Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all 3558 articles
Browse latest View live

煩悩を 積み上げて行く 霜柱

$
0
0

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲の広がっている時があったが、おおむね晴れの一日だった。気温は0度から11度、湿度は55%から60%とほぼ安定、風は1mから3mの南西の風がときおり吹いた程度、おおむね落ち着いた一日になった。

 

 午前中は論文の見直しとか修正とか・・・。そうそう、例のウィルスソフトの騒動で、ノートPCをリカバリー処理したもので、年賀状ソフトの住所録データがゼロ件数に書き換えられてしまった。ま、150件ほどのデータだから大慌てするほどでもないが、30件ほど入力したら飽きてしまった。ま、年末までにのんびりとやるほかはない。

 

 さて、今日のおうどんはここになった。高松市三谷町にある「手打ちうどん根っこ・三谷店」に寄ってみた。ここは広い駐車場があるし、店内も広いので安心して立ち寄れる。

 

 で、毎度のことながら・・「しっぽくうどん小」を注文した。しっぽくそばもあるというのだが、どうにもおそばは食べたいとは思わない。

 

  ここのしっぽくうどんは豪快だ。具材がてんこ盛りになっている。ダイコンやサトイモがふんだんに盛りつけてあって、野菜の具材だけでおなかが満腹になりそうだ。

 

 それはそうと、映画の主役にもなった香川県警の警察犬「きな子」の娘の「こむぎ」が、正式に香川県警の嘱託警察犬として採用されたそうだ。5回目の挑戦での合格らしい。母親のきな子は、今年3月に嘱託期間を終えて警察犬を引退するため、こむぎはきな子の後を継ぐことになって、今年4月から2年間、事件の捜査や行方不明者の捜索などを行うとのことである。

 

 さて、午後からは集落内の行事で、「山の神さん」のお掃除。例祭は14日の午後から行われるのだが、事前に境内なんぞのお掃除をやって、しめなわを取り替えたりする。

 

 私は新参者だから、どういういわれがあるのか、どんな神さまをお祭りしてあるのか知らないのだが、ま、みんなと一緒になってお掃除をやってきた。昔はこの境内地に拝殿もあって、おこもりをして世間話に夢中になったという話は聞いたことがある。

 

 本殿の手前に石がきれいに並んでいるが、これが拝殿の基礎石だろうと思う。今は立派な集会場ができているので、14日にはその集会場で例祭が行われる。

 

 ここの狛犬は変わった歯並びになっている。上は普通の人間のような歯並びだが、下はとがった犬歯があって、肉食用になっているが、これでは前歯が邪魔で食べられないではないか。どうやって、何を食べるのかが疑問になったことだった。

 

 さてさて、背中を打って動けなくなった母のさっちゃん・・・。今日はケアマネさんとの協議の上で、介護ベッドの導入・車いすと歩行器を借りることになった。今から寝たきりになられても困るので、様子をみながら少しでも歩いてもらわねばならないし、動くように努力もしてもらわないと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。facebook仲間の森重さんからシェアしたもの。「耐えてこそ 蕾ふくらむ梅の花」というもの。梅も桃も桜も・・・みんな辛い冬のきびさに耐えてこそ、美しい花を咲かせてくれるというもの。私たちも楽しいことばかりでは飽きてしまうし怠惰にも傲慢にもなってしまう。時には苦労も感じ、敗北を知り、そうして成長してゆきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


はっとする 時間の早さや 冬帽子

$
0
0

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で昼前から雲が広がっている。朝方は霜で真っ白だったから、これはいい天気になるぞ・・・と思っていたのだが、予想外の想定外。香川県の13日は、気圧の谷の影響で雲が広がり、夜には雨や雪が降る見込みなんだとか・・。明日は全国的に大荒れの天候になるのだとか・・・。

 

 今日、1月13日は、安政7年1月13日(19日説もあり)、咸臨丸がアメリカに向けて品川沖を出港した日とされている。オランダで造られた幕府所有の軍艦「咸臨丸」は、長崎の海軍伝習所で幕臣や諸藩の訓練生らの海軍養成の為の練習艦として使われていたが、安政5年に締結された『日米修好通商条約』の批准書を交換する為に、井伊直弼の指示の下、アメリカに対する幕府遣米使節団を派遣することとなり、その使節迎艦ポーハタン号の護衛艦が咸臨丸であった。

 

 あれから150年余・・・。昨年はオランダ留学生を長崎まで運ぶ途中で塩飽本島に立ち寄っての150周年記念の年だった。今年はどんなドラマが生まれるのだろうか・・・。

 

 ということで、先日に全削除してしまったノートPCの年賀状ソフトの住所録整理をやっていた。今年に頂いた年賀状データは投入できた。

 

 今日はけいこばぁのお友達がやってくるというので、事前に私はおうどんを食べておいた。今日のおうどんは東かがわ市松原の「陣内うどん」という一般店。

 

 で、今日は風邪気味でもあるし・・・ということで「鍋焼きうどん」を注文した。670円だった。こういうおうどんは滅多には食べられない。

 

 時間が早かったからか、お店には人影がまばら・・・。日曜日は出足が遅いものか、お仕事の方がお休みだからか・・・。

 

 我が家では「女子会」が宴たけなわ・・・。若い頃の歯医者さんの仲間らしい・・・。

 

 お正月らしいおもてなしで思い出話に余念がない。私にはちんぷんかんぷん。どうにも会話にはついていけない私である。

 

 世の中は三連休だとか成人式だとかとにぎやかだけれど、私どもにとっては全く関係のないお話。いつものように朝が明け、いつものようにうどんを食べ・・・、いつものように雨戸を閉めて・・・お風呂・夕食・笑点・お相撲が始まるのか・・・。

 

 それにつけても、日が暮れるのが遅くなった・・・という実感は感じる今日このごろ。でも、今夜からの爆弾低気圧というのが、すこしばかり気になることではある。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しいとき そのなかから きっと何かが生まれますよ」という渡辺和子さんのお言葉・・・。苦しい中から、悲しい中から・・・きっと何かが生まれるはず。悩む中から、迷う中から、きっと何かが生まれるはず。あきらめずに生きてさえいれば、きっと何かが生まれるはずですから・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

初雪に 今日の予定を 差し替える

$
0
0

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雨が降っており、山間地では雪となっている所があった。その後は冬型の気圧配置となるため雲が広がってきた。気温は7度から4度、湿度は72%から92%、風は2mから6mの北の風が吹いていた。

 

 夜中じゅう雨が降り続いており、朝方はそれが雪になり、みぞれになった。積もったりはしないが、一時はそのあたりが白くはなった・・・。

 

 ということで朝方は読書をしたりネットで遊んだりしていた。私らの頃は成人式というと、1月の15日だったから、14日が成人の日だと言われてもぴんと来ないし、私は成人式に出席できなかったので、その思い出もない。

 

 ということで、今日は町内のうどん屋さん「そらいけ」でのお昼になった。ここは一般店。「そらいけ」というのは、昔からのこのあたりでの「屋号」なのだそうだ。お店に入って好きな席について待っていれば注文を取りに来る方式。料金は後払い方式。

 

 で、飽きもせずに「卓袱(しっぽく)うどん並」で360円。昔の1ドルみたいやね。サトイモが印象的だった・・・。麺はコシのあるしっかりした麺である。

 

 今日はみぞれまじりの天候だったせいかお客は少なかった。休日でお仕事関係の方がお休みだったせいもあるかも・・・。

 

 午後からはさっちゃん用の介護ベッドがやってきた。背骨が痛い、腰が痛いというので、電動式のベッドで、身体を動かさずに食事をしたり、テレビを見るために、こうしたものを借りることにした。むろん、ベッドの高さも変えられる。

