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Channel: まほろば自然博物館
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鯉のぼり あくびばかりを 呑んでいる

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっており、夜遅くには雨の降る所があるらしい。気温は7度から12度、湿度は88%から58%、風は2mから3mの南南西の風が少しばかり。明日の10日は、四国の南海上を東に進む低気圧の影響で、一日中、雨となる見込みらしい。

 

 今日は待望の空き缶回収の日。とにかく、空き缶が溜まってどうしようもない。1日に6本、一ヶ月で186缶、先日に花見やお彼岸があったから120缶プラスして306缶・・・。回収場はわが家の空き缶で一杯になってあふれている。回収袋をもう、二枚用意してもらわないとあきませんなぁ・・・。

 

 それに、迷犬ごん(ウチンクン・デス・ド・キム・ハイディー・ゴンザレス)の年に一回の「狂犬病予防接種」の日でもある。注射一本で2850円。

 

 この犬はお馬鹿さんだから、外の犬に吠えられても知らん顔しているし、注射されても知らん顔、サルがいても知らん顔、イノシシがいても知らん顔・・・。でも、郵便屋さんや某宗教教団の人が来ると猛烈に吠える。私が坊さんの恰好をしていても吠える。全く、どんならん犬ですわ・・・。

 

 これが注射済みの証票。首輪に付けるらしいが、面倒だから犬小屋に貼り付けてある。

 

 犬を家に戻してから、香川県議会議員選挙の期日前投票に行って来た。少し前には「不在者投票」だけだったと思うが、近年は「期日前投票」という言葉の方が多い。それなりに意味があるのだろうけれど。事前に「アンケート」があって、「理由」を述べて署名する。誓約書だというのだが、これもまた、「鉛筆」書きだった。ということは、このアンケートは「公的文書」ではないのだろうか。役所や郵便局、農協さんでも鉛筆書きなんていう公文書はない。

 

 選挙の期日(いわゆる「投票日」)に投票できない有権者が、公示日又は告示日の翌日から選挙期日の前日までの期間に、選挙人名簿に登録されている市区町村と同じ市区町村において投票することができる制度で、2003年の公職選挙法改正により、これまでの不在者投票制度のうち「選挙人名簿に登録されている市町村と同じ市町村において有権者が投票する」場合について要件を緩和する形で新しく設けられた。従来あった不在者投票制度は、その対象となる有権者の範囲を縮小して存続している。(Wikipediaより) つまり、病院や介護施設、船舶や南極基地に居る人たちは「不在者投票」になるらしい。

 

 この中は撮影禁止になっている。 今回の選挙では、選挙区選出議員選挙では個人名を記載するが、やはり「鉛筆」で記載するようになっている。銀行や郵便局で、鉛筆書きの書類を出したら、直ちに「ボールペン」に書き換えさせられるのに・・・。この大事な一票を投票するのに「鉛筆書き」とは・・・。市の職員が、消しゴムで消したらどうなるんだろうか・・・。それを考えたら眠れませんなぁ・・・。

 

 こういう人が、じぃぃっと見つめている。ま、お役目とはいえじっと座って、いつ来るかわからん投票者を待っているのも大変やなぁと思うこと。

 

 天気もいいし・・ということで、徳島方面へドライブをしてきた。山の上の方では、まだ山桜が咲き誇っている。

 

 最近は、こうしたこいのぼりを見ることが少なくなった。広い空き地が必要だし、朝に上げて、夕方に片付けるのが面倒になったのか、少子化や団地サイズという小さなこいのぼりになったものか・・・。

 

 で、いらなくなったこいのぼりは、こうして寄付されて鯉の目刺しみたいに並べられる。これはこれでまた風情のあるものだ。

 

 ということで、今日はお勉強はすっぱりと忘れて走り回っていたことだった。

 

 そのドライブの間で見つけた今日の掲示板。「散る花や すでにおのれも下り坂」という、いつもの赤松先生のお寺にあったもの。人間は死への存在であり、死を意識する動物である。しかし普通考える死は単なる知識であり観念である。しかし、それが現実の自己にかかわる死ということになると、そういうわけにもいけなくなってくるもの。「散る花やすでにおのれも下り坂」不安が隠しきれぬ句とみえる。なんとなく寂しい人生の末期、死を間近にした心境であろう。一茶が晩年とくに信心深い生活を送ったと聞いているが、それは人間的な価値のいかにむなしいかを知っていたからだと思われる。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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