さぬき市地方は冬型の気圧配置が強まっているため瀬戸内側を中心に雲が広がり、雪や雨の降っている所があった。気圧の谷や寒気の影響で4日の香川県内は冷え込み、讃岐山脈で初冠雪を観測した。高松地方気象台によると、初冠雪は平年より13日早く、昨年よりは15日遅かった。気温は今季初の2度から7度、湿度は84%から58%、風は2mから5mの西の風が一時強かった。明日の6日は、引き続き、冬型の気圧配置となるため雲が広がりやすい見込みらしい。
いよいよというか、とうとうと言うか、ついに冬がやってきたという風景。南国四国だから、雪を見ると恐怖感を覚えてしまう。雪にいい思い出は一個もない。
ああ、それなのにそれなのに、奥方は「タマネギを植えるので手伝って~」と、まるで遊園地に行くように誘って呉れるが、私には地獄行きのお誘いのように聞こえた。寒さは肺炎の元、今、ここで肺炎になれば、白内障の手術どころではなくなってしまう。
「しようがないわねぇ~。日曜日に出直そうか・・・」ということで、早々に帰ってきた。西風がビュゥビュゥ・・と吹き付ける畑仕事はちょっと、無理。わが家の玄関脇だってこんなありさま。掃いても掃いても落ち葉が吹き込んでくる。
わが家の戻って来たら、入れ違いにイノシシのこどもが畑から出ていった。どうやら、この近くに住み着いているらしい。なべかま持たずに生きているのだから、少しは大目に見てやればいいと思うが、せっかく育てた野菜類を食べ散らかされては怒り心頭に達するらしい。
昨日の続きで、室内の片付けを少しずつ。ここには、最近の研究の原稿が山積みになっている。それを急ぐもの、急がないもの、不要なものに分けて整理したが・・・
あまり、効果は上がらない。それでも幾分かはゴミ箱行きが出たし、物置に移ったものもあったし・・・。
肝心の机の下側・・・。ここは、さしあたって必要なものばかり・・・。
この、「英国士官レキ研究」の資料4冊が、となりの部屋の本棚に移転したくらいなもの。
英国士官レキのお話も、歴史をくつがえす研究だったのに、何の話題にものぼらなかったし、反響も影響もなかった。泰山鳴動鼠一匹。大きい山が音を響かせて揺れ動くので、大噴火でも起こるのかと思っていると、小さな鼠が一匹出てきただけだったという意味。今回の場合には、鼠一匹も出て来なかった。
で、今年の研究、「四国遍路の影と闇 ーなぜ、人々は四国を歩き続けたのかー」と、「さぬき市における山頭火句碑を探して」という二本の研究は、目が見えなくなったので、一時お休み。来年に入ってから研究再開・・・ということにした。
興正学会用の論文も、布教使研修のレポートも、とにかく、全部、来年1月から再開。とにかく、目が見えるようにならねば、どうにもならなくなっている。
今日の掲示板はこれ。「生きるうえで「悩み」はつきものです。まったく悩みのない人生などあり得ません。生きるということは、すなわち悩みと共に歩くことなのです。」という、枡野俊明さんのことばから。枡野俊明(ますの しゅんみょう/1953年2月28日-/男性)さんは、神奈川県横浜市出身の曹洞宗の僧侶で作庭家。神奈川県にある建功寺の住職を務める人物であり、禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動で国内外から高い評価を獲得。日本造園設計の代表を務めるほか、多摩美術大学環境デザイン学科教授やブリティッシュコロンビア大学特別教授も兼任している。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。