 

 それから車いすと歩行器も借りた。とにかく痛みが弱くなれば自分でトイレにも行ってもらわねばならんし、自分でお風呂にも入ってもらわないと・・・。明日には、腰の痛みを調べてもらうために病院に行くのだが、早速に、車いすが必要になる。

 

 お昼過ぎからは集落内の「山の神さん」の例祭がある。昔は山で木を切ったり、炭を焼いたり、たきぎを採ったりしていたので、山の神さんというのも大切な神さんであったのだろう・・・。

 

 でも、今は形式的な集まりで、祭礼は形ばかりで、後は世間話に終始する。小さな12軒の集落だけれど、こういう機会でもないと顔を合わすこともないし、話をすることもなくなった。ま、こうして顔を合わせての「安否確認」みたいなものだ。近く・・・「老人会」も世話役不足で解散する方向だとか・・・。

 

 最近の話題は「ノロウィルス」と「嘔吐下痢症」である。誰が入院したとか、誰が救急車で運ばれたとかの情報交換・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「踏まれても 根強くしのべ 福寿草 やがて花咲く 春は来るなり」というもの。誰の歌かは不詳。昔から言い伝えられてきた言葉かも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね

母老いて 今日薄氷を 踏むごとく

$
0
0

 さぬき市地方は寒気の影響で雲が広がる時もあったが、冬型の気圧配置が次第に緩んでくるため、概ね晴れてきた。気温は4度から7度どまり。湿度は56%から68%程度。風は5mから7mと冬らしい西北西の風になった。

 

 午前中は、母のさっちゃんの部屋にあったベッドやおこたなどの片付け作業。介護ベッドが入ったために、いらなくなった就寝用のベッドや休息用のおこたもいらなくなったので、整理して二階の物置に収納してしまった。

 

 痛みがなくなればおこただっていると思うのだが、さっさと片付けられてしまった。ま、冬の間は介護ベッドで寝ているのもいいのかも知れない。確かに病院にはおこたは置いていないわな・・・。

 

 そうそう・・、腰が痛いので骨折かも知れないので、今日、病院に行くと言うてたのだけれど、今朝になったら痛みが和らいだので病院には行かないと言い出した。骨折をしてたら、痛くて痛くて寝てなんかいられない筈・・・。今週末の金曜日の診察日まで待つことになった。やれやれだ。

 

 ということで、今日は木田郡三木町池戸(いけのべ)にある「手打ちうどん・みき」に寄ってみた。ここは一般店なのかセルフなのかはわからないお店。やや一般店かな・・とは思う程度。

 

 ま、田舎の食堂・・・というイメージ。ご近所のお年寄りがおでんをアテにしてビールを飲んでいたり、おでんをつつきながらビールを飲んで国際情勢を話し合ったりしている。

 

 ここのお店は、おそらく年がら年中・・「しっぽくうどん」をやっていると思う。確かめたことはないし、真夏にこんなものを注文はしたことがないが、そんな気がする・・・。小で320円だった。麺もお出汁もお野菜もマイルドでおいしかった。

 

 お店には中年のご夫婦と、この背の高いお姉さんがいてはる。余分な詮索はしない。

 

 午後からは天候も悪いのでドライブはやめて、自宅で読書をすることにしたが、目が頁の上を滑ってばかりで頭に入らない・・・。どうしたもんだか・・・。本を読もうとすると眠たくなってしまうのもいつものことで、おこたの上には読みかけた本ばかりが積み上がっている・・・。

 

 今日は1月15日ということで、「小正月」とか「女正月」とかというたものだが、今もそういう風習とかはあるんだろうかね、このあたりでは聞かないのだけれど。ラジオでは「小豆がゆ」とかとも言うてたが、そんなものを食べた記憶は全くない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「伏せた茶碗じゃご飯はつげぬ。閉じた心じゃ話にならぬ」というもの。

     伏せた茶碗にゃ ご飯はつげぬ
     閉じた心じゃ 話にならぬ
     耳を塞がず 素直に聞けよ
     言われるうちが 花なんだ
     言われた言葉を かみしめて     
     器の大きな 人になれ

     正しいことも 行わず
     幸せだけを ねがうなら
     其れは身勝手 得手勝手
     人には人の 道がある
     それが守れぬ ようならば
     天の助けも ありはせぬ
                 <地湧(じゆ)の声より>

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

冬うらら 計算違いの 航空機

$
0
0

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は0度から8度、昼間は暖かった。湿度は56%から84%、風は1mから2mの西北西の弱風・・・。

 

 今日は天気がいいのでおこたを片付けて布団を干して掃除機をかけた。

 

 風もなくて布団干しにも最適の朝になった。

 

 今日のおうどんはここになった。高松市一宮町にある「源平うどん一宮店」。田村神社近くにできたお店である。

 

 で、飽きもせずに今日も「しっぽくうどん小」で450円。お野菜がふんだんに入っている。ゴマをかけたから少し見栄えが悪くなった。野菜もしっかりと煮込んであって食べやすかったし、麺もしっかりとしていておいしかった。

 

 お店の写真はいいが、厨房は撮らないで・・と店長さんに言われた。

 

 で、朝から大騒ぎをしている高松空港に向かった。県内の各テレビ局の中継車が勢揃いしている。

 

 これが全日空(ANA)の787型機で、山口発東京行きANA692便が午前8時47分に高松空港に緊急着陸した。コクピットの中で「バッテリーに不具合がある」とのエラーメッセージが出たため。乗客129人、乗員8人は全員脱出した。

 

 このため高松空港の滑走路は閉鎖された。787型機は滑走路からエプロンに入る誘導路上に入ってすぐにエンジンを停止してシューターを降ろして緊急脱出した。

  

 空にはヘリコプターが何機も飛び回っているし、消防車や警察車両なども駆けつけて空港内は騒然としていた。もちろん、空港公園周辺にはおびただしい野次馬とか望遠レンズを構えた写真マニアなどが押し寄せていた。

 

 その後、塩江経由で戻ったが、さすがに塩江町に入ると道路脇には残雪が・・・。さぬき市多和に入っても田んぼや日陰には雪が残っている。

 

 このあたりは相当に降ったんだろうね。さすがに道路上には雪も凍結もなく、いつも通りに走ることができた。

 

  今日の掲示板はこれ。「初めに満足するものは先に進めない」というもの。これは『君の路を行きつくと良き満足がある。しかし初めに満足する者は先へ進まない』という、リュッケルトという詩人の言葉である。リュッケルト

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

山は雪 明日の予定を 立てかねる

$
0
0

 さぬき市方面は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、午後からは雪や雨が降ってきている。気温は3度から7度、湿度は62%から80%。風は1mから4mの微風。

 

 昨日の午後から母のさっちゃんが「痛い・痛い」と言い出して、かかりつけのドクターの往診をお願いしたが、「どうする手立てもない・・・」と、痛み止めの点滴をしてもらったのだが・・・。

 

 そのドクターの紹介状を書いてもらって、今日は別の病院に行くことになって、またも介護タクシーをお願いした。寝ているときはそうでもないのだが、こうして座ると痛いというし、身体にさわると痛いというもので・・・。

 

 で、今度は東かがわ市にある病院に向かった。ここのレントゲンの撮影機がいいらしいというもので。撮影機がいいのか、ドクターがいいのかは知らないのだが。

 

 ここは、けいこばぁが勤めていた病院でもあるので、看護師さんたちもてきぱきとやってくれたようで・・・。このおじさんが介護タクシーの運転手さん。うまく患者さんを軽々と運んでくれる。さすがプロだなぁと思う。

 

