいいじゃいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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