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Channel: まほろば自然博物館
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あれこれと 悩みのままの 菜の花路

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている所もあったが、気圧の谷の影響で雲が広がり始めてきた。また、瀬戸内側では黄砂を観測している。気温は3度から12度、湿度は88%から42%、風は1mカラ4mの北北西の風だが、すっかりと春の陽気になった。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みだが、次の気圧の谷の接近で昼前から雲が広がり、夜遅くには雨の降る所がある見込みだそうだ。

 

 昨夜、ブログの巡回中に、さぬき市にこんなものがあるのを思い出した。早くからいろんな人のブログで見聞きしていたのだが、翌日にはすっかりと忘れてしまっていて、ようやく、今日こそは・・・ということで覗いてみた。

 

 さぬき市の津田と志度との境目にある「羽立(はりゅう)峠」。その津田側の国道11号線南側の住宅用造成地の奥の奥に、近年、こんなものまで展示されたそうだ。ジェットの力で飛び上がって、敵の艦船目掛けて突っ込むという「神龍」というものらしいが、完成したときには戦争は終わっていたという。

 

 で、これが「人間魚雷回天」の模型である。回天(かいてん)は、太平洋戦争で帝国海軍が開発した人間魚雷であり、最初の特攻兵器だという。

 

 1944年7月に2機の試作機が完成し、同年8月1日に正式採用され、11月8日に初めて実戦に投入された。終戦までに420機が生産された。終戦までに訓練を受けた回天搭乗員は1375人にも及んだ。そのほとんどが兵学校・機関学校出身の若者、学徒や学生出身の予備学生、20歳に満たない予科練出身者たちだった。年齢も17歳から多くても28歳、大多数は20歳前後の若者であった。回天による戦没者は、搭乗員、整備員他145名、没時の平均年齢は21.1歳である。(周南市HP回天より)

 

 さて、今日のお昼はここになった。高松市六条町にある「和希」というプチセルフのお店である。

 

 あれもおいしそう、これもいいかなぁと悩んだあげく、この「肉うどんの小」で550円。かけうどんの小(一玉)と大(二玉)の差は90円。だいたいがそのくらいの差。ところが、肉うどんの小が550円で、大が580円。カレーうどんも、そういう計算になっていた。お店の事情なんだろうけれど。

 

 さて、早くも火曜日になった。火曜日は、この香川県立図書館に来る日になっている。香川県の偉人などの本を6冊借りていたので返却に来た。

 

 今度はガラリと趣向を変えて、「私家版の作り方」とか「電子出版の仕方」などという、編集や製本技術の本を6冊借りた。ワンパターンの本作りじゃなくて、今度は違った本も作りたいなぁということで。

 

 さて・・・だ。今日は高松興正寺別院で「布教研修」がある日で、それに参加するつもりで高松までやってきたのに、制服とも言うべき「道服」を忘れて来てしまった。略袈裟や念珠などは、いつものバッグに入っているのに、肝心の「道服」がない・・・。あきらめて、ここにやってきた。

 

 ここは高松市香南町由佐にある「高松市香南歴史民俗郷土館」、昔の「由佐城跡」である。

 

 ここで、「拓本展」をやっていると聞いたので足を伸ばしたもの。ここの企画展は、案外と楽しいし、面白い物が多い。

 

 二階に上がって驚いた・・・・。これは、さぬき市長尾西の「真宗宗林寺」境内にあった「良寛さん」の句碑である。私が悩んで悩んで、どうにもならずに句碑集から外したものの拓本である。「来て見ればわがふるさとはあれにけり」と、説明書きにあった。どう、読んでも、そんな風には読めないけれど、そういうことらしい。

 

 それから、これも。「これからまたひとり」という中の二行はわかるのだけれど。実はこれ。「山頭火 山頭火 これからまたひとり 山頭火」と読むのだそうだ。ここには、宗林寺や竹屋敷などの山頭火の句碑の拓本が20近く展示されていたが、この二句が解読できたのがうれしかった。

 

 今日の掲示板はこれ。「ふたたび通らぬ尊き道を今歩いている」というもの。正確には、「再びは通らぬ一度きりの尊き道をいま歩いている」という榎本栄一先生の言葉からである。榎本栄一さんは、少し前に亡くなられた方であるけれど、若いころから詩を書いておられて、途中20年ほど中断されたものの、再び60歳を超えて書きはじめ、その詩集は、7冊を数えているそうである。仏教語をあまり使わずに、念仏の味わいを詩に書きつづられておられた。たった一度きりの人生、その行き先が分からず、ただ快楽を追い求め、あてにはならない地位や名誉や財産を求めている人とは違って、お念仏に出会われた榎本栄一さんには、行き先がはっきり見え、方向が定まっている。すべてを如来さまにおまかせすればよいのだ、今の一瞬に全力を注いで生きることの喜びに気づいておられたのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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