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春の雨 濡れて郵便配達員

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 さぬき市地方は前線を伴った低気圧が四国の南岸を東北東に進むため、夕方まで雨が降る見込みらしい。気温は6度から10度、湿度は82%から92%、朝から小雨が降っていて、1mmから2mm/hの降雨量。風は1mから2mの西北西の風が少し。明日の27日は、次第に冬型の気圧配置となり、また気圧の谷の影響で昼過ぎから雲が広がりやすくなるらしい。

 

 朝から雨だというので、「晴耕雨読」ということで、今日もデスクワーク三昧ということになった。まず、手始めは少しばかりのお勉強。荘厳作法集や法規便覧、門徒教本などから基本的なお勉強。

 

 本当ならば雪になる時期なんだが、しっとりとした雨の一日になった。

 

 あれもしたいし、これもやっておかねば・・と思うのだが、どれが最優先かなぁと思案しつつ、今日はとりあえず、「英国士官レキ研究会」の研究結果を香川県立図書館に納本することにした。

 

 この資料は、昨年の三月に講演会で発表したもので、パワーポイントのスライドショーの資料を印刷するもの。県立図書館には三冊(郷土資料保存用1、貸し出し用1、書庫保存用1)と、丸亀市図書館に2冊の計5冊。表紙だけはカラーで、中身はモノクロ印刷になっている。

 

 雨が降っていても、わが家の迷犬ごんは「散歩に行こうよ」と前足を伸ばして催促する。水に入ったり洗われたりするのは大嫌いなくせに、雨の日の散歩にはいそいそと出かけて行く。

 

 両面印刷で80ページ、A4版横とじで5冊が完成した。

 

 この次は、「古川庄八と古川阪次郎そして山口嘉次郎」という三年前の講演会の資料を印刷製本する予定。なんだかんだと遅くなってしまっている。昨年の白内障で気分的にやる気がなくなってしまったこともあって。

 

 だから、今年は「山頭火の句碑集」、「四国遍路の闇と陰」、「英国士官レキ研究」、「古川庄八・・・・」、「しわく広島八十八ヶ所調査報告書」などを、「県立図書館へ納本する予定。

 

 今日は79年前に起きた二・二六事件(にいにいろくじけん)の日。1936年(昭和11年)2月26日から29日にかけて、日本の陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて起こしたクーデター未遂事件である。事件後しばらくは「不祥事件(ふしょうじけん)」「帝都不祥事件(ていとふしょうじけん)」とも呼ばれていた。算用数字で226事件、2・26事件とも書かれる。(Wikipediaより)子供のころに町の映画館で、これを元にした映画を見た記憶がある。このビラはしっかりと覚えている。

 

 昼からは隣町にある「白鳥(しろとり)温泉」に行って来た。パソコンばかり叩いていたのでは眼も疲れるし肩も凝る。ところが、この日はメンテナンス日ということで、臨時休館。

 

 がっくりとして帰宅・・・。

 

 その後も相変わらずのデスクワークにどっぷりと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「何ものも「自分のもの」ではないと知るのが智恵である」という、ダンマパダの言葉から。「降れば濡れ 濡るれば乾く袖の上を 雨とて厭う人ぞはかなき」と一遍上人は言った。煩悩にまみれた自分でいいのだと腹をくくると光が見えてくる。「煩悩を断ぜずして 涅槃を得るなり」と親鸞聖人も言った。人生さえも借りものである。清々しく生きられるコツがそこかしこにある。「何ものも“自分のもの”ではない、と知るのが知恵であり、苦しみからはなれ、清らかになる道である」と、『ダンマパダ』に書いてある。考えても仕方のないことを、あれこれ思い悩むのは愚かなことだ。「眠れぬ者に夜は長く、疲れた者に一里は長い。真実を知らぬ愚者に生死の道は長い」とも『ダンマパダ』にあった。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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