さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は19度から27度、湿度は86%から52%、風は1mから3mの北北東の風が少し。明日の23日は高気圧に覆われて晴れるけれど、夕方からは気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がる見込みとか。
それにしてはなんだか蒸し暑いと思うような一日になった。このあたりでは、どこもここも、このようにして彼岸花が満開状態になっている。この花も、お彼岸を過ぎたら、あっという間に姿を消してしまう。
さて、書類の整理ができたので、漏れている句碑なんぞを探しに出掛けてみた。87番長尾寺さんにはこんな大きな句碑があるのに、うっかりと見過ごしていた。それも山門を入ってすぐの場所にあったのに・・・。これは愛知の信者さんが四国各地に建てている山頭火の「人生即遍路」という句碑であるのだとか。地元の顕彰会の建てたものではない。
これはおへんろさんの休憩所兼宿泊所。長尾寺さん近くにあって、ここから大窪寺に向かう人もいるのだとか。入口にある「歩々到着」はわかるのだが、ほかにも三基の句碑があるのだと聞いた。お店のおねえさんに、左手の木戸をくぐった中庭にあるとかで入れていただいた。
あまり広くないお庭の中にあって、しかも植木の陰ではわからない。
ここにも「人生即遍路」の句碑が隠れていた。もう一つは裏庭にあった。
歩き遍路さんが通る道筋にある真宗の宗林寺さん。ここにも20基ほどの句碑があるというので探してみたが、19基は見つかったが、最後の1基がどうしても見つからない。大楠の前にあった筈なのだが移動したんだろうか。
ここはさぬき市竹屋敷という地区にある「野田屋竹屋敷」という温泉付き宿泊施設兼お食事処。この前のお庭では12基の句碑が見つかったけれど、5基ほどが見つからないし、誰の者かわからない句碑が3基ほどあった。
そんなこんなで、65基中60基は見つかったのだけれど、前山ダム周辺・南側、多和槇川8丁石付近・地獄谷とか言われても見当もつかない。それに宿泊施設の中に入るのもどうかと思うし・・・。
午後からはパソコンでデータの整理。
こうして、エクセルシートで整理をして、あとの5基をどうするかの検討作業。山頭火の句か、そうでないのか、わからない句碑も混ざっているし、それらしいけれど「山頭火」の字のないものも幾つかあった。
ま、これもいつまでにやらなければ・・・というものでもないので、もう少し草が枯れた時期になれば、すんなりと見つかるのかもしれない。その間に、顕彰会の会長さんにお会いしなければ・・・。
ということで、山頭火の句碑探しは一旦中断。時期をあらためてリベンジすることにしよう。
今日の掲示板はこれ。「自分にも、人にもレッテルは貼らないほうがいい。人間は変わる動物だ。人との出合い、触れ合うことで人間は変わっていく。」という鎌田實さんのことばから。その後に、
とくに結婚という空間では、
相互作用によって化学反応を起こす。
いい方向へも、悪い方向へも変わる。
赤の他人だった二人がともに暮らし、
誰よりも深くかかわり合いながら
子供を産み育てていくのだから、
ほかの人間関係以上に、
お互いに与える影響は大きいのである。
(空気は読まない、鎌田實)
と言う言葉が続いている。
人は自分の意志ではなかなか変われなくても、環境や時代が変われば、やむを得ず変わらざるをえなくなる。だから、つまり変われるのだし、変わって行くものものなのだ。変化は、自分の選択ではあるが、他人まで変えることを選択はできない。だから、お互いによく変わっていける関係を築ける相手とつながればいいのだと思うことである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。