 あとは看護師さんたちにお任せしておいて、私はおうどん屋さんへ向かった。なんだかんだのとやっていると、すぐに11時を過ぎてしまっていて・・・。東かがわ市三本松にある「かま八」という一般店。

 

 ここにはしっぽくうどんがないもので、今日は珍しく・・・「天ぷらうどん」で650円。エビ天が二尾入っているおうどん。麺は細麺で上品。

 

 ここも常連さんのたまり場みたい。おでんを肴にビールを飲んでいるおじちゃんがいた。ここはパチンコ店の駐車場に隣接しているもので、少し前までは、そこのお客が大勢いたものだが、最近はパチンコ店はやっていないんだろうか・・・、駐車場に車はない。

 

 12時過ぎに病院に戻ると、検査も終わったようで最終の診察。ま、永年の労働ほかで背骨が相当に傷んでいるようで、圧迫骨折があるのかも知れない。かといって、どうすることもできないので、しばらくは安静にして寝ているほかないという。

 

 帰りは看護師さんがストレッチャーから、うちのバンタイプの車に乗せてくれたが、帰ってからはけいこばぁと二人で車いすに乗せ替え、部屋に運んでベッドに移すのが手間取った。ま、さっちゃんもやせて軽くはなっているもので、そんなに苦労ではないが、何せ、痛がるので触れない・・・。

 

 午後からはとうとう雨になってきた。遠くの山では雪になっているのかも・・・。 というてる間にみぞれになってきた。夜には雪になるのかも・・・。と言うてる間に雪になってきた・・・。

 

 しかしのかかし、身体を動かせないとなると、トイレやお風呂に入れないので、けいこばぁがつききりで介護しないとあかんし、身体を動かせないと、それこそ寝たきりになってしまいそう・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。今日の一日と明日からのことを考えて、「何とかなる」。何とかしなければ・・・という思いだけ。でも、「何とかなる」んだろうか・・・。たぶん、「何とかなる」んだと思う・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

雪の朝 少しは元気な 明日を見る

$
0
0

 四国地方は冬型の気圧配置が緩んできており、概ね晴れていたが、午後からは雲が出てきた。気温は0度から4度と底冷えのする一日になった。湿度は54%から76%、風は4mから6mの西北西の風でやや冷たい風だった。

 

 昨日の夕方に降った雪と今朝方にも降ったのだろうか、あたりはうっすらと雪の朝になっていた。場所に寄っては3センチもあったが、場所に寄れば0センチという所もあって・・・。

 

 このあたりは1センチもないほど・・・。うっすらと・・・という程度。

 

 でも、道路には雪なんぞないのか、普通通りに通勤の車が走っている。このあたりの車はスタッドレスタイヤなんぞ履いていない。だから、橋の上や山陰なんぞではスリップする車があるのだが、今日はたいしたことがないのか普通に走っている。

 

 仕方がないので、午前中は読書でもということで、FB友人の「あさくら・ゆう」さんの著書、「川崎尚之助と八重」を読んでみた。ま、一気には読めないけれど。

 

 で、今日は道路が凍結していてもよくないので、近くのお店に行くことにした。さぬき市長尾東にある「笠堂や」に寄ってみた。

 

 11時前でも、地元の人だろうか十人ほどがおうどんを食べている。

 

 さすがに今日は「しっぽくうどん」はお休みにして・・・「おんたま肉ぶっかけ小」にした。肉ぶっかけうどんに温泉たまごを載せたもの。これで360円だった。肉はどっさり入っていて、甘辛いというかしっかりした味付けでうどんがかすんでしまうほどだった。

 

 山の旧宅に行ってみたが、道路には雪はないが、旧宅に入る道は雪がそのままだったので戻ってきた。この道路だって残った雪が踏み固められていてツルツルになっている。

 

 母のさっちゃんは口は丈夫だし頭も丈夫なんだが、背中が痛いというもので寝たきりになっている。だから、夜はけいこばぁが部屋に泊まり込んでいる。夜中にトイレに起きたりすると、またもこけてケガをしても困るということで。

 

 今日も介護サービスの業者さんがやってきて消耗品ほかの補充をやったりと、けいこばぁも忙しい。お風呂にも入っていいと言われているが、痛いのがイヤらしくて身体を拭く程度になるが、これも二人がかりでないとやれないし・・・。

 

 ということで、昨日の続きのような掲示板になった。

 

 「なんとかなる なるようになる なるようにしかならない 心配するな」一休和尚の言葉だとされているが、ま、取り越し苦労をせずに・・・みたいなことだろうか。くよくよせずに、明日は明日の風が吹くさ・・みたいなことでいくとしようか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

悔いもあり 未練も残して やぶつばき

$
0
0

 さぬき市地方は寒気の影響で雲の広がっている一日になった。一時、雨になったり、晴れてみたり、またもや曇ってみたりと不安な天候だった。気温は0度から9度、湿度も54%から78%、少しばかり肌がカサカサ気味・・・。風は2mから4m西北西の風が吹いてみたりと・・・。

 

 朝の間は空気が冷たくて迷犬ごんの散歩がやっと。それにおとといあたりから右膝が痛み出して、階段の上り下りがきつくなった。どこかで打ったとか、ぶつけた・・ということもないのに・・・。関節炎だろうか・・。冷えたのがよくないのかも。

 

 で、午前中は読書・・・。「川崎尚之助と八重」は歴史研究書みたいで難しい。頭がとげとげしてきて数頁でギブアップ。根性も気力も努力も失せている〜。

 

 で、手に取ったこの本も半分ほどを読んだのだが、おなかがすいてきたのでお出かけをすることになった。けいこばぁが病院の支払いや介護タクシーの代金を支払いに行っているので、その帰りを待ってのお出かけになる。さっちゃん一人をおいては出かけられない。

 

 さぬき市長尾西にある「いこい食堂」という一般店。ここは「どじょううどん」で有名なお店なのだが、普通のおうどんもおいしいお店。当然、ふつうのかけうどんやきつねうどんもあるし、冬季限定の「しっぽくうどん」も当然にある。

 

 これがここの「しっぽくうどん小」で450円。熱くて汗を流しながら食べきった・・・。

 

 創業は昭和35年ということだが、元は旧商店街にあって、ここに越してきたのは昭和の後半だったように記憶している。それでも室内はレトロ感覚であふれている。

 

 それにしても最近の時間の流れはものすごく速い。朝の6時過ぎに起きるのに、雨戸を開けて回り、おうどんを食べて一仕事したら、早くも雨戸を閉めて回り、お風呂の支度に犬の散歩に夕食タイム・・・。あっという間の一日が終わる・・・。この前にお正月でわぁわぁ・・と騒いだのに、早くも明日は20日になる・・・。

 

 頼まれていた「二十四輩研究論文集」の印刷にかかったら、「トナーを準備してください」というエラーメッセージ。けいこばぁはさっちゃんがお布団を汚したからと洗濯ものを抱えて走り回っている・・・。

 

 そんなこんなで、早くも5時が近くなってきた。それにしても日が暮れるのは遅くなってきたのは嬉しいことだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「解決できんものがあるところに また人生の意義がある」という曽我量深先生の言葉である。物事が簡単に解決できるのものならば、人類は進歩も努力もないだろうし、思いのままになる世の中ならば、怠惰と横着が蔓延することだろう。今年の流行語になりつつある「ならぬものはならぬのです」のように、「解決できんものがあるところに、私たちの人生の意義があるのだ・・」と、曽我先生はいうとるんやろうね。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


蝋梅に 朝のしずくや 車いす

$
0
0

 四国地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で瀬戸内側の東部を中心に雲の広がっている所があった。気温は2度から8度、湿度は62%から74%と乾燥気味。風は弱くて2mから4mの西の風。

