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Channel: まほろば自然博物館
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降る落ち葉 戻らぬ昨日の いとおしさ 

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 さぬき市地方は、西日本を南下している前線や湿った空気の影響で雲が広がり、広い範囲で雨が降っていて、夕方まで急な強い雨や落雷に注意するようにとのことだ。気温は19度から17度と、日中の方が気温が低くなった。湿度は94%から84%、降水量は2mm程度、風は2mから4mの北北東の風が少し。明日の23日は、寒気の影響で雲が広がりやすく、明け方まで雨の降る所がある見込みらしい。

 

 さて、嶋から戻って来たらば、とんでもないことが起きていた。

 

 デスクトップマシンがこんな状態になっている。出がけにはシャットアウトしておいた筈。これから先、どうやっても、この画面に戻ってしまう。昨日の夕方から格闘しているが動かない。マニュアル・トリセツを開いても読めない・・・。

 

 ネット映像ではこのようなものが多いが、私の左目は先週あたりからほとんど見えなくなった。

 

 こういう画面が、

 

 こういう状態。かろうじて、右目だけで見ているので歩けるし、車にも乗れる。しかしのかかし、これはおかしいやろ・・・ということで、県立病院にやってきた。

 

 いつもの県立病院の風景。

 

 9時前に受付を済ませて、9時半過ぎに基本的な検査を受けた。右目も疲れ眼なのか、そうとう見えなくなっている。左目は視力検査の丸印など全く見えない。

 

 「なんか、あったんですか?」と言われても、眼を打った訳でも糖尿病になった訳でもない。二月に異変に気づいて、ここに来たら、「白内障の初期ですが、手術するほどでもありません」と言われた。四月にも我慢できずに受診したら、「お年ですから治りません」と言われた。

 

 結局の薬局で、左目の手術を受けることにしたが、順調にいって、来年の二月。キャンセル待ちにしますか?と言われたのでキャンセル待ちにすることにした。だが、いつになるかは全くの未定。いつまで車に乗れるかだ・・・。

 

 食欲もないので、ジャムパン1個を食べて、パソコンのリカバリー作業。f8とかf7とかのキーを押したり再立ち上げを繰り返していたとき、ふと、見慣れた画面が現れた。

 

 通常のWindowsを起動しますか・・・というので、yを押したら動き出した。最悪、新しいマシンを買わなければと思ったが、新しくすると、旧式のプリンターが使えなくなる。レーザープリンタまで買い換えるとなるとおおごとだ。それが回避できた。

 

 リカバリーせずとも、元の状態で動き出してくれた。早速にデータのバックアップをとることにした。作業中のデータだけでも保存しておかなくては・・・。

 

 バックアップが終われば、早速に新しい本のスキャニングを始めた。

 

 これまたものすごい内容の本で、確かに「伝承」していかなければならないことがらがどっさりだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「待ったなし やり直しなしに 木葉散る」というもの。鬼倉興龍先生のことばであるらしい。次に生まれる若芽にいのちを託して、古い葉は散っていく。しかも散りぎわに、『裏をみせ表を見せて散る紅葉』と永遠の生命の縦承のために静かに散り、譲り受けた生命は大地に立って長い冬の寒さを忍びながら、新たな春の新芽となっていく。ただ人間のみが、散る葉の桂に戻らない嘆きを思い切れず愚痴っているのである。
 思うままにならない人生であり、予期せぬことに出合って戸惑い、うちひしがれていくこともあり、辛い道のりだけれども、たしかな人生を強く歩めたら、そしておのずから自分の生き方に信念がもてたら、と秋の日差しの中で自らの人生と重ねて見るところに郷愁の紅葉が慕われる想いに打たれるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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