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Channel: まほろば自然博物館
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黄水仙 旅の支度と 丸坊主

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、瀬戸内側では気圧の谷や寒気の影響で雲の広がっている所があったそうで、夜遅くには雨の降る所があるらしい。気温は1度から13度、湿度は76%から55%、風は1mから3mの西北西の風が少しばかり。比較的暖かな」一日になった。明日の12日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨の降る所がある見込みなんだとか。

 

 今日は天気がいいのだけれど、「目が見えるようになると出歩き回るのはやめてちょうだい。休日くらいは家にいて、片付けでもやってよ・・・」というもので、外出禁止になった。家にいればいたで、「引きこもり老人になったわね・・・」などと言うくせに。

 

 朝から、わが家の前で重機が作業をやっている。秋頃のイノシシの活動が激しくて、この山際を掘って掘って、その土で水路が埋まってしまったのだ。

 

 こういう具合に葛(くず)の根を掘って食べて、そのまんまにして、その土が水路を埋めてしまったという訳。そこで自治会長さんが、大雨になったら災害につながるからと市役所に連絡したらしい。

 

 連絡して一週間もしないうちに、こうして復旧工事をやっている。水路の土を山に戻して、崩れないようにしっかりと転圧までやっている。こんな工事なんぞ、来年度回しだな・・と思っていたのに早いこと・・・。自治会長さんのパワーなのか、お役所が優しくなったのか、業者さんが、たまたまヒマだったのか・・・。

 

 さて、昨日までに見つけた句碑や歌碑の整理をやっておかないと、すぐに忘れてしまうし、しばらく休むと飽きてしまう恐れがあるので、「鉄は熱いうちに打て」ということで、編集作業をやっていた。これは、昨日、長尾寺さんで見つけた、松尾芭蕉の句碑であるが、安政四年というから、さぬき市では最古の句碑になるんではないだろうか。もちろん、芭蕉がここに来たという訳ではない。

 

 この句碑、古いからか、ひび割れがしていて、セメントなんぞで補強している姿が痛々しい。ま、貴重なものだから保存もしないといけないのだろうけれど。

 

 まだ、読めないものや、見つけられないものが10基ほどあるが、このあたりで区切りを付けないと、ずるずると引きずってしまっても意味がない。ここまでで、山頭火の句碑が78基、それ以外の句碑・歌碑が67基、合わせて145基にもなった。後、5基は読めるとして、総数は150基にはなる。

 

 テスト印刷して各部のチェックをやってみた。やはり、一番多いのが「俳諧の寺」の宗林寺さん、実に44基もあった。次いで「碑(いしぶみ)の宮」の宇佐神社が35基。87番長尾寺には8基、88番大窪寺には4基、86番志度寺には3基あることが分かった。

 

 しかしのかかし、150基もの句碑や歌碑が「長尾町」という町にあるというのは、その異常さが目に付くばかり。よほど、句碑に興味がある団体や個人が多いということなんだろうと思う。

 

 さて、明日とあさっての一泊二日で京都に行くことになっている。その準備を今からするのだけれど、少しばかり天候が気になるところ。ま、大雨や大雪にはならないのだとは思うのだけれど。

 

 ということで、今回はPCを持って行かないので、明日のブログはお休みになる。戻ってからの更新になる予定なので、更新がなくても心配しないように。Facebookのほうは、タブレット端末から、機会と時間があれば投稿予定。タブレットからもブログの更新ができればいいのだが、何か設定を間違えてしまっているらしい。そろそろ、新しいタブレットにしてもいいかなぁとも考えているのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「やりたいことがあったのに やれなかった人がいます。せいいっぱい生きたかったのに 生きられなかった命があります。命いっぱい生きなければ・・・・」というもの。病気や災害や事故などで、突然にいのちをなくした人が大勢いる。東日本大震災では若い命がたくさん失われたし、先の大戦でも多くの若者たちが帰らない人になってしまった。やりたいことがいっぱいあったのに、いっぱい生きたかったのに・・・。そんな人たちのことを考えると、うかつには生きていけないぞ。ぐずぐずしててはいけないぞと背中を押される想いがわき上がってくる。

 

じゃぁ、また、あさって、会えるといいね。

 

 


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