 

 寒くもないし風もないのでおでかけしたい気分なのだが、当分は自宅待機状態というか謹慎状態・・・。母のさっちゃんの状態が安定しないもので・・・。

 

 ということで、この本を読み出した。「尚之助」は、「しょうのすけ」と読むらしい。ということで、午前中に半分まで読んだ。会津戦争あたりまで。ま、FaceBookなどで「あさくらゆう」さんの調査していることはうすうす知ってはいたが、ま、いろんな歴史の積み上げだなぁと思った。

 

 で、奥方に頼まれていた夕飯の買い出しに出かけることにした。「こってりとしたすき焼きが食べたい・・・」というさっちゃんの要望で、今夜は「すき焼き」なのだそうだ。それに缶ビール(第三のビール)2ケース、日本酒一本などと、私の業務用のプリンター用トナーなどの買い出しである。

 

 ついでにお昼はここにした。さぬき市津田町津田の「さぬきうどん・羽立:はりゅう」という一般店。津田川沿いにあるこじんまりとしたお店だが、小さなお店だからすぐに満席になるので早めに行くようにしている。

 

 で、今日も「しっぽくうどん小」をお願いした。季節限定品はその季節でないと食べられないもの。今のうちに食べておかねば・・・。これで400円。

 

 早い時間帯には店長さんも忙しそう・・・。天ぷらの揚げ場はおばちゃんが専任でやっている。あと、下手間のおじさんが洗い物をやっていた。お昼前になると婦人部隊の応援がやってくる仕組み。

 

 食材や飲み物を調達した後、電機屋さんでプリンター用トナーを買った。これが7000円少しする。これでA4版用紙を2000枚しか印刷できない。だからあっという間に消費してしまう。

 

 家に戻ると、昨日の続きの印刷作業。例の「讃岐における二十四輩遺跡調査研究報告書」で、126頁の冊子を5冊分である。

 

 午後からは弟夫婦がさっちゃんのお見舞いに来てくれた。昨日、今日あたりは落ち着いてきたのか、あんまり呼び出しコールのチャイムが鳴らない。明日にでもケアマネさんに訪問入浴サービスをお願いしなければと相談をしたところ。私らでは手足や身体を拭くくらいしかできない状態。

 

 そんなこんなで、あっという間に、「大寒」の今日は、暖かく暮れてしまうのであった。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きるということは 思い通りにならないということが はっきりとわかることです」という祖父江文宏さんの言葉である。祖父江さんは、大谷派の僧侶であり、暁学園という児童養護施設の園長さんをされていた方。親と一緒に生活することができない50人の子どもたちと共同生活をされており、児童虐待防止に取り組まれていた方である。そういう経験、そういう生き方の中から、実感された言葉かなぁと思うばかりである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

生かされて 蝋梅の黄を 部屋に置く

$
0
0

 さぬき市地方は、低気圧や前線の影響で雲が広がり、夕方からは雨が降り出してきた。明日は、低気圧や前線の影響で朝にかけて雨となる予報になっている。気温はマイナス2度から9度、風は2mから3mの弱風。

 

 朝の間は霜が降りていて日中には暖かくなるぞ・・と期待していたのだが・・・。

 

 天気のいいのは朝の間だけ。その間に、読みかけていた「川崎尚之助と八重」の残りを一気に読んでしまった。それと年賀状・・・。

 

 約150枚ほど届いている年賀状のうち、4等の切手シートが2枚だけ・・・。ま、1等や2等ははなから当たらないと思っているせいか探す気にもならない・・・。

 

 で、今日は木田郡三木町鹿伏(ししぶせ)にある「讃岐うどん寒川」に寄ってみた。昭和31年創業だから老舗のセルフうどんのお店である。だからいつも多くの常連さんが集まってくる。

 

 だから、右端のステンレスの容器でうどんを温めてから食べるようになっている。ま、私のように「しっぽくうどん」なんぞを注文すれば、完成品が出てくるようにはなっている。

 

 この「しっぽくうどん小」で320円、稲荷寿司2個で180円、合計500円になった。で、途中のスーパーで冷凍うどん10食分を買って帰る途中・・・けいこばぁからの緊急コール。「すぐに帰って来て・・・」

 

 「様子がおかしいの・・・」というので部屋に入ると、「胸が苦しいから救急車を呼んで・・・」という。顔が青ざめてしまっている。そこで救急車を呼ぶことにした。掛かり付けの町医者は今日明日とお休みだというし、市民病院も混雑していると言うし・・・。

 

 救急車はイヤだなぁ・・と思ったが仕方がない。なんだかんだといいながら救急車には乗せたものの・・・受け入れ先が決まらない・・・。結局の薬局で東かがわ市にある県立病院に搬送することになった。

 

 すっかりとお馴染みになった県立病院で、CTを撮ったりしたところ、尿がたまりすぎて心臓や肺を圧迫しているのがわかった。その尿を抜き取って、点滴をして、本日は帰宅。

 

 今度は介護タクシーをお願いして戻ってきた。なにせ、背中が痛むし腰も痛むもので車いすを嫌うのだからどうしようもない。介護タクシーは折りたたみ式のベッドにもなる車いすで寝たまま搬送ができるようになっている。

 

 明日も、このタクシーにお願いして市民病院で診てもらうことになっている。おとといあたりからけいこばぁが「水分のインとアウトが少なくなってきた・・・」と言うていたが、こんなことになっていようとは・・・。本人は自覚がなかったんだろうか。なかったんだろうなぁ。。おなかがぱんぱんになっているのに・・・。

 

 そんなこんなで、今日もあっという間に日が暮れて、雨戸を閉めて回る時間になった。

 

 今日の掲示板。「迷惑をかけずには生きられない 「おかげさま」ってほんとうなんだ」というもの。「人様に迷惑をかけるな」などと、親が子に教えたものだが、人は誰も迷惑をかけずには生きられない。子供は親に迷惑をかけて大きくなり、親は子に迷惑をかけて亡くなる。まだまだ、「おかげさま」とは言えないけれど、これからどうなっていくのかなぁと思う毎日ではある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

愚かさを 高笑いする やぶ椿

$
0
0

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、雨の降ったりやんだりの状態。気温は6度から10度、湿度は70%から90%。風は0mから4m、北北西の風・・・。

 

 今日はさっちゃんが市民病院で診察を受ける日なのだが、介護タクシーが予定が入ったものだか、9時半前にやってきた。仕方がないから前倒しで送ってもらった。

 

 10時前に病院には着いたのだけれど、外来患者が優先だということで、午後からの診察になった。私は取り立てて用事もないし、気管支や肺が弱いものだから自宅待機ということになった。

 

 今日は確定申告用の資料造りをやり始めた。うちの場合は医療費控除がメインになる。さっちゃん用・けいこばぁ用・私用のそれぞれのエクセルシートに領収書を見ながらデータ投入。最後に、我が家の合計を出すと・・・。

 

 220,978円になった。昨年は292,615円だったから70,000円ほど安くなっている。その半分以上が薬代である。で、私の医療費が全体の2/3を占めている。

 

 今日のおうどんは、そういうこともあって、町内の「手打ちうどん杉本」で済ませた。開店直後に押しかけたせいで、赤いのれんがまだ出ていない。

 

 で、今日もしっぽくうどんの小で400円。まだ、病院に行っている二人は食事どころではないのだろうから、なんとなく気分が乗らないおうどんになった。

 

 午後からも雨は降ったりやんだり・・・。お天気も薄暗いし、家の中はしんと静まりかえっているし、気分的にも乗らない・・・。

 

