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Channel: まほろば自然博物館
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底冷えに 記憶の糸が また切れる

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 近畿地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、雷を伴い雨や雪の降っているところがあるらしい。今夜の京都府は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、雷を伴い、雨や雪の降るところがあった。気温は1度から12度、湿度は86%から51%、風は1mから2mの西の風がやや強かった。明日の京都府は、強い冬型の気圧配置となるため、北部では雪が降り、南部でも昼過ぎから雪が降る見込みなのだとか。

 

 朝の8時20分過ぎの高速バスに乗るために、東かがわ市の「おおちバスストップにやってきた。今日は平日ともあってか人影はパラパラ。このあたりは暖かい春の陽気だった。

 

 淡路島でトイレ休憩をして、京都に向かう。この右側のバスに乗って行く。お客さんは8人ほど。みんな好きな座席に座っていいと言われた。

 

 明石海峡大橋を渡る頃は春の陽気。

 

 京都駅に着いたのは11時15分。おなかは空くし、空気は冷たいし、集合時間が13時だから、あんまりゆっくりもできない。通りがかったコンビニでおむすびとお茶やコーヒーを買って、とりあえず宿舎に入ることを考えた。

 

 どうにも心臓がよくないもので、あんまり急いでもいけないし、でも、何かあるといけないからと、ついつい、先に急ぐクセがある。とりあえず、宿舎を確保、とりあえず布団を確保・・・みたいなことで。これが、本山興正寺の「三門」である。

 

 三門を入ると紅梅が咲き出している。

 

 とりあえず布団を確保して、今夜の寝場所を決める。一夜だけなのだが、それだけで安心するから不思議なものだ。

 

 この研修会館での研修が行われる。

 

  でも、「田舎の学問より都の昼寝」ということで、昔、田舎では、学問を学ぶ方法として、本を読むくらいしか、なかったようだが、都の 京都には、学問や道徳、芸などを身につけた本物の人や先生がたくさんいるので、そういう人たちと、 つきあいができれば、多く深く学ぶことができるという意味があるようで、田舎で3年学ぶのと、都で、昼寝をするのは、ほとんど差がないという意味で、 「田舎の三年京の昼寝」とも言うようである。

 

 本日、はじめての食事がこれ。18時半からの夕食である。ま、お寺に来て、不平や不満は言えないので、「感謝でおいしくいただいた」。

 

 今日の掲示板はこれ。「毎日があたり前だと思っていた。でも、あたり前じゃないことに気がついた 笑顔 優しさ 思いやり あたり前じゃないあなたに感謝 あたり前じゃない今日に感謝」というもの。いつもの生活をしていると、当たり前があたり前になってしまって、その当たり前に慣れっこになってしまうもの。眼が見えない、足が動かない、おなかが空いても食べられない・・・。そんな、あたり前じゃないことに直面したとき、あたり前のありがたさをしみじみと感じるもの。今夜はお酒もビールも飲めない夜だけど、そんなあたり前じゃない今日に感謝する。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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