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Channel: まほろば自然博物館
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水仙は 迷いもせずに 生きている

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 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨や雪の降っている所があった。気温は6度から8度、湿度は84%から55%、風は5mから4mの西北西の風が冷たかった。明日の24日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日も雨の朝になった。雨は夜明けと共に上がったけれど案外と薄暗い午前中になった。

 

 連日のデスクワークで、プリンターのトナーがなくなったとアラームが出ているので、町内の家電量販店に行って来た。

 

 どうにも、作業を確認する意味で、紙ベースの資料がないと落ち着かない。もったいないから省略はしたいのだけれど、紙でないと落ち着かないというのは若い頃からの習性だろうか。

 

 その足で、町内にある歴史民俗資料館にも寄ってきた。最近、このブログに「番屋こたつ」を探しに来る人が多い。今更、番屋こたつでもないと思うのだけれど。

 

 この丸いものが「番屋こたつ」。上蓋をあけて、中には木灰が入っていて、その中に炭火や豆炭などを入れて暖ををとった。これは布団の中に入れた。左の赤いものは「足こたつ」。穴の開いた蓋を取って、中に木炭などを入れた。左下の木枠のついたものは「安全こたつ」とか「船こたつ」とかいうもので、どんなに転がしても火や灰がこぼれることはなかった。

 

 これにも「番屋炬燵」と書いてあるが、こちらは焼き物の瓦製・・・。引き出しみたいに四角い箱状の容器が入っていて、その中に炭火を入れて暖まった。これを布団の中に入れて足を温めたもの。

 

 これは「やぐらこたつ」というもの。この中に、番屋こたつを入れていた。上からふとんをかけてみんなで暖をとれるようになった。今の「電気こたつ」の全身である。でも、なぜ、「番屋こたつ」なのかはわからない。

 

 昔なつかしい初代のテレビ。今でも、お年寄りは「チャンネルを回して・・」と言うが、この頃は、チャンネルは回すものだった。

 

 これも初代のパーソナルコンピュータ。この頃はわくわくしながら、それを使ったもの。メディアも2DDとか2HDとかいうペラペラの磁気媒体を抜き指ししたものだった。思えば、ずいぶんと、こうした機器にお小遣いをつぎ込んだものだった。

 

 さて、今日も「四国遍路の闇と影」ということで、今日は「職業遍路」の部分を整理していた。職業遍路というのはお遍路の姿をして、札所の近くやスーパーの前などで立っていて、お金や品物をいただくだけの人。読経もしなければ、托鉢も修行もしない。一日に二千円もいただければ生活していけるのだという。

 

 この人、輪袈裟もなければ金剛杖も菅笠も持っていない。それに晴天なのに長靴ばきのお遍路さんというのは無理がありそう・・・。

 

 こういう人はそれらしいけれど、どうなのかなぁ。それにしても荷物が大きそう・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「真の礼儀とは 人を尊ぶ心を 形にあらわすことである」というもの。最近のコンビニとかファーストフードのお店などで、言葉やお辞儀は丁寧だけれど、人を尊ぶ心がこもっていないから、まるで機械仕掛けの人形のようで、ちっとも嬉しくもないし、ありがたくもない。マニュアル通りの挨拶は「礼儀」とは言えないような気がする。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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