 さっちゃんは、泌尿器科で、その後の検査を受けるのと、県立病院で撮ったMRIの電子情報をメディアごと紹介状とともに内科医師に渡して診察するということらしい。

 

 15時過ぎに介護タクシーに乗って二人が戻ってきた。ま、事態は深刻な方向に向かっている。来週、今後のケア活動をどうするかの検討会が行われるらしい・・。さっちゃんは、「入院したくない」の一点張り。けいこばぁも「自宅で・・・」と願っているらしい。二人がそういう方向ならば、私もそうせざるを得ない・・・。

 

 くしくも、明日がさっちゃんの満88才の誕生日。本来ならば、米寿のお祝いをするところだが、今はそういう状況にはない。小さな和菓子でも買ってきて、ささやかにお祝いするくらいなものだろうか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「時が来ればお返しせねばならぬ 財産も借りもの 生命も借りもの」というもの。人の命はいつかは尽きる。それは誰しも理屈ではわかっていることだろうが、死んだ後にも財産を持っていくぞと言わんばかりに金を稼ぐことにあくせくしている人もいるのが事実。しかし、人は裸になって死んでいかねばならない。裸で生まれ、手ぶらで生まれたのだから、「念仏一つ、手ぶらで帰らねばならない」のだと教えてくれている。

  

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

冬晴れは 犬に散歩を せがまれる

$
0
0

 さぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がりってばかりの一日になった。その雲間からときおり暖かい太陽が顔を見せる程度。気温は6度から8度、湿度は64%から58%・・・、少しばかりのどがいがらっぽい。風は2mから3mの弱風・・・。

 

 昨夜はさっちゃんもよく寝られたようで、けいこばぁも熟睡をしたというていた。痛みがなければないで、退屈するし、なかなかにおとなしくはしない人なのだ・・・。

 

 連日、母のさっちゃんを連れての病院通いだが、今日は私の予約診察日。先の10日の診察で肺に水がたまっていると言われたので再検査になったのだが、利尿剤の効果だろうか、すっかりとよくなっている。これが進むと心不全に陥ってしまう。肺に水がたまって心臓を圧迫するのだそうだ。

 

 今日は血液検査と胸部X線検査。ここは市民病院と違って早い早い・・・。採血だって、本を2頁も読まないうちに呼び出されるし、レントゲン室だって、本を取り出す前に呼び込まれた。写真撮影も数秒でおしまい・・・。

 

 患者さんだってこんなものだ。ま、結果、肺は大丈夫、次回もレントゲンで再検査するそうだが、たぶん、このままで大丈夫の筈。血液検査もいつも通り・・。肝機能に異常値が診られるが、そのほかはOK。ま、アルコールを控えなさい・・・ということだ。血圧も心音も異常なし。

 

 検査や診察は早いのだが、血液検査に1時間はかかるので、どうしても病院を出るのは10時半過ぎ・・・。だから、今日はここでのお昼になった。東かがわ市松原、県立病院少し東にある一般店の「陣内うどん」。

 

 で、今日は気分を変えて・・・ヘルシーな「梅若うどん小」で400円。若布うどんの上に梅干しが載っているので「梅若」うどん。わかめうどん・・・というイメージで、梅干しはほとんどアクセサリーに過ぎない。

 

 うーむ、今日も千葉乗隆先生の「念仏ひとつ 手ぶらで帰る」という本を持って行っただけで、2頁は読んだのか・・・。全く、読む間もない病院の診察だった・・・。

 

 それでも検査ほかで6,350円の診察料と8,650円の薬代が・・・。今月の医療費で我が家はパンクしそうだ・・・。さっちゃん用のエアーマットも近く届くらしいし・・・。床ずれ防止用のエアーマットだ。身体が動かせないから・・・。

 

 午後からは、学会提出用の資料の確認やら資料一覧表、送付表の作成やら宛名印刷やら・・・。6月あたまの学会もどうなるやらわからないが、とりあえずは送っておかねばと。

 

 今日の掲示板は、特に意味もなく、これになった。「善し悪しの写る姿の影法師 よくよく診れば吾が姿なり」というもの。 自分の鏡に写る姿というのは、よくよく考えてみれば、自分の心の善悪を映しだしているようなものだということだと思う。影は実際の姿が地上に映ったものだが、それは、かならずしも本当の姿ではないし、自分の心の姿が投影されたものとし、その影を、よくよく反省の材料として、見つめるべきであると教えてくれているのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

無骨さを まねて生きたい 霜の朝

$
0
0

 さぬき市地方は高気圧に覆われるため、はじめは晴れていたが、気圧の谷が接近してきたためか、次第に雲が広がってきた。夜遅くには雨や雪が降るのかも知れない。気温は0度から11度、湿度は52%から84%、風は1mから2mの弱風・・・。

 

 しかしのかかし、一日が早い早い・・・。まるでブログの更新ばかりをやっているような雰囲気。雨戸を開けて回って・・・おうどんを食べたら雨戸を閉めて回ってブログの更新・・・。そればかりのような毎日・・・・。

 

 ブログ友達の「おじょもめぐさん」から、さっちゃんへのフラワーアレンジメントが届いた。さっちゃんの米寿のお祝いのお花らしい・・。めぐさんもお母さんの介護なんぞで大変なのにすみませんねぇ・・・。早速にさっちゃんの枕元に飾ると、さっちゃんも大喜び・・・。

 

 朝の間、けいこばぁは確定申告用の証明書とか源泉徴収票とかの書類集めに奔走していて・・・。あらかた、資料は揃っているんだが、JAさんとか市役所とかは窓口に行かないと発行しないものがあって・・・。

 

 けいこばぁが11時過ぎに戻ってきたので、入れ替わりにおうどん屋に急行。そういう時間的なものもあって、近くのここに寄った。さぬき市大川町富田中にある手打ちうどん杉本である。

 

 で、相変わらずのしっぽくうどん。ま、野菜が多く入っているおうどんが良かろうということでこればっかり。ここも、しっぽくは個人用に片手鍋で温めるので数分間待たされる。

 

 ここの麺・・・。うどんの耳のような太くて硬い部分も一緒に入っている。これはラッキーなのか、アンラッキーなのか・・・。まさに手打ちうどんの見本のようなおうどんではある。

 

 午後からはエアーマットが搬入されてきた。背骨や腰が動かないさっちゃんは、姿勢が変えられないので「床ずれ」ができると困るので、この「医療用エアーマット」で、自動的にマットの形状が変化するようになっているらしい。

 

 で、歩行器や普通の車いすもお返しした。で、新たにリクライニング式の車いすを持ってきたが、あくまで車いすのリクライニング式なので使えない。ストレッチャー方式を探すまで、預かることになったが、事態が数日ごとに変化するので、ケアマネさんとか地域連携室とかとの綿密な連絡が欠かせない。もう、ポータブルトイレも使用できない状態になっている。薬も睡眠剤と痛み止めになってきているし・・・。

 

 学会宛に、「二十四輩遺跡調査研究資料」一式は送付した。学会での発表になるかどうかは審議次第で、それはそれでどうでもいいこと。学会誌に掲載されたらそれはそれでいいと思う。学会に参加できるかどうかも分からない状態だし・・・。次なる研究項目を探さねば・・・。

 

 夕方になって、空が曇ってきてあやしい雰囲気になってきた。今夜からは雨だろうか。明日には寒くなると言う予報だが、雪になるのかもしれない。この終末の予定はない。

 

 今日の掲示板はこれ。「老病死は自然である その老病死する事実に向き合わず 逃げ回っている我々の姿を無明という」というもの。生まれたいのちは、その瞬間から「老病死」を抱いて生まれている。それが全てのいのちに共通する自然である。その事実に向き合わずに、自分だけは死にたくない、老いたくない、病になりたくない・・と、逃げ回っている姿を「無明」というのである。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

