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Channel: まほろば自然博物館
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菩提子が ただ念仏の 寺である

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて東部では概ね晴れていたが、西部では気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、弱い雨の降っている所があったらしい。気温は17度から28度、湿度は82%から47%。風は1mから2mの東南東の風が涼しく感じられた。明日の24日は、台風第16号や前線の影響で雲が広がり、昼前から雨が降りやすく、夜は雷を伴う所がある見込みなんだとか。

 

 朝の間は相変わらずのパワーポイントを使っての法話の作成。どうにも。会社時代からの「プレゼン指向」から抜け出せない。若い頃の「落語家指向」、五〇歳代頃の「講演会指向」も頭をよぎる。

 

 さて、今日は所属寺院の「秋の永代経」の日。東さぬき市三本松という地区にある「海暁山・海暁閣・勝覚寺」という真宗興正派のお寺である。

 

 最近、境内の松の木が「伝染病」で黄色く変色するようになってきた。例の「松枯れ病」ではないというのだが、あちらこちらで松の木が枯れたようになってきているが、ちゃんと新芽も出てきているのだという。

 

 そうそう、この人が「讃岐の妙好人・庄松同行」。このお寺、ゆかりの人である。だから、今回はこんなものをプレゼントした。

 

 庄松同行ゆかりの「シール集」である。シール・・・というと、こどもたちは喜ぶが、おじいさんやおばあさんの反応はどうかなぁと思ったのだけれど、案外と、「これ、いただきます」とか、「これ、経典に貼っておきます」とかと上々の反応。中には、「一式、いただくわ」と云うお方も。

 

 13時半からのおつとめ。皆さんご一緒に「仏説阿弥陀経」のお勤め。

 

 後住の「英海」さんの導師の元、参列の皆さんで阿弥陀経をおつとめしたことだった。

 

 ご法話は高松の専光寺の佐々木安徳先生。苦を除くのではなくて、苦を乗り越えて行く念仏の暮らし・・・みたいなお話をされていた。

 

 ということで、今日はご法務ですっかりと遅くなったので、今日はここまで。

 

 今日の掲示板はこれ。「おたがいになぁ 不完全な欠点だらけの人間ですがね」というもの。ご存じ、あいだみつをさんのことばからである。ある方のメールで、「りっぱなことをいつもたくさん書いてありけれど、あなたはそんな立派な人間ですか?」と書かれたことがある。とても衝撃を受けた。「そうだなあ、私はそんな立派な人間ではないなあ。欠点だらけだなあ。」って自己反省するとともに、ブログをやめようかなぁと思ったことが何度もあった。いまでも傷ついていることがいくらもある。でも、「ブログみてますよ。がんばってください」ってメールをいただいたりすると、単純な私は、なんだかすごくうれしくて、こっちこそパワーをいただきいたなぁ・・と、思ったもの。そして素直な自分の気持ちをまた書いてみようって思ったのだ。完全な人間なんているわけがない。みんないろんな欠点や汚点を抱えながら生きているもの。今は不完全でも「自分はこうなりたい、こんなふうに生きてみたい」そんな目標をもって向かっていけたらいいんじゃないかなぁ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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