さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や寒気の影響で雲の広がっている時期があった。気温は2度から8度、湿度は44%から56%、風は4mから2mの西の風が吹いたりやんだり・・。明日の8日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、夕方からは雨が降る見込みらしい。
目が見えないということで精神的にも憂鬱な毎日。出かけるにも不便、着替えるにも不便。不便だからと寝てばかりにもいられない。何かをしなければならないが、何ができるんだろうか・・・ということで、お内仏の前に。どこのお寺さんでもお磨きとかお内仏のお掃除をしているというので・・・。
とりあえず、毎年のようにお仏壇を分解してしまう。わが家の仏具は真鍮を使っていないので「お磨き」というものは必要ない。単に分解してほこりを払う程度。
お仏壇は濡れた雑巾を使ってはいけないとか、金箔部分に素手で触ってはいけないとかと言われているので、羽ほうきでほこりを払い出すくらいなもの。から拭きも強く吹いてはいけないのだとかで・・・。
これがわが家のご本尊さま。これも、ほこりを落とすように羽ほうきでお払いするだけ。後光や光背を傷めぬように注意しながら「お身ぬぐい」。
で、元のように組み立て直しておしまい。単に、ほこりをはらっただけ・・・という印象が強い。でも、ほかにすることがない。わが家の旧宅のお仏壇の一部を前卓(まえじょく)として切り出して使っているもので、お仏壇の中にお線香やお蝋燭はない。華瓶も前卓上に置く。だから、お仏壇は汚れないし、傷まない。
お昼からは奥方の歯科衛生士時代のお友達がやってきて「女子会」。一年に一度は、きつかった歯医者さんのうらみつらみをこうして思い出しては慰め合っている。
私は全く話が理解できないので参加しないし、参加できない。
まもなく白内障の手術があるというので、身辺整理をやっているが、今日はこの端末機周辺。なんだかんだと品物や書類が盛り上がっている。おそらく二~三年は、このパソコン周辺を掃除したことがない筈。
パソコンやキーボードなんぞを外して片付けて。筆記具の整理から・・・。
ボールペン・万年筆・鉛筆・ホルダーなんぞに分類して、使えるもの使えないもの、不要品なんぞを整理して片付けて・・・。いらぬ書類や手紙なんぞもゴミ箱に投げ込んで・・・。
とりあえずはすっきりとしたのだけれど、いつまで、これが続くものやら。こうして、四日がかりで、この八畳の部屋は片付いたのだけれど、全体的にみれば少しの変化もみられないのだから不思議なものだ。ちっとも代わり映えがしないのだ。
ともかく、明日からは施術前の点眼が始まり、いよいよ手術に向けて心構え。なんてことのない手術なんだろうが、とにかく初めての手術。身体にメスが入るのは初めてだから気分的にはこわい・・・。それも眼だというのだからさらにさらにこわい・・・。
今日の掲示板はこれ。「他人の不幸は小さく見えて 自分の不幸は大きく見える」というもの。他人さまの不幸は少しもこころに響かないが、自分の不幸はものすごく悲劇に見える。私の場合には、「他人の手術ははなはだ軽く見えて、自分の手術は大きく見える」。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。