忘れずに 北風小僧が やって来る

$
0
0

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、概ね晴れていたが、やまあいでは雲が広がり雪や雨の降っている所があった。気温は7度から時間がたつほどに下がってきて夕方には1度にまでなった。風は4mから7mの西北西の冷たい風が吹き荒れてきた。

 

 今朝は朝からナースコールならぬ「すぐ来いコール」のチャイムが鳴り響いた。血圧が下がったとか胸が苦しいとかというていたが、お昼前にはおなかが空いたとか、おかずが足りないとかと・・・元気なことだ。

 

 朝の間は、そういうことで待機をしていたのだが、いつものように元気なので、夕食の買い出しほかで出かけた。

 

 で、高松市三谷町の「根っこ・三谷店」に寄ってみた。ここは駐車場も広いし、店内も広いので安心して立ち寄れるセルフのお店だ。それに11時前だとこんなもので誰もいない・・・。

 

 で、毎度毎度のしっぽくうどん小で420円だったか。具材もしっかりと入っているし・・。

 

 しかしのかかし、今日の風は強くて冷たい・・・。若い頃には寒くても雪が降っても平気の平左で走り回っていたのに、最近はすっかりとおじいさんだ。風をみただけで部屋から出たくなくなってしまう。

 

 で、帰りにものはついで・・・ということで、ここに寄ってきた。さぬき市大川町富田中にある「さぬき市歴史民俗資料館」とりたてて珍しいものがある訳やないのだが、たまたま、立ち寄ったという程度。入館料はおとなで100円。

 

 これが瓦製の「番屋こたつ」というもの。もう、グーグル検索しても「番屋こたつ」ではヒットしなくなった。もう、こんなものもなくなってしまったんだな。

 

 こちらも「ばんやごたつ」としてある。この中に、炭火を入れて木灰をかぶせて温度を調節していた。これを布団の中に入れて足を温めていたもの。

 

 一方、こちらは「鉄砲風呂」と呼ばれていたもの。木桶に鉄製の釜と煙突のついたものだが、効率が悪かったためか、五右衛門風呂が取って代わり、やがて、ガス風呂に変更されてしまった。

 

 そうそう・・こういうパーソナル・コンピューターもあった。2DDとか2HDとかいうフロッピーディスクを指し込んで使ったもの・・・。館内には誰一人としておらず、底冷えのする寒さだったもので、早々に帰宅して書斎に飛び込んだ。

 

 お昼からはチャイムは鳴らないので、読書三昧・・・。でも、すぐに眠たくなってしまう・・・。それに仏教用語は難しいし、漢文の読み方が思い出せない・・・。レ点とか、「一」「二」とか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「いいところも悪いところも 丸ごと あなた自身じゃないですか」というもの。松原祐善さんは大谷大学の元学長さん。仏教という教えは「いいところも悪いところも 気に入ったところも気に入らんところも丸ごとあなた自身じゃないか。自分自身を丸ごと大切にできなかったら、どうしてまわりの人を大事にできるのか」という教えである。あなたはあなたになればいいという教えである。いいところも悪いところも、気に入ったところも気に入らないところも丸ごと引き受けて、あなたはあなたになればいいし、私は私になればいいという教えである。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

さざんかの 嬉しいことは 小声にて

$
0
0

 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雪の降っている所があるらしい。気温は2度から4度、晴れ・曇り・みぞれ・雪・曇りとめまぐるしい一日。風は4mと8mという西北西の風。

 

 今日は「冷たい」一日になった。昨夜、さっちゃんが「胸が苦しい・・」と言うので、掛かり付けの医院に連絡したが、ケアマネさんがやってきたので安心したのか、その後はおとなしく休んでくれた。おとなしいというても、空き瓶を床に落としたり、夜中に電灯をつけたり消したりと何かをやっている。

 

 これが、「ワイヤレス・チャイム」。いつもは二階の階段の上に取り付けてあって、さっちゃんが手元のボタンを押すと、これが鳴り響くもの。今は、よく聞こえる場所に持って歩いている。

 

 今日も買い物のついでで、ここに寄った。さぬき市長尾西にある「笠堂や」というセルフのお店。10時半ごろにおうどんを食べるとなると、ここが便利だから、ついつい、ここに落ち着く。

 

 で、いつもの「しっぽくうどん小」で、350円。今日はいなり寿司2個セット150円で合計、500円。一個はさっちゃんのお昼用に持って帰る。こういうものだと手で握って食べてしまう・・・。

 

 夕食の食材と缶ビールなどを買ってから、山の旧宅へ行って、けいこばぁの喪服用草履を探してきた。準備できる物は準備しておかないと・・・。昨日も・・訳のわからんことを言い出すし、やることにもおかしなことも多くなってきたし・・・。

  

 昼からは雪も降り出してきたが、積雪までには至らない。風が吹いて雲間が晴れると一瞬で元の風景に戻ってしまう。

 

 昼からは掛かり付けの医師が往診をしてくれたし、痛み止めの点滴をしてくれた。その薬が効いてくれている間はおとなしくしているのだけれど・・・。

 

 風がやむと暖かそうな風景にはなるのだが、空気はやっぱり冷たくてきびしい。だから、今日も仏教書を読むしかない一日。でも、落ち着いては読めないので、目が頁の上を流れてゆくばかり・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人間は自分の都合で鬼といい福という」というもの。人間は思想や考え方によって、身の回りのものを判断し、決めて来たようだが、今度は逆に、その事に惑わされ、苦しめられているのではないかと思ったりする。親鸞聖人は、物事を自分の都合で判断していく心を、“罪福信“という言葉で教えて下さっている。自分にとって都合がよければ善し、都合がわるければ悪し、としていく心である。

 

 鬼は、怖くて、恐ろしく、災いをもたらす存在として考えられてきた。しかし、それは、本当に存在するものではなく、全てを思い通りにしていこうとする、私たちの自己中心で、身勝手な心が、鬼の正体として表されているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


野も草も はや一月の 暮れかかる

$
0
0

 さぬき市地方は冬型の気圧配置が緩み、概ね晴れていたが、山間部では雲が広がって、一時粉雪の舞う天候になったが、すぐに晴れ渡ってしまった。気温は氷点下2度から6度。湿度は48%から70%、風は2mから4mの北西の風、冷たい一日になった。

 

 母のさっちゃんは、薬が効いている間はぼけたようなことを言うし、薬が切れると「痛いから入院の支度をしてくれ」というし、どうしたらいいのかがよくわからんようになってきた。「こんなものは食べたくない」というかと思えば、「おなかがすいたから何か食べさせて欲しい」ともいうし・・・。

 

 朝の間は、一階をけいこばぁが、二階は私が掃除をすることになった。うっかりと、一週間もすれば綿ぼこりが盛り上がってくる。特に二階には舞い上がってくるものかほこりが多い。PCを移動させ、おこたの布団をベランダに干して・・・掃除機をかけて。終われば、おこたもPCも元に戻して・・・。

 

 おさるの親子もひなたぼっこだろうか、山の斜面で遊んでいる。おとなしくしてくれればいいのだけれど・・・。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市志度にある「讃岐うどん根っこ」というセルフのお店。

 

 で、例によって、例の如くにしっぽくうどん小で420円。ここも具材が盛り上がっていて、どこからお箸をつけたらいいものかと迷ってしまうほど。

 

 ま、冬季限定のしっぽくうどんはまだまだ食べられる。

 

 お昼過ぎには粉雪が舞い始めたので、お布団を取り込んだのだが、取り込んで終わったら・・・すぐに晴れてきて太陽が輝き始めた・・・。ま、仕方がないことだ。

 

