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Channel: まほろば自然博物館
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藤の花 思い思いの 花日記

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 さぬき市地方は薄雲が広がっていたが、高気圧に覆われて概ね晴れている。気温は11度から22度、湿度は76%から44%、風は1mから2mの北東の風がさわやかだった。明日の25日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 前から講演を頼まれているので、今日は、その会場の下見にやってきた。朝の6時からだそうで、5時起きして寝ぼけ眼でやってきた。朝が早くなったとは言え、こんなに早く起きたのは久しぶりだ・・・。

 

 私の場合、スクリーンとプロジェクターの位置やPCの配置場所がキーポイントになる。右のスクリーンは、講演が始まる前に、上に引き上げられる。いくら何でも、こんな狭い画面では説明しきれない・・・。

 

 さて、タケノコは掘るのも食べるのも飽きてきたもので、昨日には、こうして、鎌でバサバサと切り飛ばして行った・・・。ところが、奥方がまたしても、「お友達が欲しい・・・と云うとるんよ・・・」と、のたまわく。木村株式会社は「タケノコ販売会社」やないんよ・・・。

 

 期待をしないで出かけたら、こんなにも生えていた・・・。そのお友達は、これ、全部を喜んで持って帰ったのだと云う・・・。私に、掘り賃を頂戴ませませ・・。

 

 わが家には、頭部をサルがかじったものがこんなに残った・・・。

 

 それでは・・・ということで、出かけた先はここ。高松市飯田町にある「岩田神社」である。ここの藤は「孔雀藤」ということで有名なのだけれど・・・。

 

 来て見て・・・なんだ、これ・・。ようやくに咲き出した程度。樹齢七百年で貞治二年に細川頼之が観藤の宴を催したと伝えられているという石碑があるが、どうにも神社の由来書はすぐには信じがたい・・・。

 

 そうか、ここは五月になるときれいになるのか・・・。全くの期待外れの方が何組も・・・。「癒やされもしないわね・・」「そうねぇ・・」と帰って行った。そういえば、ここには「藤まつり」ののぼりも提灯も出ていない・・・。

 

 今日は春の例大祭の準備だろうか、大勢の人が柱を組んだり、縄を引いたりと作業をやっていた。

 

 それならば・・・と、やってきたのが、高松市西植田町の「藤尾神社」にある大きな藤棚である。ここは最近に造られたものだと思う・・・。ようやくに花が咲いたところで、房はまだまだ短くて30Cmから50Cm程度・・・。

 

 このピンクの藤はすごい・・・。ここには、白・桃色・紫・黄色の四種類の藤があるが、こればかりが勢いづいている。

 

 白いものも、これ、この通り。ここは大きな蜂がぶんぶんと威嚇をしてくる。形もずんぐりとしているので、人を刺さないとは思うが、大きな音で頭上を飛ぶと、やっぱりこわくて逃げてしまう。

 

 藤色も房を垂らしてきた。

 

 標高一六三・八メートルの山頂に藤尾八幡神社が鎮座するこの山は、古くから山全体が社叢(しやそう)であると同時にご神体とされ、地域住民の信仰を集めている。昔は社殿がなく、住民は山そのものを麓(ふもと)から見上げて拝んでいたのだという。

 

 五月の連休が終われば、もう一度、ここに来たいと思ったことである。

 

 ここからは、高松市東部、右に五剣山、左に屋島が望める。

 

 今日の掲示板はこれ。「目覚めとは 当たり前、正しいと思っていたことの間違いに気づかされることである」というもの。「目覚め」とは、今まで当たり前、正しいと思っていたことではなかった、間違いであった」と、自分の非に気づかされることである。当たり前、正しいと思っていたことと云うのは、煩悩を通した見方でもあった。これに対して「目覚め」というのは、煩悩を通さない見方に照らされて、何が真実か・・・ということに気づかされていくということである。最初の表題、「自覚の宗経」ではなくて、「仏教は自覚の宗教」が正解である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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