高松地方は日本海の前線や湿った空気の影響で、次第に雲が広がってきており、夜遅くには雨となるらしい。気温は17度から25度、湿度は94%から76%、風は1mから4mの東の風が少し。明日の22日は、四国地方を南下する前線や寒気の影響で、雨が降りやすい見込みなんだとか。
昨日、追い手に帆かけてシュラシュッシュ・・・と帰宅したのは、今日のこれがあったため。高松市玉藻町にある「アルファあなぶきホール」は、「香川県県民ホール」というのが正式名称。ここで、毎年、高松市立屋島中学校」の「合唱コンクール」が行われる。
今年のテーマは「百歌繚乱」。この中学校に、私たちの孫の「はやて」クンが居る。今年が最期だというので、けいこばぁの運転手でついていった。と、言うよりか、運転手を命じられた・・・というのか。こういう学年ごとの合唱を「団合唱」というらしい。
こういう、クラスごとの合唱を「組合唱」というらしい。1年生は35人前後のクラスが6クラス。約150人か・・・。それが3年となると、全校ではおよそ450人・・・。
1年団が終わったので、休憩のためにここに行った。「香川県立ミュージアム」で行われている「空海の足音 四国へんろ展」を見るためである。ここには普段では見られない、国宝や秘仏や貴重な資料が展示されていうもので・・・。
こんなことを言うと悪いのだが、よそさまのお子様の音楽発表会を聞いても、あんまり心地良くもないし、感動もしない。それだし、おしりが痛くて仕方がない。
ということで、ここで、昼食時間まで過ごして帰ろうと考えたわけだ。ミュージアムと県民ホールはおとなりさん同士。裏表みたいな関係にある。
で、この特別展示というか、企画展示というか、テーマ展示というのか。ここを見るには「1020円」の当日券になっている。そこで、思い切って・・・。
香川県が65才以上の高齢者に発行している「長寿手帳」である。当然、この裏面には、顔写真と生年月日、住所などを書いてある。これを見せたら、「はい、どうぞ」と入れてくれた。これはありがたいことだ。
これが入り口である。この仁王像は善通寺さんの仁王像だが、「触らないでください」と書いてあったが、「撮影しないでください」という字が見えなかったので、コンパクトカメラを向けた瞬間に、「監視役のおばさま」に連れ出されてしまった。だからこれはネット画像である。
当然、これもネット画像からだが、こういう古い仏像や仏具、経典などが展示されているが、何がなんだかわからないし、ありがたみもわからない・・。「ふぅぅぅん」という感じ。
図録を1900円も出して買ったが、これがないと、何がなんだかわからない。もったいないと思ったが、買っただけでそこを出た。昼食のお弁当を食べて、午後からは吹奏楽部の演奏で始まって3年団の発表会、合唱部の発表や先生方の合唱などが披露された。
最期には、坂出の女性コーラスグループ「コールベル」のゲスト演奏で締めくくった。
今日の掲示板はこれ。「ほんものは続く 続けるとほんものになる!」という、いつもの「東井義雄先生の言葉である。最近、東井先生の言葉が続くが他意があってのことではない。あくまでも偶然で、そのあたりにあったものばかりである。いろんな人が、いろんな場所で、この言葉を使ってお話されているが、なかなかにほんものになれないお話が多い。私の目ざす本物はいったい何のほんものだろうかと考えている。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。