 午後からも、「すぐ来いコール」が何度も鳴らされて、「痛いので、入院の手続きをして欲しい」というので、「今日は日曜日やから・・・」というても、「救急車を呼んでくれたら入院させてくれる」と、言い出して聞かない。あれほどに「入院は絶対にしない」「お仏壇の前で寝かせて欲しい」というてたのに、最近は「入院させて欲しい」というばかり・・・。

 

 火曜日の29日には市民病院での診察、30日には我が家で「サービス担当者会議」が行われるので、その結果待ちにしたいのだけれど・・・。それまでは「緩和ケア」しかないと思うのだけれど・・・。

  

 今日の掲示板はこれ。そろそろ二月、鬼の受難日がやってくる。「鬼という おそろしきものはどこにある 邪険の人の 胸に住むなり」一休さんの言葉らしい。昨日の言葉同様に、この私のこころの内にこそ、鬼が住み着くと言うことらしい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

こうやって 枯れて行くんだ ススキの穂

$
0
0

 さぬき市地方は冬型の気圧配置が緩みつつあり、雲が広がっており、気温は0度から6度。湿度は60%から80%、風は西北西の風が3mから5m・・・。昨夜からの雪も午後には消えてしまった。

 

 これが今朝の雪。朝、目覚めると、あたりは一面の銀世界・・・。

 

 さて・・・、昨日の昼頃から喉が痛み始め、夕食時には熱も出てきて・・・そうそうにやすむことにしたのが午後七時。滅多に熱は出ないのに、37.9度にもなって寒気がしだして頭が痛くなってきて・・・。とりたてて何をしたわけでも、誰に会ったという訳でもないのに、突然・・・。

 

 その夜・・・九時頃になって、携帯電話でけいこばぁから「すぐに来て!」というので降りて行くと、さっちゃんが・・・大声でなにやらわめいている・・・。「あそこにおいてあるみかんは腐っているから、どこぞへ捨てておかんとカラスが集まってくるので・・・なんたら、かんたら・・」。睡眠薬を飲ませたら幻覚症状が出るのだとか・・・。それが22時ごろまで続いたとか・・・。

 

 悪いけれど、私の方も頭痛と寒気でどうしようもないので寝かせてもらった・・・。こういうことがしばらくは続くのかもしれない。で・・・、目覚めたら・・・雪だった。

 

 お仕事に行くころは、雪だ・雪だと大騒ぎしたものだった。雪だ・スリップだ、渋滞だ・・・ということで、早めに出たりしたものだったが、けいこばぁがお仕事をやめてからは、雪だろうが台風だろうが全く気にならなくなった・・・。

 

 おかげで・・・、さっちゃんも私も朝になれば平気の平左・・・。昨日のことが夢か幻か・・・。ま、そうは言うても、私の喉の痛みは残っているし、さっちゃんの病気は治ったりはしないのだけれど。

 

 讃岐のお昼ということで、例によって例の如く・・・さぬき市志度の「こがね製麺所・志度店」に寄って、栄養補給。

 

 今日は豪華に・・「温泉玉子入り肉ぶっかけ小の温いん・わかめ入り」これで、420円だった。しかしのかかし、最近、ナイトキャップ風で、「玉子酒」を毎晩頂いているのに、風邪に効果がなかったとは・・・。昨夜はアルコール禁止!ということで寝たけれど、今夜は製法を変えて、「正式版・玉子酒」を実験してみるか・・・。

 

  朝には銀世界だったさぬき市のやまあいの集落も、午後にはすっかりと元の状態に戻ったけれど、少し山の手に進むと、まだまだ、雪はしっかりと残っていた。

 

 さてさて、今夜はまた、どんなドラマが巻き起こることやら・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分は正しい 自分は賢いというところに立っている これが人間の迷いのもとです」というもの。私たちは「迷い」と聞くと、右に行ったら良いのか、左に行ったら良いのかと迷っている様をイメージしがち。しかし、仏教における「迷い」とは、「こうに違いない」「こうあるべきだ」という「思いこみ」のことを指すのである。思いこんでいる時に、その思いこみに気付くことはないし、気付かないからこそ「思いこむ」というのであろう。その思い込みをやめることはできない私たちだが、そのことに気づくことが大切だというているのである。迷いを断ち切ったりはできないが、その迷いに気づくことが大切だというのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

焦げ付いた 手鍋捨てようか 初不動

$
0
0

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れている一日だった。気温は0度から9度まで上がったし、湿度は66%から72%、風は1mから3mの微風・・・。ま、晴れていい一日だった。

 

 確かに「肩風邪」かも知れない・・・。両肩が痛いようにもしびれるようにも感じる今日この頃。とにかく、「すぐ来い・コール」のチャイムがよく鳴る・・・。スプーンを落とした・お茶をこぼした・痛みが激しいので痛み止めが欲しい・胸が苦しい・ああ、寒気がするのはもう死ぬ前兆だ・喉が渇いた・まんじゅうが欲しい・・・。血圧も脈拍も全くの正常値・・・。

 

 今日は市民病院での診察日。けいこばぁは万一に備えて玄関周りの掃除。私がチャイム担当で二階と一階とを行ったり来たり・・・。そろそろ預金通帳の準備とかも・・・。

 

 で、早めに・・・というても11時前にみんなで我が家でおうどんを食べて、市民病院へ行く準備をして・・・。

 

 このニューマシンが、「フル・フラット車いす」で、これを全て伸ばすと,ストレッチャーみたいになる。これにさっちゃんをよいしょと乗せて、介護タクシーで市民病院に行った。さすがに私の箱バンでもストレッチャーは乗せられない・・・。

 

 私はその間に、夕食用のポン酢、灯油用自動ポンプ、それ用の乾電池、私の風邪薬などを買ってから病院に行くと・・・・

 

 「お母さんが・・・・入院すると言うて、聞かないの・・・」

 

 「なんじゃ、それ・・・」!あれほど・・「入院は絶対にしない!」「お仏壇の前で死ぬ」、「何があっても病院には入らない!」と、息巻いていたのに・・・この場に及んで、何を言うのか。「嫁や息子が何もしてくれないので、家では死にきれない・・・」そんな、ご無体な。

 「二〜三日、あずかりましょか・・・」というので、お願いすることにしたが、入院には入院の手間暇がかかるし・・・。

 

 ただし、本人の希望で、「面会謝絶」・・・になっているので、病院には絶対に行かないように。

 

 在宅介護用に、最新鋭の介護器具を揃えて、つききりで介護しているのに、なんとまぁ、わがままというか、認知が進んで来ているものか・・・二人とも、あきれて、二の句が継げない・・・。

 

 今日の診察の様子を見て、明日の午後、「サービス担当者会議」で、みんなが集まって介護サービスの内容を検討するはずが、さっちゃんのわがままで空中分解。それはないよなぁ・・・。

 

 今日の掲示板。「本物の鬼は 人の面を被っている」。誰しもそんなもので、やさしそうな人の顔だけれど、心の中は本物の鬼だらけだと思う。牛を食べ、豚を食べ、米を食べ、野菜を食べ、魚も食べる。子を殺す親もいれば、親を殺す子もいるし、体罰だ、いじめだと、平気で教え子を暴力でいじめる教師・・・。「ほんものの鬼は人の面を被っている」。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

山茶花に 朝の眠さを 見透かされ

$
0
0

 さぬき市地方は寒気の影響で雲の広がっている。気温は3度から10度、湿度は78%から54%に、風は2mから4mの北西の風。午前中は暖かったが、午後からは冷え込んできた。

