丸亀地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がっていたが、昼過ぎからは次第に晴れてきた。気温は10度から15度、湿度は90%から52%で蒸し暑い朝になった。風は2mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の12日は、高気圧に覆われて晴れるらしいが、気圧の谷や湿った空気の影響で午後は次第に雲が広がり、夜遅くには雨の降る所がある見込みらしい。
昨夜は一番下の「たっくん」と宴会になり、17時から0時半まで呑んで食べて呑んでの夕食になったもので、6時半の起床はきつかった。20分ばかり付近を散歩をして目を覚ませた。7時から朝食を食べて、8時からの「出事(でごと)」に出かけた。
今日11日の土曜日は、江の浦集落内の行事「こんぴらさん」のおまつりの準備の日。金毘羅宮は広島神社の境内末社の一つ。昔は「おとおか(10日)」のおまつりと言われていたので、そのあたりの土日に春の例大祭が行われてきた。
みんながたまげたのは、昨年に生えたタケノコ・・・。床下から板をはがして伸びたものの、何かの事情で枯れてしまっている。今年も又生えてくるのかも。
この集落も25人ほどになったので、みんなで手分けをしておまつりの準備をする。
まだ、ここの桜は健在だった。
10時過ぎに準備が終わったので、解散になった。あとは総代さんや当番の方たちが細かな準備をしたり、しめ縄や紙垂(しで)、玉串なんぞをこしらえる。そういうものにはタッチできない。
わが家にもどると、弟が草刈りをやってくれていた。彼はボランティアでいろんな所の草刈り奉仕をしているので、草刈りは得意らしい。
四月初めということで、草丈はこんなものだが、ビミョーな長さだった。
それを一気に刈り払ってくれた。五月の連休までは大丈夫だろう。
11時半に昼食を食べて、12時50分のフェリー「しわく丸」に乗って島を出る。帰りに、もう一度、軽トラを点検したが、バッテリーがいかれたようで、「グー」の音もしない。バッテリーの交換が必要。だから、昨日は雨の中を歩いて島の家に向かったし、今日は歩いて、港まで戻って来た。
山の家に戻ったら15時過ぎ。あっという間に1日が過ぎる。
今日の掲示板はこれ。「人生は単に長さだけでなく 幅もあれば深さもある」という金子大栄先生の言葉から。世間一般的には人生が長いほうがより価値があるように言われたりするし、長生きすることが幸せだと考える人もいるが、いのちというものが単に抽象的な長さだけで考えられてはならないと思う。真に人間のいのちならば、長さのみならず幅もあれば深さもあるはず。年齢を重ねれば、それだけ人生をよりよく見、経験するわけだから、それだけものわかりがいいはずなのに、反対に我が強くなり柔軟心に欠け、思い通りにならないと人生を嘆き、時には怒り出すことも無きにしもあらず・・・・・。やはり人は、いのちを空しく長さだけに生きるのではなく、いのちを深さにおいて生きることが大切なのではないだろうか。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。