 さて、今朝、目覚めたら8時半・・・。トイレに起きたのが5時半で、「あ、まだ、少しばかり早い・・・」と、寝たのだが、気がつけば8時半・・・。よく寝たものだ・・・。

 

 で、ぽち(正式には『ごん』だが・・)の散歩から戻ると・・・けいこばぁの車がない。どうやって戻ってきて、どうやってキーを探して乗っていったんだろ・・・と、考えてみるが思いつかない。もちろん、ぽちに聞いても返事はない・・・。

 

 家中の雨戸からドアから全てに施錠されていて、朝に、全てを開けたのだから間違いはない・・・。あのアトレーは盗まれたんだろうか・・・。などと、朝からパニック症候群・・・。

 

 なんのことはない。昨日の夕方、私と一緒に病院から戻ってきて、下着だの日用品だのをアトレーに積んで出かけて行ったことを、すっかりと私が忘れていただけのことだった。なにせ、鬼の居ぬ間のなんたらで、禁止されている「玉子酒」を呑んで、高いびきで寝てしまっただけのことであった。

 

 それだし、さっちゃんの部屋に多量の湿布薬があったもので、それを湯上がりに肩に四枚ほど張って寝たら・・・これがものすごく気持ちが良くて・・・。でも、何が原因で、こんなにも肩が凝るんだろうか・・・。パソコンも控えめなんだけれど・・・。

 

 ということで、近くの町内のセルフうどんのお店、「手打ちうどん・すぎもと」のしっぽくうどん小400円を食べて、病院へ駆けつけて奥方と交代。けいこばぁがお昼を食べて昼寝をしている間、私がさっちゃんの見守り・・・。お昼のおかゆなんぞを食べさせたりして。

 

 さっちゃんは、胸に張る痛み止めですっかりと落ち着きをみせている。時に聞こえてくる「リハビリ」用の童謡に合わせて大きな声で歌ったり手拍子を打ったりしながら遊んでいる。

 

 この市民病院はつい最近に新築されたものだからきれいでさっぱりとしている。私の行く県立病院とはレベルが違うせいか、ここはコンパクトにたくさんの機能が詰め込まれている。だから、讃岐弁で言うところの「せせこましい・・・」。ここは病棟である。

 

 午前中には混雑する駐車場も、お昼からはこんな風にがらがら・・。こういうスペースが何面もある。

 

 親戚筋からは、「お金がないから母親を病院に入れないのか」とか、「お金が惜しくて自分ちで親を看るのか」とかと言われるし、そういう面では、一時的になるかどうかはわからんが、ま、特別室に入れてもあるので、そういう面では安心だけれど、これが長引けば,本当に・・・どうなることかわからない。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は迷って鬼となり 悟って仏となる」というもの。「心は人を畜生にする。迷って鬼となり、悟って仏となるのもみなこの心の仕業である。だからよく心を正して道に外れないよう勤めるが良い」般泥洹経という教典にあるらしいが、詳しいことはわからない。ま、要するに、鬼になるのも仏になるのも、この私のこころ次第であるというているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

行き暮れて 一人夜長は 酒が友

$
0
0

 さぬき市地方の31日は高気圧に覆われて晴れている。気温は2度から9度、湿度は80%から52%、口の中が乾いてしようがない。お茶を飲んでも水を飲んでもそのときだけ・・・。風は2mから5mの南南西の微風が少しばかり・・・。

 

 今日は午前6時前にはきちんと起きた。で、思い出したように、ブログのタイトルを記事一覧から拾い出して、それをMicrosoft Wordに読み込んで、俳句集に貼り付けた。そうすれば、2年間の俳句集ができあがった。

 

 もう、こうした俳句集は十数冊になる。普通は、一年に一回ずつだったのだが、ここ2年ほどは休刊状態だった。俳句どころではなかったし、けいこばぁのお父さんが亡くなってからは句集を作っても読んでくれる人もいなくなっていたし・・・。

 

 今年のタイトルは、「はいくる・じぃじぃ」になっていた。なっていた・・・というのは、一昨年だかに、句集を作り始めて、途中でギブアップしていていたのだった。「俳句をする」というので、「俳句る」として、後に「爺:じじ」をつけて、「はいくる・じぃじぃ」としたもの。24年版ということで、「?:4」をつけただけ・・・。沖縄弁を意識したわけではないが、音感を良くしただけのことかも。

 

 ま、これはプロトタイプ(試作品)。中身をよく読んで、おもしろくないのは削除したり、修正したりもするし、構成も考えてみたりしたいし・・・。この俳句集は100頁、1頁に8句、つまり・・・800句が収蔵されている。ということは、約3年分ということか・・・。

 

 で、今日のお昼はここに寄った。木田郡三木町上高岡にある「手織うどん・滝音(たきね)」というプチセルフのお店である。弟の家に用事があって、そのついでに足を伸ばしたということで・・・。

 

 で、今日のメニューは「肉わか」うどん小の温いんにした。420円だった。つまりは、わかめ入り肉ぶっかけうどんということである。お肉もわかめもたっぷり入っていた。

 

 弟の家では、もみがらを少しばかり頂いてきた。みかん箱二箱っていうから、こんなにはいらないだろうが、余ったらけいこばぁが野菜畑に使うってことだし・・・。

 

 で、今日も市民病院に寄って、奥方と交代。私はお昼を食べさせればご用は終わりの筈が、「退屈だから本を読みたい」というし、本を渡せば、「メガネがないからメガネを持って来て・・」という。メガネを自宅まで戻って持って行くと、「みかんが食べたい」というので、スーパーに寄ってみかんを持って行くが、その頃には、もう、居眠りをやっている。

 

 お昼はテーブルの位置を調整すると、自分でおかゆやジュースやらを食べてくれたので楽だったし、出されたものはほぼ完食した。

 

 新聞とメガネを渡すと、「もう、ええよ・・・」というので、私は戻ったのだが・・・。私が家に着く寸前に、病院から電話があったらしい・・・。仕方がないから、けいこばぁが病院に駆けつけると・・・高いびきで寝ておるのだと・・・。全く、睡眠剤を飲むと、何を言い出すかわからない・・・。ま、しばらくは「はい」「はい」と聞くしか仕方があるまい・・・。吾が行く道じゃもの・・・。

 

 ところがである。夕方になって、突然にさっちゃんとけいこばぁが喧嘩状態になって・・・。私がまたまた、病院に呼び戻された。話はこうだ。さっちゃんが「病院に飽きたので、今すぐにでも帰りたい」と言い出して・・。けいこばぁが「夜は無理だから、明日になって先生の許可をもらわねば・・・」みたいなことで・・。予想はしていたのだけれど・・。

 

 仕方がないから、今夜は「木曜八時のコンサート」でも見ながら、おでんをさかなに一杯、やるかなぁぁ・・・。その前に、ぽちの散歩に、雨戸などの戸締まりに、洗濯物の取り込みなんぞ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。お友達のお寺にあったものだが、「やがて死すべきものの いま生命あるは ありがたし」というもの。これは法句経『ダンマパダ』にある言葉からで、

 ひとの生(しょう)をうくるはかたく  やがて死すべきものの  いま生命(いのち)あるはありがたし  正法(みのり)を耳にするはかたく  諸仏(みほとけ)の世に出づるも  ありがたし                    (友松圓諦訳) ということで、「いのちのとうとさ」について語られているところである。ただ自分の生だけを勝手にするのではなくて、自分の命をいうものにあまり我が儘を言ってもいけないし、で、その中で多くの人のご縁というものを本当に大事にしていかなければいけないことを教えている。普通の言葉で言えば、人生の出会いものである。       じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
Viewing all 3558 articles
Browse latest View live